今回はおすすめのソーラー電波腕時計を紹介していきます。
電池の交換が不要なソーラー電波時計は便利な中でたくさんのモデルがあるのも事実。どんな違いがあるのか一つ一つみていくのも大変ですよね。そこでこの記事ではそれぞれのソーラー電波腕時計の特徴やおすすめポイントなどをブランド別に分けて紹介しています。
お気に入りの1本を探してみてください。
ソーラー電波時計のメリット
ソーラー電波時計の利点を簡潔にまとめると、以下のような点が挙げられます。
- 電池の頻繁な交換が不要
- 電池の交換費用が発生しない
- 使い捨て電池を使用しないため、環境に優しい
時間調整が不要
通常のクォーツ腕時計では、月間で約15~30秒の誤差が生じることが一般的です。このような微細なずれも放置しておくと、時間の経過とともに誤差が積み重なってしまいます。
特に日付表示機能がある場合、日付の調整も必要となります。
しかし、ソーラー電波時計を使用すると、これらの面倒な調整作業を省くことができます。
この時計の大きな特長は、電波受信機能を備えていること。
日本国内では2箇所からの電波をキャッチし、都市部はもちろんのこと、自然豊かな場所にいても正確な時刻を保持することができます。
具体的には、多くのソーラー電波時計は夜間に1〜2回の頻度で電波を受信し、それに基づいて時刻を修正します。
従って、機械式時計や一般的なクォーツ時計のように、時間がずれることはほとんどありません。
さらに、国内時刻だけでなく、一部のソーラー電波時計は海外滞在中も現地の電波を受信する機能を持っています。
これにより、海外での時間合わせの手間を省くことができ、トラベルやビジネスの際に非常に役立ちます。
もし国内のみの電波対応モデルをお持ちの場合でも、海外での使用は可能です。
その際は、電波受信機能をオフにして、手動で時刻を設定すれば、海外での滞在中も問題なく使用することができます。
電池交換が不要
ソーラー電波腕時計は、太陽の光をエネルギーソースとして利用し、動作させる特徴的な時計です。
この時計は太陽光をエネルギーに変換するため、クオーツ時計のように定期的な電池交換の手間が省かれます。
電池の寿命が尽きることで突然の動きの停止を心配する必要もありません。また、腕時計が自らのエネルギーを蓄えることができるので、夜や薄暗い場所での使用も問題なく可能です。
一般的な腕時計は使い捨ての一次電池を利用しているのに対して、ソーラー電波腕時計は充電可能な「二次電池」を搭載しています。
この二次電池は、何度も充電して使用することができ、頻繁な電池の取り替えの必要が少なくなります。
しかしながら、ソーラー電波腕時計が二次電池を使用しているからといって、永遠に電池交換が不要という訳ではありません。長い使用期間を経ると、どんな二次電池も性能の低下や劣化が生じることがあります。
スマートフォンのバッテリーが経時劣化するのと同じ原理です。
したがって、電池の劣化を感じた場合は、専門店に修理を依頼することをおすすめします。
アウトドアにも適している
電波ソーラー腕時計は日常のスタイルに合わせるだけでなく、アクティブなシーンにも最適です。
トレイルランニングや山歩きの際には、頻繁にルートをチェックする必要があり、ソーラー機能が組み込まれたモデルは、太陽の光を利用してエネルギーを補給するので、この時計は突如としての電池の消耗を気にすることなく、確実に時間を知ることができます。
特に、登山やトレイルランを楽しむ人たちに向けたアウトドアウォッチにおいて、ソーラー充電の機能を持つモデルが増加しているのはこのためです。
その上、維持が手軽なのが大きな利点です。特にスポーツやアウトドアに特化した時計は、高い防水性を持つため、電池の交換に専門の手間やコストがかかることが一般的です。
しかし、電波ソーラー腕時計は頻繁な電池交換が不要であるため、維持費用や手間を大幅に削減できます。
ソーラー電波時計の選び方
表示方法
ソーラー電波腕時計は、針を持つ伝統的なアナログ方式と、針がないデジタル方式として区別されます。
ケースとベルトの素材
時計のケースやベルトの素材は、その時計全体の印象やデザインを大きく影響します。
防水性
普段使いの腕時計の防水機能は「bar(気圧)」の数値で示されることが多いです。使用するシチュエーションや場面に応じて、その防水性能を確認することが大切です。
追加機能
