Pコートおすすめブランド14選！選び方や種類についても解説！

カジュアルな見た目をしながら丈夫なコートの一つで、程よく暖かいことから男女問わず絶大な人気を誇るPコート。
しかし、多くのブランドから様々な種類のPコートが販売されているので、
「どれを買った方が良いんだろう？」
と悩む人も多いかもしれない。

そこで今回は好みのPコートを購入したい方に向けて

と、Pコートの魅力について解説していく。

Pコートとは？

Pコートとは、元々はイギリスやアメリカの海軍で「軍用アウター」として着用されていたものである。
軍事用に作られた上着ということで機能性にも優れており、厚手のウールやメルトンの生地を使用しているため、かなり丈夫にできているオーバーコートだ。
そしてボタンは、手袋を装着したままでも止めることができる碇をあしらっている。
保温性も高く長持ちするので、年齢や性別を問わず幅広く着用されているコートである。

Pコートの種類

Pコートにはボタンの留め方で、

の2種類があるというのをご存知だろうか？
この2種類にはそれぞれ特徴と強みがあり、強みに合わせて色々な着こなしをすることができる。

シングル仕様とダブル仕様、それぞれどのような特徴があるのかを解説していこう。

ダブル仕様

Pコートの王道とも言えるのが、こちらのダブル仕様のボタンだ。

「Pコートって何？」と問われると、多くの方はこのダブル仕様のボタンをイメージするのではないだろうか？
ボタンは全部で8個、または10個で、しっかりとボタンを止めることで防寒性が高まり、見た目が渋くお洒落に見せることができるのが特徴だ。

シングル仕様

Pコートにはダブル仕様だけでなく、シングル仕様のボタンもある。
ボタンが少ない分、ダブル仕様と比べるとスッキリとした見た目をしているのが特徴だ。

カジュアルにPコートを着こなしたいならおすすめで、マフラーなど他のアイテムとコーディネイトをしたりするときにもしっくりくる。

Pコートの選び方

いざPコートを購入しようと思った時、どういう部分に気をつけて選べばよいのか悩んでしまう人も多いであろう。
そこでここでは、Pコートの選び方について解説していく。

初めてPコートを購入する人にとって心がけるべきなのが、

である。
これら3点について、順番に解説していこう。

ジャストサイズがおすすめ

Pコートを上手く着こなすのであれば、サイズはジャストサイズが一番おすすめである。
なぜなら、フィットするサイズを着れば見た目も綺麗に見えて、他の服とのバランスも良いからだ。
初めて購入するのであれば、ジャストサイズを選ぶのが無難と言えるだろう。

着丈長さ

着丈の長さの違いも、最適なPコートを選ぶ上でも重要な問題である。

丈の長さも

とあり、ベストな丈を探すというのは人によってかなり難しい選択である。
そこでここからは、それぞれの丈の違いや強みを紹介していこう。

ショート丈

ショート丈のPコートは、カジュアルなコーディネートができることから男性だけでなく、女性にも愛用されている。
丈の短さから、デニムなどスポーティーなパンツとの相性が良い。
気軽にPコートを試してみたいならおすすめだ。

ミドル丈

ミドル丈は、ショート丈と同様にオーソドックスなスタイルとして主流の一品だ。
カジュアルなだけでなく、綺麗めの見た目を演出できることから、幅広い着こなしが可能になる。
落ち着いて重厚感を感じる雰囲気を出せるので、見た目の格好良さを重視するならおすすめだ。

ロング丈

膝の下あたりまで伸びているロング丈は、ショートやミドルと比べてそこまで数多く売られている訳では無いので、希少価値の高い一品である。
長い丈をしているので、背広の上などビジネスの際に着用するには最適の一品だ。
上品な見た目なので、お洒落な雰囲気を押し出したい人にはおすすめである。

落ち着いた色がおすすめ

Pコートでおすすめの色は、落ち着いた雰囲気のブラックネイビーである。
定番中の定番と言われるブラックネイビーの強みは、靴やニット帽、ズボンなどと違和感なく合わせることができることだ。
もしこれから初めてPコートを購入したいと思ったら、まず落ち着いたブラックネイビーから購入してみるのをおすすめする。

Pコートおすすめブランド

この項目では、Pコートのおすすめブランドについて紹介する。
いくつものブランドがあるが、どんな特徴があるのか、どんな個性があるのかを詳しくブランドごとに解説していく。
どのブランドを購入するのが良いのか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてほしい。

フィデリティ(FIDELITY)

フィデリティは、アメリカボストン生まれの老舗アウターウェアメーカーである。

丈夫で機能的な服として人気の高いこちらのブランド。
ボタンは4個から10個まであり、襟元にはチンストラップとホックがあることで、雨風の進入を防ぐことができる。
生地はメルトン素材を使用し、肉厚で防寒性も高く軽量なので、重さのストレスが少ないのも強みである。

ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)

アメリカを代表する、世界最古の紳士服ブランドとしてお馴染みのブルックスブラザーズ。

ウール素材を使用したPコートは、柔らかな着心地が特徴である。
ダブルブレステッドを使用した大きな袴がついていて、背面にはウェストベルト、ボタンは錨マークと、伝統に忠実な姿勢を貫いているのが特徴だ。

カジュアルで大人の雰囲気をアピールしたい人には、ぜひおすすめしたいブランドである。

ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)

日本のブランドでおすすめしたいのが、日本のアパレル企業「ベイサイドクルーズ」が展開しているジャーナルスタンダードである。

このブランドの強みは、イタリア産のウールナイロン糸を生地に使用し、程よい艶と滑らかな質感だ。
ゆったりとしたサイズ感なので、ニット帽などとの相性も抜群である。

トゥモローランド(TOMORROWLAND)

日本生まれで、シンプルな質の高いデザインとして有名なトゥモローランドも、Pコートの評価が高いことで知られている。

ラグジュアリーで柔らかい素材感なので、デザイン性も高くお出かけ用でもプライベートでも着こなせるのが強みだ。
ストレッチ性も強いので、軽くて着やすいPコートを購入したいならおすすめのブランドである。

ディースクエアード(Dsquared2)

ディースクエアードとは、1992年にイタリアでカナダ人の双子によって立ち上げられたブランドで、数々の世界的セレブに愛されている。

長めの着丈にゆとり感のあるシルエットが特徴で、上品でエレガントな高級感を演出した雰囲気だ。
セレブに憧れを持つのなら、ぜひ購入しておきたいブランドである。

ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)

アメリカを代表するメンズブランドとして有名なポロラルフローレン。

そんなポロラルフローレンのPコートは、男の魅力を十分に引き出すPコートが目白押しである。
カシミヤにウール、シルクと素材も豊富で丈が長く、紳士的な雰囲気を演出したい人にとってはうってつけのブランドだ。

キャプテンサンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)

有名デザイナーの児島晋輔氏によって2013年に設立されたキャプテンサンシャイン。

比較的新しいブランドでありながら、古くからの伝統と素材を大事にした服は、幅広い世代に愛されている。
そんなキャプテンサンシャインのPコートは、見た目は重厚なデザインながらリラックスして着こなせて、見た目とは裏腹に軽くて色気も漂う極上の一品だ。

簡単に着こなせて、初めてPコートを購入する人にもおすすめである。

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)

日本を代表するセレクトショップのユナイテッドアローズも、様々なタイプのPコートを販売している。

素材はソフトなウールのダブルビーバー素材を使用していて、サイズ調整など細かい部分に気を使ったデザインだ。
カーディガン風のPコートも人気で、比較的安い価格で購入できるのも強みである。

ショット(Schott)

レザー製品で有名なショット。

ライダースジャケットでお馴染みのブランドだが、Pコートの評価も高い。
アメリカで製造されたショットのPコートは、重さが24ozと軽くて着やすいので、誰でも着こなすのが容易なところが特徴である。

マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)

英国を代表するアパレルブランドとして有名なマッキントッシュフィロソフィー。

こちらのPコートは、クラシカルなメルトン素材を使用し、滑らかな着心地が特徴である。
男女でシェアできる、ユニセックスなムードが強みだ。

シップス(SHIPS)

スタイリッシュかつトラディショナルなデザインが売りの、老舗セレクトショップのシップス。

素材はメルトン生地を使用しているが、重さはあまり感じず軽量感があって快適な着こなしができることが強みだ。
背広と合わせてもしっかり背広が隠れる長さであるので、ビジネスシーンで着るにもおすすめである。

ディーゼル(DIESEL)

イタリア生まれのアパレルメーカーとして知られるディーゼル。

その中でもおすすめは、Pコート風のニットジャケットである。
スエット素材を使用していて、薄い見た目ながら冬場でも風を通しにくい素材でできているので、寒い季節でも快適に過ごすことが可能だ。

ナイジェルケーボン(Nigel Cabourn)

ビンテージミリタリー等でお馴染み、イギリス生まれのナイジェルケーボン。

機能性を重視したデザインとなっており、かつ高密度な紡毛原料を使用しているので、寒い時期には手放せ無い一品だ。
遠目からも映えるので、Pコート好きなら必ず抑えておくべきブランドである。

バズリクソンズ(BUZZ RICKSON’S)

軍用のフライトジャケットのブランドとしてお馴染みのバズリクソンズ。

こちらのPコートは1910年にアメリカ海軍で使用されていたコートを忠実に再現したものである。
メルトンウール素材やコーデュロイ生地など、オリジナルに拘った作りになっている。

好みのPコートを選ぼう

今回は、好みのPコートを選ぶために

について解説した。
記事を参考にして、お気に入りのPコートを選んでみよう。