この記事では東野圭吾のおすすめ作品を紹介しています!
1985年のデビューから、2024年の現在に至るまで第一線で活躍を続けている東野圭吾。
その作品数は非常に多く、一体どれから読み始めたらいいのかわからないといった方のために、数ある作品の中から33作品に絞って紹介していきます!
各作品のあらすじやメディア化の有無なども含め紹介しています。
最後まで読めば、きっと自分の読みたい作品が見つかるはずです!
また数の多い東野圭吾作品を読む際のおすすめの方法についても紹介しています。
東野圭吾とは?どんな作品を書く作家?
東野圭吾は多くの推理、サスペンス小説を輩出してきたミステリー作家です。
初期は学園ものやエンタメ小説など幅広いジャンルを執筆していましたが、その後はガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズといったミステリー作品が多くを占めています。
第31回江戸川乱歩賞の受賞とともに作家デビューを果たしました。
その後も複数の賞の候補作品を生み出し、2006年発表の『容疑者Xの献身』では第134回直木三十五賞を受賞するなど、名実ともに兼ね備えた作家です。
特に1998年発表の『秘密』で直木賞を筆頭とした3つの賞にノミネートされ大ブレイク。
その名が多くの人に知られることになりました。
理路整然とした語り口や推理の組み立て、そして深い部分まで映し出される登場人物の内面描写が魅力の作家です。
東野圭吾の人気作品!おすすめの名作33選
この記事では、東野圭吾の人気作品を33作品紹介していきます。
おすすめが33作もあるなんて…
と、思うかもしれませんが、それだけ多くの名作を生み出しているということでもあるのです。
各作品のあらすじやおすすめのポイントを紹介していきますので、読みたくなる作品をぜひ見つけてください!
容疑者Xの献身
シングルマザーの花岡靖子は、娘の美里と裕福ではないながらも充実した日々を過ごしていました。
しかしそこに現れたのは元夫の富樫慎二。
彼は二人をどこまでも追いかけ、暴力を振るい、そして金をせびります。
ある日、富樫に抵抗した靖子と美里は、あやまって富樫を殺してしまいました。
そして天才数学者である隣人の助けを借りて、事件の隠蔽を企てます。
一人の天才によって難航する警察の捜査。
そこで刑事の草薙は、もう一人の天才物理学者・湯川に、事件の解決を求めます。
事件の迷宮化と解決、正反対の目的をもった二人の天才が火花を散らす、傑作ミステリーです。
こちらはガリレオシリーズの3作目で、直木賞を受賞している作品です。
シリーズものではありますが、それぞれの作品は独立しているため、その作品から読んでも楽しむことが来ます。
東野圭吾の最大の魅力をまず知りたいという方におすすめの作品です。
出版社 | 文藝春秋 |
出版年月 | 2005年8月 |
ページ数 | 360ページ(単行本)、394ページ(文庫) |
映像化 | 2008年10月4日(映画) |
探偵ガリレオ
とある人通りの少ない通りで火災が発生。
それにより現場にいた若者たちのうちの一人が焼死してしまいました。
警察は現場にあったポリタンクが出火の原因だと推測しますが、当時居合わせた若者たちの証言とは大きく食い違い、捜査は難航します。
刑事の草薙は、進展のない事件に活路を見出すべく、大学時代の友人で天才科学者である湯川学の元を訪ねます。
果たして出火の原因は、そして犯人は誰なのでしょうか。
東野圭吾を代表するガリレオシリーズの第一作目です。
短編集となっており、上記のあらすじは第一章のもの。
ここから、あまりにも有名なガリレオシリーズが始まりました。
それぞれの短編はサクサク読めながらも、ぎっしりとした読後感が楽しめる作品となっています。
科学的で論理的な推理作品が好きな方におすすめの作品です。
出版社 | 文藝春秋 |
出版年月 | 1998年5月 |
ページ数 | 293ページ(単行本)、330ページ(文庫) |
映像化 | 2007年10月15日(テレビドラマ) |
白夜行
物語が始まるきっかけは、1973年に大阪で起きたとある殺人事件。
その事件の犯人と目星がつけられていた女性は、捜査の直前に自宅で起きた事故により亡くなってしまいます。
そして事件は迷宮入り。
しかし容疑者の娘である雪穂と、被害者の息子である亮司の周囲では、その後も不可解な事件が連続していきます。
当時から事件を追い続けている刑事・笹垣は、周囲の調査により二人の関連や事件の真相に近づいていくのでした。
二人の主人公の成長を、長い時とともに描いた長編ミステリーです。
周囲の調査によって主人公二人の心情が徐々に浮かび上がってくる構成は見事で、読み進めていくうちにどんどん作品世界にのめりこんでしまう魅力をもっています。
長編で読みごたえのある作品が好きな方におすすめです。
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 1999年1月 |
ページ数 | 512ページ(単行本)、812ページ(文庫) |
映像化 | 2011年1月29日(映画) |
手紙
主人公の武島直貴は兄の剛志と二人暮らしをしていました。
