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2020.08.06

たべる

茅場町のおばんざい割烹で、看板娘が作る“おわん料理”に宇宙を見た

「看板娘という名の愉悦」とは……
日本橋茅場町。東京駅へは徒歩圏内で、証券会社が林立するいわゆるオフィス街だ。そんな街にも看板娘はいる。
日本橋茅場町。東京駅へは徒歩圏内で、証券会社が林立するいわゆるオフィス街だ。店の名は「煮炊きや おわん」。
ビルに埋め込んだかのような店構え。
店の名は「煮炊きや おわん」。おばんざいとおでんが売りの割烹居酒屋だ。
こちらのかわいい看板が目印。
「夢への扉」の一歩手前という好立地。
なかを覗くと、早い時間帯にも関わらず盛り上がっている。
10人で満席というこじんまりとした仕様。
カウンターに座ってドリンクメニューを見る。日本酒に力を入れているようだ。
「純米酒を中心に、常時8〜10種類を置いています。お料理がさっぱりめなので日本酒はがっつり純米が合うんです」。
「若手杜氏を応援したい」というラインナップ。
看板娘に高知の「文佳人」を勧められた。文の佳人とはすなわち、文芸に秀で、教養にあふれた美人の意。グラスは550円。いただきましょう。


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