腕時計には、単なる「時間表示」だけでなく、「日付表示」や「ストップウォッチ」といった追加機能を持つモデルも存在します。
表示方法
アナログとデジタル、どちらの表示があなたのライフスタイルに合っているか、活用するシーンを基に選びましょう。
アナログ
アナログの魅力は、一目で時間を捉えられること。
感覚的に「あと何分か」を素早く知ることができます。
アナログタイプの時計はクラシカルなデザインが多く、ビジネスやフォーマルな場面に適しています。伝統的な電波ソーラー腕時計のアナログ表示は、時計の針によって時間を示すため、一般的に使われる方法として多くの人に親しまれています。
デジタル
デジタル表示は、細かな時間も直接的に知ることが可能な点が強みです。
秒単位での表示があり、時間を精密に知ることができます。
また、多機能を持ったモデルが多く、ストップウォッチやアラームなどの追加機能が付いていることも珍しくありません。デザインはカジュアルに傾きやすく、アクティブなシーンやレジャーに適しています。
ベルト
腕時計のベルトは、その見た目を大きく左右します。使用するシーンや希望する機能に応じて選びましょう。
ベルトを選択する際、交換の手軽さやサイズの調整が容易にできるかどうかも確認してください。
自分で調整できるタイプなら、その時計の活用範囲が一層拡がることでしょう。
ステンレス
電波ソーラー腕時計のステンレスベルトは、サビや変色、劣化に対して強いのが魅力です。
特に、汗や雨での濡れにも耐性があります。ステンレス、正確にはステンレス鋼は、鉄とクロムの合金で、その質感は高級感があります。その堅牢さから、水に濡れても問題ありませんし、比較的傷にも強いです。金属アレルギーを引き起こす可能性も低いことで知られています。
一方で、チタンに比べるとステンレスはやや重い(おおよそ1.4倍)です。
価格面ではステンレスの方がリーズナブルな場合が多いものの、その重さは購入前に確認しておくと良いでしょう。チタンより硬く、その輝きも魅力の一つです。
チタン
「チタン(チタニウム)」は、その軽さと錆びにくさが特徴の金属です。
この耐久性が高く、水や湿気にも強いのが特長。ステンレスに比べて軽量で、長時間の使用でも疲れを感じにくいです。
さらに、チタンは肌に優しく、アレルギー反応を引き起こすリスクが低いとも言われています。
レザー
レザーはフォーマルやクラシックなスタイルを好む方にとって定番の素材です。
軽さが特長で、牛革やワニ革など多彩な選択肢があります。その加工のしやすさから、多岐にわたるバリエーションが楽しめるのが魅力です。
しかし、水分や汗にはやや敏感で、この特性からレザーベルトは時として「消耗品」と見なされることも。
色の選択肢が豊富で、スーツやフォーマルウェアとの相性も抜群です。
手になじみやすく、経年での変化も一つの楽しみとなります。
ただ、革は水や汗に敏感で、色が落ちやすいのが欠点。特に雨季や夏場はベルトの交換や適切なケアが必要です。
ラバー
電波ソーラー腕時計のラバーベルトは、金属の冷たさを感じさせない柔らかな着け心地が魅力です。
主にカジュアルスタイルにマッチし、軽いのでスポーツやアウトドアアクティビティ時に最適です。
汗や汚れにも強く、日常の活動にも適しています。
ラバー素材は、高いフィット感を持ちつつ、豊富なカラーとデザインの選択肢があり、手頃な価格が魅力的です。
ただし、ラバーベルトの欠点として、通気性が不足しており、肌の蒸れを感じやすいことがある点に注意が必要です。また、カジュアルな印象が強いため、ビジネスやフォーマルな場での利用は避ける方が良いでしょう。
カジュアルな日常や週末のリラックスタイムにおすすめのアイテムとなります。
防水性・機能性
水や湿気からの損傷を避けたい方向けに、防水機能を持つ電波ソーラー腕時計は特におすすめです。
日常的に腕時計を使用する方は、少なくとも基本的な防水・防塵機能を備えたモデルが理想的です。
日常の使用では2〜5気圧の防水機能が適していますが、水活動を頻繁に行う方は、10〜20気圧防水の機能を持つ腕時計を選ぶと安心できます。
さらに、耐久性を高める特別な加工が施されたモデルも存在します。日々の生活で腕時計をつけ続けると、予期しない衝撃や摩擦によるダメージが避けられないことがあります。
そのため、長く美しい状態を保つための耐久性も選択のポイントとして考慮すると良いでしょう。
ソーラー電波時計のブランド別おすすめモデル