しかし剛志が強盗殺人で逮捕されたことをきっかけに、二人は離れ離れに。
それでも、獄中からの手紙を通して二人は交流を重ねます。
その後大学卒業、就職や結婚と、日々を積み重ねていく直貴ですが、その間に何度も兄の事件が明るみになり、そのたびにそれまでの人間関係が破綻していきます。
兄のせいで人生が狂わされた直貴は、その後どのような行動をとるのでしょうか…
犯罪を犯した者の償いや犯罪者の家族の生き方、そして人の絆とはどのようなものかに着目した小説です。
文庫刊行後わずか一か月でミリオンセラーを果たすなど、非常に注目度の高い作品です。
ミステリーだけではない東野圭吾の魅力を知りたいという方におすすめです。
出版社 | 毎日新聞社 |
出版年月 | 2003年3月 |
ページ数 | 327ページ(単行本)、428ページ(文庫) |
映像化 | 2018年12月(テレビドラマ) |
ダイイング・アイ
主人公である雨村慎介は、自身が起こした運転事故で死亡した岸中美菜絵の夫に復讐され、瀕死の重傷を負います。
九死に一生を得たものの、肝心の死亡事故の記憶がすっかり抜け落ちてしまいました。
そして欠落した記憶の真相を追い求める慎介のもとに突如現れた女性・瑠璃子。
彼女との出会いをきっかけに、事態は大きく動き出します。
失った記憶を取り戻そうとする中で浮かび上がる真実、そして瑠璃子に翻弄されていく主人公の姿を描いたハードサスペンスです。
加害者が自身の罪とどのように向き合うべきかを探る作品となっており、タイトル通り「目」が重要な役割を担っています。
強い緊張感のある作品を読みたい方におすすめです。
出版社 | 光文社 |
出版年月 | 2007年11月 |
ページ数 | 349ページ(単行本)、372ページ(文庫) |
映像化 | 2019年3月(テレビドラマ) |
悪意
物語はとある殺人事件から始まります。
有名な小説家が自宅で遺体で発見。
被害者の妻と旧友・野々口が第一発見者として調査され、その結果犯人が判明します。
犯人は自身の犯行を自供するも、なぜかその動機だけは頑なに明らかにしません。
そこで刑事の加賀は、捜査を進め、その動機を明らかにしようとします。
なぜ動機を頑として語らないのか、そしてなぜその動機が生まれるに至ったのか…
犯行の手口ではなく、殺人の動機に推理の焦点を当てた加賀恭一シリーズの作品です。
序盤で早々と明かされる犯人が描かれながらも、その動機が主題として展開されていく一風変わった作品となっています。
少しひねりが加わった推理小説が読みたい方におすすめです。
出版社 | 双葉社 |
出版年月 | 1996年9月 |
ページ数 | 309ページ(単行本)、379ページ(文庫) |
映像化 | 2001年11月(テレビドラマ) |
卒業
物語は、とある国立大学に通う女子大生・牧村祥子がアパートの自室で死体として発見されるところから始まります。
調査の結果、自殺として事件は処理されていようとしましたが、関係者の証言に食い違いが発生したことで他殺としても捜査が開始されます。
大学生名探偵・加賀恭一郎は調査を進めていきますが、その最中第二の事件が起こってしまうのでした。
事件が事件を呼ぶ王道ミステリー。加賀恭一郎シリーズの第一作目です。
文庫としてミリオンセラーを達成した人気作であり、シリーズの第一作目でもあるため、東野圭吾をこれから知るという方におすすめの作品です。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1986年5月 |
ページ数 | 319ページ(単行本)、372ページ(文庫) |
映像化 | – |
幻夜
借金を苦に自害した父の代わりに、叔父の敏郎に返済をすることになった水原雅也。
ある日、阪神淡路大震災が発生。混乱に乗じて、雅也は瀕死の敏郎を手にかけてしまいます。
これで借金の返済がなくなると思った矢先、彼は自身の犯行がある女性に目撃されていたと気が付きました。
女性の名は新海美冬。
彼女は雅也の犯行を目撃しながらも、警察に通報せず、それどころか彼の罪を隠蔽したのでした。
そこから始まる二人の奇妙なつながり。
そして希望を見出し、二人はともに上京します。
その先で起こる数々の事件。
東京で渦巻く陰謀に、刑事の加藤が立ち向かいます。
震災を生き延びた男女が織りなす推理小説です。
実在の事件が取り入れられた作品であり、虚実入り混じった物語展開が読み手の心をつかみます。
先ほど紹介した『白夜行』の続編的な立ち位置の作品ですので、『白夜行』を読んだ後におすすめの作品です。
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2004年1月 |
ページ数 | 528ページ(単行本)、792ページ(文庫) |
映像化 | 2010年11月(テレビドラマ) |
秘密
主人公・杉田平介は妻・直子と娘・藻奈美との三人で暮らしていました。
ある日、バスの事故により直子は死亡。
しかし同乗していた娘の藻奈美は、一時は力尽きたと思われたものの、何とか一命を取り留めました。
娘の生還に安堵したのもつかの間、平介は驚きの真実を目にするのです。
