正月気分もすっかり抜け、忙しい毎日に疲れがたまり始めてきた今日この頃。スタミナをつけたいときは、肉とニンニクに限る! というワケで、オーシャンズ看板モデルの三浦理志さんが、食べるだけでパワーがみなぎりそうなレシピをご紹介。
「ミウラメシ」を最初から読むニンニクをたっぷり使ったガーリックチャーハンに、ステーキを丸ごとドドーンとトッピングした一皿。最大のキモとなるのは、ニンニクをガツンと利かせた特製の「ゴールデン・オニオンソース」。三浦マーシーが長年の研究を重ねて黄金比にたどりついた自信作だ。
【今回のメニュー】
ガーリックチャーハン ステーキのせ
【材料(2人分)】
≪ガーリックチャーハン≫
ごはん 2合
ニンニク 2片
長ネギ 1/2本
牛脂 1かけ
レタス 3枚
バター 10g
白ごま 小さじ1
塩 少々
コショウ 少々
醤油 少々
オリーブオイル 小さじ1
[A] ※混ぜ合わせておく
酒 大さじ1
オイスターソース 小さじ1
≪ステーキ≫
ステーキ用の肉(サーロインなど)1枚(200~300g)
ニンニク(スライス)1/2片分
ブランデー(料理用)小さじ1
塩 少々
コショウ 少々
バター 5g
サラダ油 小さじ1
≪ゴールデン・オニオンソース≫
おろしタマネギ 1/2個分
おろしニンニク 1/2片分
醤油 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
ハチミツ 少々
【作り方】
◆1
オニオンソースの材料を混ぜ合わせておく。
◆2
ガーリックチャーハン用のニンニク、長ネギ、牛脂をみじん切りにし、レタスを手でひと口大にちぎる。ステーキ用の肉の両面に、塩・コショウをしておく。
◆3
ガーリックチャーハンを作る。熱したフライパンにオリーブオイルを引き、2のニンニクと牛脂を加える。香りが立ってきたら2の長ネギを入れて炒め、さらにバターとごはんを加えて炒める。パラッとしてきたらAを加えて、塩・コショウで味を調え、醤油をひと回しして火を止める。最後にレタスと白ごまを加えて混ぜ合わせる。
◆4
ステーキを焼く。別のフライパンを熱してサラダ油を引き、スライスしたニンニクを入れる。ニンニクがカリカリになったら取り出し、そこに2のステーキ用の肉を入れて中火で焼く。両面を焼いたらブランデーを加え、アルコール分を飛ばして肉を取り出す。
チャーハンとステーキは、準備万端に整えてから一気に炒めて、焼くべし!
ブランデーを加えて一気にアルコールを飛ばすフランベは、美味しいステーキの秘訣。
◆5
肉汁が残った4のフライパンに1を加えて煮詰め、オニオンソースを作る。
このゴールデン・オニオンソースがあるとないとじゃ大違いなのだ。
◆6
器に3のガーリックチャーハンを盛り、4のステーキをスライスしてのせる。仕上げに5のオニオンソースをかけ、さらにバターと4のニンニクチップをトッピングしたら出来上がり。
ちなみに、ステーキもチャーハンも美味しい状態で合体させて食べるには、手順をしっかり頭に入れて手際よく調理することが大切。同時進行が理想なので、夫婦や友人との共同作業、なんていうのも楽しそう。さらにちなみに、このゴールデン・オニオンソースはローストビーフやハンバーグにかけても美味。
みんな、うまい、らくちん! の頭文字をとった「ミウラメシ」。こんな料理を家族にふるまえば、オトーチャンの株も上がるってものではないだろうか!
<三浦理志 プロフィール>
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。
三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング
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