腕時計はメンテナンスによって十数年はもつアイテムとなります。だからこそ腕時計選びには失敗したくないですよね。
種類が豊富過ぎてどの腕時計を選んだらいいか分からない方もいるかと思います。そこで個人の好みに合わせた選択肢の参考になるように「ブランドの特徴」「商品の特徴」「おすすめポイント」を紹介していきます。
セイコー
セイコーは1892年に創業をスタートさせます。
1956年に日本で初めて自動巻腕時計を発売しましたがまだ高価な商品でした。
1964年には東京オリンピック用の公式ストップウォッチに採用が決まりました。その後、世界初となるオーツ式腕時計、デジタルウォッチを発売して偉業を成し遂げます。
その後も次々と世界初の商品を世に生み出していって、宇宙使用の腕時計を発売して世界から認められる企業に成長していきました。
時計製造の技術力は世界も認める日本を代表する企業です。様々なブランドを生み出し自社で機械内部からケースまで製造する企業は世界でも珍しいと言えるでしょう。
アストロン ネクスター SBXC117
この商品はGPS電波を受信することができて世界で活躍する人々を魅了するデザインになっています。
立体的なデザインで視認性が良く文字盤はシンプルですが力強さも感じます。この商品は暗闇でも時間を確認できる優れたモデルです。
スピリット SBTM217
三針でシンプルなデザインですが高級感を感じるモデルです。通常の蛍光灯程度の明かりでも充電が可能で電池切れが起こりません。
この時計はステンレス製として比較しても軽く、値段もお手頃感があるところも魅力の一つです。
The Standard SBPY165
全体的に飾らない感じのデザインでTPOを選ばずに使用できる商品です。
ルミブライトが塗布されていてサファイヤクリスタルにより硬度と透明性に優れています。
白ベースの文字盤に黒いインダイアルが組み合わされたデザインはパンダ文字盤と呼ばれ、若者にも人気があるタイプなります。
カシオ
カシオは1946年に創業をスタートさせました。爆発的に売れたのが指輪タイプのパイプです。
その高度な技術が計算機の生産に繋がっていきます。
カシオは1981年より耐久性の高い時計の開発に力を入れていきます。
コンセプトは「落としても壊れない時計」でした。カシオは試行錯誤のうえに、衝撃を吸収する構造の発明に成功します。その技術力と革新性を持ったモデルを次々に出していき世界に名を轟かせていきました。
カシオは計算機の分野で業界トップで走り続けています。
その実績は世界の半数のシェアを獲得するまでに成長しました。
計算機の高度な生産技術を時計生産にも生かしたブランド力は他を寄せ付けません。
オシアナス OCW-T200SB-1AJF
このシリーズのモデルは海をイメージしていていて、青を特徴としたカラーリングになっています。
電波時計のために時間に正確で、暗い場所でも針が光る視認性が高い特徴があります。
シンプルではありますがエレガントな雰囲気を持ち合わせたモデルです。
G-SHOCK GMW-B5000D-1JF
Gショックは耐衝撃性の腕時計の知名度が非常に高い作品です。
四角デザインをそのままフルメタル外装している秀逸デジタル時計で、 20気圧防水に耐衝撃構造というGショックを代表する人気モデルです。
プロトレック PRW-3000B-5
プロトレックは自然を楽しむ人に向けられたアウトドア志向に興味を持たれているモデルです。バンド素材には摩擦耐久性に優れているナイロンが採用され、動きの多いアウトドアシーンには心強いパートナーになるでしょう。
装着感も抜群でスポーツギアの一つとして高い地位を築き、デザイン性も優れてます。
シチズン
シチズンは1930年に時計工場をスタートさせました。
1959年に日本で初めて完全防水時計の開発に成功します。1962年には世界一薄型でカレンダーを盛り込んだ時計の開発に成功して名が知れ渡っていきました。
1965年には日本で初めてのケースにクリスタルガラスを採用して品の高さを感じさせるモデルを発売していきます。シチズンはその高度で精密な生産技術と革新性で1986年には時計生産数が世界トップにもなりました。
シチズンの腕時計は世界から見ても高度な技術とデザインの美しさが際立っています。
数々の新たな機能を搭載した時計を次々に開発してきました。
時計に興味がある人は一度は手にしたい時計メーカーと言えるのではないでしょうか?