なんと、死んだはずの妻・直子の魂が、藻奈美の体に憑依していたのです。
平介はこの信じられない現象が周囲にバレないように日々を過ごしていきます。
しかし、ある日藻奈美の意識が再び現れるようになってきて…
一つの体に最愛の妻と娘が交互に現れるという異色な設定のエンタメ小説です。
本作は第52回日本推理作家協会賞の長編賞を受賞し、東野圭吾の出世作となりました。
悲しい事故に遭いながらも、特異な形で再び紡がれていく家族関係、そして歪な形でもなんとか幸せを掴もうとする家族の姿に、思わず涙してしまう作品です。
心温まる作品が読みたい方におすすめです。
出版社 | 文藝春秋 |
出版年月 | 1998年9月 |
ページ数 | 415ページ(単行本)、464ページ(文庫) |
映像化 | 1999年9月(映画) |
流星の絆
主人公は有明家の三兄妹・功一、泰輔、静奈。
彼らはある日、流星群を見るために夜中に外出します。
家に戻った後、なんと両親が惨殺されていたのです。
悲しみもつかの間、三人が引き取られた先で相次いで不幸に見舞われてしまいます
絶望的な状況の中で生き抜くために、自ら詐欺という悪事に身を染めてしまった三人。
彼らは犯人への復讐を固く決意し、日々を過ごします。
そしてとうとう、犯人と思わしき人物と接触できた三兄妹。
彼らはこれまでのように巧妙に犯人に近づきますが…
両親の復讐を遂げるべく、時効間近の犯人を追い詰めていく三兄妹の姿を描いたミステリーです。
刊行後まもなくテレビドラマとなり、長きにわたり愛されている作品となっています。
復讐の中で揺れ動く兄弟の心情や、そこで描かれる家族の固い絆が気になる方にはうってつけの作品です。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2008年3月 |
ページ数 | 494ページ(単行本)、624ページ |
映像化 | 2008年10月(テレビドラマ) |
ナミヤ雑貨店の奇蹟
舞台はとある廃屋から始まります。
盗みを働き、逃走していた三人の主人公・敦也・翔太・幸平は、廃屋に逃げ込みます。
廃屋の中でやり過ごそうとしていると、突然郵便口から一通の手紙が落ちてきました。
悩み相談がつづられた一通の手紙。
実はそこは、かつてどんな悩みにも真摯に応えてくれる店主が営んでいた店、ナミヤ雑貨店という店があったのです。
なぜ今になって手紙が落ちてきたのか、もしかして時を超えて投函されたのか。
疑問は残りつつも、三人は店主に変わり手紙の返事を書こうとします。
その手紙から奇跡の物語が始まるのです。
徐々に明らかにされていく雑貨店の秘密や三人の過去によって描かれる、心温まるミステリーです。
三人の少年が手紙を通して成長していく物語は、心温まる作品が読みたい方におすすめです。
出版社 | 角川書店 |
出版年月 | 2012年3月 |
ページ数 | 385ページ(単行本)、416ページ(文庫) |
映像化 | 2017年9月(映画) |
赤い指
妻と息子、両方に問題を抱える家庭を支えるサラリーマン・前原昭夫は、ある日息子の殺人事件の隠蔽に協力してしまいます。
刑事・加賀恭一郎は聞き込み調査により前原家に目星をつけ、彼らの犯した罪に迫っていきます。
捜査が進む中で明かされる前原一家の闇とは、そして追い詰められた昭夫が起こした最後の行動とは…
とある一家が引き起こした凶悪な事件、それを解決しようと奔走する主人公の姿を描いたミステリーです。
前原家の描写は露悪的で、読んでいると思わず怒りがこみあげてきます。
家族の歪な愛情が描かれた本作は、東野圭吾の的確な人物描写を体感したい方におすすめです。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2006年7月 |
ページ数 | 278ページ(単行本)、320ページ(文庫) |
映像化 | 2011年1月(テレビドラマ) |
マスカレード・ホテル
主人公は捜査一課の警部補・新田浩介。
都内で起きた3件の連続予告殺人事件。
事件にはどれも不可解な暗号が残されていました。
暗号に隠されたメッセージを解き明かした結果、次の事件は都内の高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で行われる可能性が高いと判明。
そこで警察は新田に潜入捜査を命じ、ホテルに勤務する山岸尚美とともに事件の解決を図ります。
潜入捜査開始からしばらくは反りが合わない両者。
しかし物語が進むにつれ、仲間としての意識が強まります。
そしてとうとう、警察の威信をかけた一日が始まるのです。
若手刑事とホテル従業員という異色のコンビの活躍を描いた「マスカレード」シリーズの第一作となる作品です。
徐々に結束が増していく二人の友情や、事件に立ち向かっていく姿が力強く描かれています。
男女バディものが好きな方におすすめの作品です。
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2011年9月 |
ページ数 | 464ページ(単行本)、560ページ(文庫) |
映像化 | 2019年1月 |
新参者
