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2018.12.14

あそぶ

いつもの冬着でOK! 2380円のカーリング教室で準備すべきアイテムって?

短期連載「手ぶらで参戦する、夫婦カーリング」Vol.2
氷上のチェスと呼ばれる、カーリング。4人1組で行うことで知られるが、じつは2人プレーも可能。ペアでの戦略性が楽しめて、大人の夫婦にぴったりのウインタースポーツなのだ。2500円以内で体験できるカーリング教室について4回にわたって案内しよう。今回はカーリングのウェアとアイテムをレクチャー。
Vol.1「この冬、夫婦でいかが? 五輪選手が語るペアカーリングの魅力」を読む
カーリングの愉しさを体感するべく、軽井沢までやってきた酒井さん一家。前回はその魅力と奥深さについて、日本屈指のカーリング選手・山口剛史選手(34歳)から話を聞いた。一同のテンションもアガったところで、いよいよカーリング体験のスタート!

身にまとうべきウェアとは? カーリングの“キホン装備”

まずは受付でシューズ選び。軽井沢アイスパークの場合、体験料2380円(60分)に、カーリングシューズと、ブラシのレンタル代が含まれている。


山口選手に選んでもらったら、更衣室で推奨されているウェアに着替えるのだが、基本的に自分で揃えられるものばかり。というより、冬用の防寒着がほぼそのままウェアとして利用できる。
ビシッと着替えを済ませた酒井さん一家。動きやすい防寒着にグローブ、ニット帽という出で立ち。リンクは5〜8℃と寒いので、防寒を怠るのはNG。
ちなみに、防寒着を除いた装備品はレンタルも可能。あったかい格好さえしておけば、手ぶらでカーリングを楽しめるのだ。
ニット帽は防寒だけでなく、滑りやすい氷上で頭を守るのに欠かせない。
氷上を滑るときには膝も支点にするため、膝当ても必需品(レンタル可)。
グローブは指を1本ずつ通せるタイプを。
なお、受付で借りたカーリングシューズ。一見ただのスニーカーだが、靴底につけるゴム製のカバーが付いている。果たしてどんな秘密が?
「カーリングシューズの靴底は、摩擦の少ないテフロン加工が施されています。カーリングのテレビ中継を見ていると、選手がスーッと氷上を滑っていますが、それはこの靴底を支点にしているから。さらに、氷上でも安全に移動できるよう、もう片方の足には滑らないようにグリップ力のあるゴム製のカバーを。右利きなら左足に、左利きなら右足にカバーをつけて安定させます」(山口選手、以下同)。
靴底を滑りやすくしたカーリングシューズ。正式には「スライダー」という名称。
「グリッパー」と呼ばれるゴム製のカバー。



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