AS1062-08A
人生で一度は手にしたいシチズンの腕時計の中でも、シンプルなデザインでありながらエレガントな外観で老若男女愛される一品で、飽きがこない末永く愛用されるモデルです。
サテライトウェーブ GPS F990 CC7005-16G
GPS機能を搭載した宇宙とつながる時計です。
インパクトがあるデザインで、組み付けの技術はさすがというしかありません。
装着感も良くて、キズにも強いモデルと言えます。
アテッサ ムーンフェイズ BY1004-17X
アレッサはシチズンを代表するシリーズです。
スタンダードな外観はビジネスシーンに似合うモデルと言えますが、月をイメージしたデザインとなっており、固すぎないこなれた演出をします。
キレイめな仕上がりですが、キズに強くて錆びにくい特徴があるので、外回りなどのハードなビジネスシーンでも気兼ねなく着用できる1本です。
オリエント
1951年に開業しました。
オリエントスターをイメージにして輝ける商品を世に輩出していきます。
その後は海外にオリエントの居場所を見つけます、中国・アメリカ・スイス等に進出していきました
1961年には女性用の腕時計に活路を見出し、角型デザインが世の女性の時計ブームの先駆けとなります。
海外をターゲットに厳しい時計業界を勝ち抜いてきた優秀な企業です。
オリエントと言えばスケルトンをイメージを連想する人も多いのではないでしょうか?
独特なムーブメントで機械式の時計の内蔵を一望できるデザインは他の業者には真似できない、個性に磨きをかける時計業界の異端児です。
RN-SE0003L
シンプルなデザインで高機能・機械式時計ダイバースタイルのモデルです。高い水圧にも耐えることのできる構造で、水を扱う職業の方に人気のモデルとなっています。
デザイン性や質感が高くソーラー電波時計でメンテナンスがいらないので満足感が高いモデルです。
RN-TY0001E
グリーンの美しい色合いのデザインが一際目立つ商品です。
カジュアルやビジネス場面でも応用が効く、クロノグラフ搭載の最初に手に入れる腕時計としてお手頃な値段のモデルです。
ネオセブンティーズ WV0021TY
クラシックなデザインでグリーングラデーションのダイヤルを施し、クロノグラフを搭載した優れた機能性と磨きのかかった立体的なインデックスデザイン性を備えたソーラー時計です。
ケースの素晴らしい色合いに興味をもった方も多いのではないでしょうか。クラシカルながら目を引く配色デザインで、大人としての格上げを狙える人気の高いモデルです。
エプソン トゥルーム
2017年、エプソンのブランドとして誕生しました。
プリンターで培った高度な生産技術を活かして、人気を博した時計シリーズを生み出していきました。
正確な時計作りを目指すには水晶が必要で、それを実現させたのがTRUMEの技術でした。
人工水晶の技術は他には真似できないほどのレベルで、その汎用性は時計だけに留まらずにコンピューターやスマートフォンに至るまで活躍の場を広めていきました。
機能性とデザイン性を兼備した時計ブランドとして、ファッション関係者から絶大な人気を誇っている企業です。
TR-MB5008
航空業界に注目され、フライトを支えるパイロットの必需品として人気を博しました。
GPS衛星電波の使用もできて、世界の時刻を把握することにもこだわったモデルです。
TR-MB7013
大地から着想を得たアースカラーモデル、全てアナログ針でケースはチタンを採用して腕のフィット感は抜群です。
エプソンの独自のムーブメントを採用して、TRUMEの技術と融合した商品は人気を博しています。
TR-ME2008
自動巻発電によるエネルギー駆動、約6ヶ月分のエネルギーを蓄電できて電池交換を気にする必要はありません。
他の地域・国の時刻を表示が可能なモデルです。
インディペンデント
1997年、シチズンから誕生します
インディペンデントは若者をターゲットにファッションの一部としてデザインしたシリーズが人気の中心です。
アニメやゲームとタイアップした時計を次々に発売して、個性を発揮しつつも落ち着いたデザインで幅広い客層の獲得を得ています。
価格が比較的リーズナブルで高品質に見合わない価格設定が広く指示されていて、独創性が高いデザインが特徴的です。
SOLAR-TECH KL3-048-51
電波ソーラーですが低価格を実現したコストパフォーマンスに長けたモデルです。
黒で統一された配色が気品のある印象を持たせ、固い服装にも合わせることのできるデザインはビジネスシーンでも活用できます。
時間調整が不要でカレンダーも自動修正してくれる機能も満載しています。
Timeless Line Clear Pebble BH7-318-90
ステンレス素材の四角型ケースでカーフ素材のベルトのオシャレでエレガントな外観のモデルです。
装着感も良くて若者のファッション性の一部として人気があります。
TIMELESS line BJ3-641-51
シンプルかつクールなフォルムで、中の見えるデザインが注目を引きます。
10気圧防水で水に触れる機会が多くても安心なモデルと言えるでしょう。
お気に入りのソーラー電波腕時計を選ぼう!
ソーラー電波腕時計の選び方からおすすめモデルまで紹介してきました。
ブランドごとにデザインや特徴が違いご自身のファッションスタイルやシーンによっても身につけるものは変わってくるでしょう。今回紹介したモデルを参考にぜひお気に入りのソーラー電波腕時計を身につけておしゃれを楽しみましょう!