練馬署から日本橋署に異動した刑事・加賀恭一郎。
そこでさっそく事件が起きます。
被害者は一人暮らしの40代女性。
小伝馬町で一人暮らしを始めたばかりでした。
加賀は事件との関連が疑われる人物や家族の元を訪ね、状況を整理していきます。
事件に遺された多くの謎、そして当事者たちが抱える秘密。
真実を一つずつ着実に解決していき、加賀は事件の全容を明らかにしていきます。
新天地で活躍する主人公を描いた加賀恭一郎シリーズの第八作目です。
「人情」というテーマの作品が気になる方は、ぜひ本作を読んでください。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2009年9月 |
ページ数 | 354ページ(単行本)、416ページ(文庫) |
映像化 | 2010年4月(テレビドラマ) |
時生 新装版
まともに働かず、どうしようもない生き方をしていた宮本拓実。
彼のもとに、不思議な雰囲気を持つ少年・トキオが現れます。
拓実、恋人の千鶴、トキオの三人で日々を過ごしていましたが、ある日千鶴が失踪。
事件の匂いを感じ取った拓実は、トキオとともに千鶴を探し始めます。
謎に包まれた少年との出会いによって大きく成長していく主人公を描いたSFファンタジー作品です。
東野圭吾の描いたSF、エンタメ作品が気になる方におすすめです。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 2005年8月 |
ページ数 | 414ページ(単行本)、544ページ(文庫) |
映像化 | 2004年8月(テレビドラマ) |
放課後
とある女子高の教師、アーチェリー部の顧問である前島は、何者かに命を狙われていました。
犯人の手掛かりを得ることもできずに悶々とした日々を過ごす前島。
ある日、前島の同僚が突如毒殺されてしまいます。
しかも事件は完全な密室で行われており、犯人も手口も謎に包まれるばかり。
前島の命を狙う人物、同僚を毒殺した犯人、そのどちらの手掛かりも掴むことができないまま、第二の事件が引き起こされます。
江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー作となった青春推理小説です。
個性的な生徒たちとの関係の中で紡ぎだされていく真実が気になる方は、ぜひ読んでみてください。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1985年9月 |
ページ数 | 308ページ(単行本)、353ページ(文庫) |
映像化 | 1986年3月(テレビドラマ) |
変身
主人公・成瀬純一は、病室のベッドで目が覚めます。
自身の名前が純一であること、意識を失う前に銃で撃たれたこと以外何も思い出せない純一。
徐々に記憶を取り戻すものの、自身の顔貌や好みの変化に強く戸惑い、自身の手術を担当した医師を問い詰めます。
なんと純一は、世界で初めて脳の移植手術を受け、そして生還していたのです。
純一は自身の脳の持ち主を知るために、調査を開始します。
他人と脳が入れ替わった時、人格はどうなるのか。
記憶はどこに宿るのかなど、頭と体の関係について描かれたサスペンスとなっています。
自分自身に疑念を抱いてしまう主人公の姿に惹かれる方はぜひ読んでください。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1991年1月 |
ページ数 | 306ページ(単行本)、382ページ(文庫) |
映像化 | 2005年11月(映画) |
パラレルワールド・ラブストーリー
主人公・敦賀崇史はとある悩みを抱えていました。
それは親友・三輪智彦に紹介された恋人が、かつて自身が一目ぼれした女性・浅野麻由子だったことです。
嫉妬の念に苛まれる崇史。
しかしある朝目覚めると、三輪の恋人であるはずの麻由子が恋人として朝食を作っていました。
麻由子が親友の恋人である世界、そして自分の恋人である世界、二つの世界の存在を知った崇史は、異なる状況の世界で何が真実なのかを追い求めます。
二つの世界に翻弄されていく主人公の姿を描いた、風変わりな恋愛小説です。
もしあの人が恋人だったら、なんて思ったことがある方は多いはず。
もしその願いが今の世界で同時に起きてしまったら。気になりますよね。
出版社 | 中央公論新社 |
出版年月 | 1995年2月 |
ページ数 | 345ページ(単行本)、450ページ(文庫) |
映像化 | 2019年5月(映画) |
さまよう刃
主人公は会社員の長峰重樹。
ある日の花火大会で、彼の娘である絵摩が殺害されてしまいます。
失意に沈む重樹。
その数日後、重樹のもとに一本の電話が来ます。
電話の内容は、娘殺害の犯人とその居場所を告げるものでした。
真実を確かめるべく、電話で告げられたアパートへ赴く重樹。
そこで発見したのは、娘が凌辱されているところを撮影したビデオテープでした。
電話の内容が真実であることを確信した重樹は、復讐の鬼となり犯人の少年たちに近づいていきます。
少年犯罪に対する被害者(もしくは遺族)の思いを切実に描いた長編小説です。
