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2021.12.14

時計

ファッション好きが惚れ込む“レトロなメカっぽい時計”。その一部を見せてもらった

専門家顔負けの知識を持つ森山真司さんは 幅広いジャンルの時計に関心を寄せているという。
ディストリクト ユナイテッドアローズ セールスマスター 森山真司さん Age 53●ファッション業界で30年以上のキャリアを持つ、ディストリクト ユナイテッドアローズの看板スタッフ。この数年、『スター・ウォーズ』のブームが再燃し、大型プラモデルの製作にどっぷりハマっているらしい。
「子供の頃から興味があって、父親の時計をいじりすぎて壊してしまったり、映画の小道具として使われたモデルを熱心に調べていたことが原体験になっています」。
現在、森山さんが所有している数々の時計のなかでも、クオーツはとりわけ個性的な顔ぶれが揃っている。
「基本的にはクロノグラフのような、メカメカしい時計が好きなんです。デジタルの多機能時計もそれに当てはまると思います。特に防水性に不安のあるヴィンテージウォッチはデイリーに愛用しづらいので、夏場や雨の日に活躍してくれます」。
時刻を知ること以上に時計に求めているのは、ガジェットとしての面白さにあると森山さんは言う。
この日の服装に合わせたセイコー×ジウジアーロ・デザインの「SBJG007」は、セットアップの色みに馴染むことがセレクトの理由に挙がる。
セイコー×ジウジアーロ・デザインの「SBJG007」。幾度か復刻されているドライバーのために考案されたデジタルウォッチ。機能の切り替えは回転ベゼルで行う。こちらのグレーカラーは、ユナイテッドアローズの別注モデルだ。
「時計選びに厳密なルールは設けてないのですが、大小問わず極端なサイズ、手持ちの服の色みに合わない色の時計は選ばないかもしれません。多機能時計はひと癖あるデザインが多いと思いますが、そこを逆手に取って着こなしに取り入れるのが面白いんじゃないかな。
ファッションは“ハズしが重要”って言いますよね。時計なら悪目立ちすることもないので、良い塩梅かなと」。


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