あらすじだけでも心苦しくなりますが、最後まで読み進めるとその深刻さは胸に迫るものがあります。
ずっしりと重たいながらも、読むべき価値がある。そんな作品です。
重厚な作品を読みたい方におすすめです。
出版社 | 朝日新聞社 |
出版年月 | 2004年12月 |
ページ数 | 361ページ(単行本)、512ページ(文庫) |
映像化 | 2009年10月(映画) |
人魚の眠る家
とある一家で起こる悲しい事件のお話です。
播磨家の夫婦・和昌と薫子は、別居状態で関係は冷めきっていました。
夫婦関係も、娘の瑞穂の進学受験が終わるまで。
しかし受験日の前に、瑞穂はプールでおぼれてしまい、脳死判定を受けました。
延命治療か臓器提供かの選択を迫られ、最終的に瑞穂は延命治療を施されます。
もう目を覚ますことはないのに、成長していく瑞穂の身体。
周囲は瑞穂を気味悪がり、弟にまでその差別感情が及んでしまいます。
播磨家は瑞穂の今後にどのような決断をするのでしょうか。
脳死判定を受けたわが子の、その後の決断を迫られる親の苦悩を描いた長編作品です。
過酷な運命を背負いながらも、愛を貫き通そうとする親の姿に、思わず涙せずにはいられません。
出版社 | 幻冬舎 |
出版年月 | 2015年11月 |
ページ数 | 392ページ(単行本)、469ページ(文庫) |
映像化 | 2018年11月(映画) |
どちらかが彼女を殺した
主人公は警察官の和泉康正。
物語は彼の妹がとある絵描きと恋に落ちるところから始まります。
絵描きの佃潤一と交際していた和泉園子は、親友の弓場佳代子に彼を紹介します。
しかしそれから数か月後、なんと潤一は佳代子に心変わりしてしまい、園子は失恋してしまいました。
別れから数日後、園子は遺体となって発見されたのです。
警察の調査によって自殺であると推定されたものの、これは他殺に違いないと確信する康正。
妹の無念を晴らすべく、自身の調査で真犯人を見つけることを決意します。
そして浮かび上がる潤一と佳代子の存在。
間違いない、どちらかが彼女を殺した…
妹を殺された警察官による執念の推理小説です。
本作の最も大きな特徴は、最後まで犯人が明記されないこと。
ただ物語を通じて示唆されているのみです。
どちらの人物が妹を手にかけてしまったのか、はらはらしながら読み進めたい方におすすめです。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1996年6月 |
ページ数 | 360ページ(文庫) |
映像化 | – |
仮面山荘殺人事件
主人公は樫間高之。
彼はある日、車を運転中に後ろから追突されてしまいます。
高之は大事に至らなかったものの、追突した側の資産家令嬢・森崎朋美は、その事故により左足を失ってしまいます。
朋美は絶望の最中、病院で自殺を図りますが、たまたま見舞いに来た高之によって助けられます。
その日から朋美は高之に思いを寄せるようになり、二人は婚約するにまで至るのでした。
朋美の両親を含め、森崎家と交流を深めていく高之。
しかし、結婚式を数日後に控えたある日、朋美は運転事故により亡くなってしまいます。
事故から数か月後に、内輪の者だけで行われた朋美を偲ぶ会。
そこに逃げ込んできた銀行強盗によって、事態は急変するのでした。
銀行強盗から逃れようとする人々の駆け引きを描いたミステリーです。
彼らの脱出を邪魔する存在、そして8人の関係者が山荘に集められた真の理由、そして最後まで予想できない結末など、読み応え抜群の作品となっています。
逃れられない状況でもがく人間模様を見たい方におすすめです。
出版社 | 徳間書店 |
出版年月 | 1990年12月 |
ページ数 | 225ページ(単行本)、294ページ(文庫) |
映像化 | – |
白鳥とコウモリ
物語は弁護士の白石健介が、他殺体で発見されたところから始まります。
弁護士殺害事件の捜査を行う五代努と中町は、愛知県に住む倉木という男を容疑者として目星をつけます。
調査で彼のもとを直接訪れた五大と中町。
なんとそこで、倉木は自身の犯行を認め、自供するのでした。
事件はこれで解決されたと思いきや、この自供によりまた新たな謎が生まれてしまい…
東野圭吾版『罪と罰』とも称されるミステリー小説です。
ミステリーとして楽しめるだけでなく、罪を犯した人間が償うべき罪とは、といったテーマに深く切り込んでいるため、このテーマについて考えたい方におすすめです。
出版社 | 幻冬舎 |
出版年月 | 2021年4月 |
ページ数 | 523ページ |
映像化 | – |
分身
女子大生・氏家鞠子は、火事でなくなった母親の遺品を整理している最中、自身に瓜二つの女性が存在することを知ります。
鞠子はその女性・双葉の正体とその真相を探り始めました。
一方でアマチュアバンドのボーカルをしていた小林双葉。
彼女はテレビ出演をすることになりましたが、彼女の母親は猛反対。
しかし、テレビ出演を果たした双葉。
そして彼女をテレビで目撃した鞠子。
二人の行動により、物語は大きく変化していきます。
瓜二つの二人を繋ぐ運命を紐解いていく、長編サスペンスです。
二人の女性の関係によって明らかにされる生命の神秘が気になる方はぜひ読んでください。
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 1993年9月 |
ページ数 | 372ページ(単行本)、472ページ(文庫) |
映像化 | 2012年2月(テレビドラマ) |
片想い
主人公・西脇哲朗は、大学時代に所属していたアメリカンフットボール部の同窓会に参加します。
かつて青春の日々を過ごした場所。妻である理沙子とも、アメフト部で出会いました。
同窓会の帰り道、当時理沙子と同じマネージャーで、同窓会に参加していなかった美月と出くわします。
なんと美月は、自身の性に疑問を抱え続けており、今は男として生きているのでした。
さらに美月による、自分は人を殺したんだという衝撃の告白を受ける哲郎。
理沙子の願いにより、西脇夫婦は美月を庇うことに決めました。
なぜ美月は殺人を犯してしまったのか。
大学卒業から10年でどのような変化を遂げたのか。
自身のあり方について揺れる人物を描いたヒューマン・ミステリー小説です。
性的マイノリティの苦悩についても取り上げられた作品であるため、このテーマに関心がある方には強くおすすめします。
出版社 | 文藝春秋 |
出版年月 | 2001年3月 |
ページ数 | 379ページ(単行本)、624ページ(文庫) |
映像化 | 2017年10月(テレビドラマ) |
ある閉ざされた雪の山荘で
主人公は俳優志望の青年・久我和幸。
彼はある日、劇団「水許」で活動している俳優・元村由梨江に一目ぼれをしてしまいます。
彼女に近づくために劇団の出演オーディションに参加し、見事合格を勝ち取る和幸。
しかし彼のもとに届いた手紙に書かれていたのは、とある山荘で行われる合宿への案内。
合宿に参加した和幸を含む出演者たちは、その閉ざされた山荘で恐怖の殺人劇を演じることになるのです。
架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件と失踪していく劇団員たち。
殺人は本当に行われているものなのか、それとも…
作品の中で仮想の殺人事件を演じるという入れ子構造となっている推理小説です。
そもそも犯行は実際に行われているのか、そしてこのような手法をとる動機は何なのかといった目新しい方法で描かれている点が魅力です。
少しひねりが加わった作品が読みたい方におすすめします。
出版社 | 講談社 |
出版年月 | 1992年3月 |
ページ数 | 306ページ(文庫) |
映像化 | 2024年1月(映画) |
プラチナデータ
舞台は近未来の日本。
そこはDNA捜査が発達したことによって、事件の検挙率は100%、そして冤罪はまったく存在しない世界でした。
その世界で起きた連続婦女暴行殺人事件。
現場に残された容疑者の体液により、事件は簡単に解決されるはずでした。
しかし体液から採取したDNAはデータに存在せず、なおかつDNAのモンタージュが自身の者と瓜二つであることに驚く解析員・神楽龍平。
実は龍平には、驚くべき秘密があり…
近未来の日本で起きた難事件に挑む人々の様子を描いたSFサスペンス作品です。
近未来の独自の設定がありながらも、論理的な展開が魅力な本作は、東野圭吾の実力をはっきりと体感できます。
出版社 | 幻冬舎 |
出版年月 | 2010年6月 |
ページ数 | 431ページ(単行本)、493ページ(文庫) |
映像化 | 2013年3月 |
夜明けの街で
主人公の渡部は、妻と娘の三人で平穏に暮らしていました。
しかしある日、バッティングセンターで渡部の勤める会社の派遣社員・仲西秋葉と会い、二人は交流を深めていきます。
秋葉に惹かれていく渡部。そして取り返しのつかなくなっていく不倫関係。
渡部は、秋葉がもうすぐ時効を迎えるとある殺人事件の容疑者として候補に挙げられていることを知ります。
家庭崩壊の不安を抱えつつも、渡部は秋葉のために時効になるまで事件に協力しようとします。
男女の密通とある殺人事件が織りなすミステリー作品です。
不貞の狂気に溺れていく主人公の結末が気になる方はぜひ読んでみてください。
出版社 | 角川書店 |
出版年月 | 2007年6月 |
ページ数 | 336ページ(単行本)、400ページ(文庫) |
映像化 | 2011年10月(映画) |
ラプラスの魔女
物語は遠く離れた、二つの温泉地で起きた死亡事故をきっかけに始まります。
研究者・青江はその解明のため調査を行いました。
現地での調査中に青江は、謎の女性・羽原円華と出会います。
「ラプラスの魔女」を自称する彼女は、温泉街でおこった硫化水素事故を独自に調査していました。
不思議な力を持つ彼女とともに、二つの事故の関連について調べた時、青江は恐ろしい事件と直面することになるのです。
東野圭吾お得意の科学的な視点による描写と、特殊な能力を持つ人物によって紡ぎだされるミステリー作品です。
ラプラスの魔女シリーズの第一作目となります。
論理的な推理の組み立てが好きな方におすすめです。
出版社 | 角川書店 |
出版年月 | 2015年5月 |
ページ数 | 452ページ(単行本)、496ページ(文庫) |
映像化 | 2018年5月(映画) |
むかし僕が死んだ家
主人公の一人称視点で描かれた作品です。
主人公である「私」は7年前に別れた恋人・沙也加の失われた記憶を取り戻すために、ある場所を訪れました。
そこは山奥にひっそりとたたずむ白い、小さな家でした。
沙也加の亡き父が通っていた廃墟で、沙也加と「私」は欠落した記憶の手掛かりを探します。
そこで二人を待ち受けていたのは、恐るべき真実でした。
記憶を取り戻そうとする二人の姿を描いた長編ミステリーです。
何もないところから手探りで真実を暴いていくドキドキ感が好きな方におすすめの作品です。
出版社 | 双葉社 |
出版年月 | 1994年5月 |
ページ数 | 257ページ(単行本)、314ページ(文庫) |
映像化 | – |
マスカレード・イブ
東京で発生したとある殺人事件。
捜査をしていた新田は、一人の男が怪しいと目星をつけます。
その男は、事件の夜に大阪にいたのだと主張しますが、なぜか宿泊したホテルの名前だけは頑なに明かしません。
疑いをかけられてもなお明かせない男の秘密を新田は探ります。
一方、ホテル・コルテシア大阪に勤める尚美は、客としてやってきた元彼・宮原にある秘密を打ち明けられます。
その騒動の中で人々に漬けられている仮面に気が付いた尚美は、ホテルスタッフとしてその仮面を守ろうと動きます。
先ほど紹介した『マスカレード・ホテル』の前日譚ともいえる作品です。
新田と尚美が出会う前の事件が描かれています。
『マスカレード・ホテル』で言及されていた話に触れたりといった伏線の回収が行われているので、前作から続けて読むのがおすすめです。
出版社 | 集英社 |
出版年月 | 2014年8月 |
ページ数 | 336ページ(文庫) |
映像化 | – |
クスノキの番人
祈りを捧げれば、願いが叶うと言われているクスノキの木。
職を失い、逮捕までされてしまった玲斗は、自身の叔母を名乗る女性から釈放を条件に「クスノキの番人」をすることを命じられました。
「クスノキの番人」とは何をする役割なのか、そしてなぜ叔母は玲斗にその役割を任せたのか。
物語の疑問が明かされていくごとに、成長を重ねる玲斗。
彼の人生は、どうなっていくのでしょうか。
じんわりと心にしみるエンタメ小説です。
「クスノキの番人」の役割を通じて成長していく玲斗の姿や、そこで出会った人々との交流に胸動かされます。
人が生かされる物語が読みたい方におすすめです。
出版社 | 実業之日本社 |
出版年月 | 2020年3月 |
ページ数 | 456ページ(単行本)、496ページ(文庫) |
映像化 | – |
ブラック・ショーマンと覚醒する女たち
主人公は元マジシャンの神尾武史。
亡き夫の遺した莫大な遺産を手にした妻の和美は、高級マンションのリノベーションを依頼していました。
しかしそこに絶縁したはずの和美の兄がやってきて、妹が偽物だと主張し始めます。
混乱する現場に現れたブラックショーマンこと武史は、この兄妹の真実を暴いていくのです。
ブラックショーマンの活躍を描く、6つの物語が収録されたシリーズの第二作です。
探偵役の主人公が魅力的な作品ですので、主人公に魅力のある作品が好きな方におすすめします。
出版社 | 光文社 |
出版年月 | 2024年1月 |
ページ数 | 352ページ(単行本) |
映像化 | – |
東野圭吾を読むならKindle端末がおすすめ!理由と4つのメリットを解説
以上、東野圭吾のおすすめ作品33選を紹介しました。気になる作品は見つかりましたでしょうか?
ここからは読みたい作品が見つかった方のために、東野圭吾作品を読むおすすめの方法を紹介します!
それがKindle端末!
Amazonが提供する電子書籍サービス「Kindle」に特化した読書専用端末です。
「スマホやタブレットでも読めるのに、なぜ読書専用の端末がおすすめなの?」
と思った方のために、これからおすすめの理由を4つ紹介します!
Kindle端末の魅力を余すことなくお伝えしますので、これからの読書生活をさらに便利に、豊かにしたいという方は読み進めてください!
おすすめ理由①お気に入りの本を何冊でも持ち運べる
この記事を読んでいる方は、通勤中や旅先での隙間時間に読書をするということも多いかと思います。
今読み進めている本や好きな本を1冊だけ持ち運び、ふとした時に読む。素敵ですよね。
ただどうしても本は重いしかさばります。
そんな時、電子書籍専用のKindle端末であれば、好きな本を何冊でも持ち運ぶことができます。
重さや大きさはKindle端末一台分だけなのに、その時の気分によって読む本を変えることもできるんです!
しかもKindle端末は軽いので、どんな場所にも気軽に持ち運ぶことができます!
おすすめ理由②バッテリーが長持ちする
外出中に気になるのがスマホやタブレットのバッテリー残量。
他のアプリの使用などで残量が少ないと、読書にも集中できません。
Kindle端末は読書専用端末なので、アプリがバックグラウンドで電池を消費することもありません。
そのため、出先でも集中して読書することができるようになります。
一度の充電で数週間持つので、頻繁にバッテリー残量を確認する必要もなく、快適な読書をすることができます!
おすすめ理由③紙と同じ感覚で読める
仕事終わりから寝るまでの時間に読書をする方。
スマホやタブレットのブルーライトが気になってしまうことがありませんか?
Kindle端末であれば、読書後の睡眠の質を低下させることなく読書することができます!
外部の光を反射させてページを表示するという「電子ペーパー」を画面に使用しているので、目に優しく疲れにくいんです!
Kindle端末は読書体験だけでなく、読む人の普段の生活にも配慮がされている商品なのです!
おすすめ理由④読書で活躍する機能が多数搭載
Kindle端末には、読書をより豊かな体験にしてくれる機能が多く搭載されています!
気になる文章や好きな言葉にマーカーをひくことができたり、知らない単語が出てきたときに検索できる辞書機能、また文字を自分の読みやすい大きさに調整できる機能など、便利な機能が盛りだくさん!
しおりをはさむ機能もあり、紙書籍のようにしおりが抜け落ちる心配もありません!
快適な読書体験のために搭載された豊富な機能。
それがKindle端末の大きな魅力の1つです!
おすすめKindle端末5選
上記のメリットを読んで、実際にKindle端末が気になり始めたあなた!
あなたのために、これからおすすめのKihndle端末5選を紹介します!
価格やサイズ、スペックなどを表で比較しながら読むことができますので、ぜひ最後まで読み進めてください!
Kindle
まずはKindle端末のエントリーモデル「Kindle」です。
価格もお手頃で、持ち運びに便利な6インチサイズとなっています。
一般的な書籍であれば数千冊程度は保存可能と大容量。
Kindle端末を初めて購入する方におすすめです。
インチ数 | 6インチ |
容量 | 16GB |
対応回線 | Wi-Fi |
解像度 | 300ppi |
防水性 | – |
広告表示 | 一部あり |
重量 | 約158g |
Kindle Paperwhite
「Kindle」よりも一段階グレードアップした人気モデルです。
8GBと16GBの2種類から選ぶことができます。
また「Kindle」との比較として防水機能が加えられている点が魅力です。
また色調調節ライトもついているため、より自分の好みに合わせた読み方ができる点もおすすめとなっています。
広告もありませんので、より快適な読書をしたい方におすすめです。
インチ数 | 6.8インチ |
容量 | 8GB/16GB |
対応回線 | 4G、Wi-Fi |
解像度 | 300ppi |
防水性 | あり |
広告表示 | なし |
重量 | 約205g |
Kindle Oasis
もっとも多くの機能が搭載されたモデルです。
これまで紹介した機能に加え、明るさ自動調節機能や自動画面回転機能といった、読書をさりげなくサポートしてくれる機能が搭載されています。
またページ送りボタンもついているため、一気に読み進める際にもスムーズです。
無料4G付きの機種もあり、どんなシーンでも活躍間違いなしです。
とにかく読書生活を快適にしたいという方におすすめです。
インチ数 | 7インチ |
容量 | 8GB/32GB |
対応回線 | 4G、Wi-Fi |
解像度 | 300ppi |
防水性 | あり |
広告表示 | 選択可能 |
重量 | 約188g |
Kindle Scribe
唯一Kindle端末で手書き入力機能が搭載された大型モデルです。
容量も最大で62GBを選択することができ、こちらのモデルには専用のプレミアムペンがついてきます。
10.2インチと大型のため書き込みがしやすくなっており、メモなどを取りながら読み進めたいという方におすすめのモデルです。
インチ数 | 10.2インチ |
容量 | 16GB/32GB/64GB |
対応回線 | Wi-Fi |
解像度 | 300ppi |
防水性 | なし |
広告表示 | なし |
重量 | 約433g |
Kindle キッズモデル
ゲームや動画のない、読書に特化したデバイスとしてお子様向けに開発されたモデルです。
アクセス制限や就寝時間の設定といった見守り機能もあり、保護者の方も安心して買うことができます。
キッズコンテンツも豊富なため、お子様の読書への関心を最大限に引き出してくれるモデルと言えるでしょう。
本に興味を持ち始めたお子様に、読書に集中できる環境を用意してあげたい方はこのモデルの購入をおすすめします。
インチ数 | 6インチ |
容量 | 16GB |
対応回線 | Wi-Fi |
解像度 | 300ppi |
防水性 | なし |
広告表示 | なし |
重量 | 256g |
まとめ
以上、東野圭吾のおすすめ作品33選と、実際に作品を読む際のおすすめの方法を紹介しました!
気になる作品が見つかった際には、Kindleで電子書籍として、また紙書籍でも、ぜひ手に取ってみてください。
理路整然としながらも、読み手に強く訴えかける表現力を兼ね備えた東野圭吾の作品に、きっとあなたは魅了されるでしょう。
あなたの読書生活が、本記事でより鮮やかなものになるように願っています。