夏のキャンプは空も明るくて気持ちが良い。
水遊びやサイクリングやカヌーなど夏らしい遊びが楽しめるのが夏キャンプの醍醐味だ。
しかし夏のキャンプは想像するよりもずっと大変だ。
暑さや虫、日焼けなど対策すべきポイントがたくさんある。
気持ちが良い状態でいられるためには虫除けスプレーや扇風機などのアイテムがあるとより快適に過ごすことができる。
また服の機能性も重要だし、デザイン性もあるとさらに気分も変わる。
キャンプ初心者だとどんな格好をすれば良いのか迷う人もたくさんいるだろう。
そんなあなたにキャンプ場でのおすすめな服装と対策すべきポイントを紹介していこうと思う。
【夏】キャンプの服装で注意する6つのポイント
昼夜の寒暖差に注意
キャンプ場の標高が高いほど昼夜の寒暖差は激しい。
昼は日差しがつよく暑いが、夜は急激に冷え込む場合が多い。
日中はTシャツ、夜間はウインドブレーカーで重ね着をするなどの防寒対策が必要だ。
虫刺され対策
夏の虫除け策はとにかく重要だ。
蚊・ブヨ・蜂・ムカデなど虫の対策をしておかないと、せっかくのキャンプも気分が台無しになってしまう。
対策としては、虫が多いところでは長袖・長ズボンをはく・肌の露出を控える必要がある。
日差し対策にはサングラスもあるとさらに快適だ。
日よけ対策
キャンプにおいて日よけ対策は絶対だ。
特に真夏の暑い時期においては帽子が必需品である。
つばの大きいタイプのものや、後頭部や首筋まで日差しをしっかりとカバーしてくれるタイプがおすすめだ。
日焼け止めクリームを塗っておくとさらに安心だ。
濡れるとクリームがおちてしまうので塗り直しをすることも考えよう。
せっかくの楽しいキャンプから帰ってきて、日焼けで苦しむハメになることは避けたいものだ。
雨対策
山の天気は崩れやすい。地域の天気予報が降水確率が0%だとしても、雨にあう可能性は十分にあるので雨対策は必須である。
また、機能性のあるアイテム選びが必要だ。
以下の用意はしておこう。
- レインウェア(レインコート・レインアウター)
- 長靴
- レインブーツ(安心して動けるよう滑りにくいものが良い。)
- 傘(レインウェアだけでなく、傘があると動き回りやすい)
- 防水キャップ(傘をさせない場面では、雨で視界が悪くなるからあると便利だ。)
火を使うときには燃えにくいコットン素材がベター
火を起こすときは、天候の状況によって火の粉を浴びることがある。
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維のものは耐熱性がなく燃えやすいので、服に穴 が空いてしまうことがある。
コットン100%かコットンが多く含まれている素材を着ると燃えにくいので安心だ。
防水性のある靴
突然の雨や地面の状態がぬかるんでいたりしていると濡れてしまうことがある。
足や靴が濡れると精神的なストレスが大きい。
また体も冷えて体にも良くない。
防水性で履きごごちの良く、普段使いもできるおしゃれな靴もたくさんあるのでおすすめだ。
夏のキャンプにおすすめの服装
レギンス
ショートパンツスタイルだとどうしても日焼けをしてしまう。
そんなときはショートパンツの下にレギンスを履こう。
暑く感じるかもしれないが、慣れると意外と快適だ。
肌の隙間があると日焼けをするのでそこは靴下などで補おう。
サンダル
夏のキャンプは川遊びや釣りを楽しむことができるのでサンダルがとても役に立つ。
速乾性と通気性のある素材のものがベター。
水の中は滑りやすいので高機能なスポーツサンダルだと過ごしやすい。
通気性、冷感、速乾性のある生地。
生地の素材もきちんと見て選ぼう。
通気性の良いものや冷感・速乾性のある生地を選ぶと過ごしやすくなる。
また、日中はTシャツ・ハーフパンツで過ごすことが多くなる。
汗をたくさんかくので着替えは何枚か用意しておくと良い。
マウンテンパーカーやサマーニット
虫が多いところや夜の冷え込みを考えると、マウンテンパーカーやサマーニットなどの 羽織りものは必需品だ。
足も冷えるので長ズボンもきちんと用意しておこう。
寒さに耐えながらの天体観測は大変だ。
以上をふまえて、キャンプでのおすすめのコーディネートを紹介していきたいと思う。
Tシャツ×柄物ハーフパンツ
シンプルな白Tシャツの定番スタイル。
柄物のハーフパンと合わせてメリハリがついたスタイルになっている。
水陸両用サンダルとおしゃれなポイントが入った靴下とを合わさると全体がグッと引き締まった印象になる。
ナイロン製のハーフパンツは、濡れても乾きやすく水辺で遊ぶ時も安心だ。
マウンテンパーカー×デニムパンツ
マウンテンパーカー×デニム×スニーカーでカジュアルなスタイル。
マウンテンパーカーがあると肌寒さの対策になるので一枚は持っておきたいアイテムだ。
普通のデニムは動きにくそうだと思われそうだが、アウトドア用のデニムは伸縮性・撥水性など機能性に優れているためおすすめだ。
ビッグベスト×ロングパンツ
おしゃれなキャンパーに人気の収納付きベスト。
バックを持ち歩かずに済むので身も軽い。
また、ハンマーや手袋などキャンプの設営に欠かせないアイテムを収納できるので利便性が高い。ベストもロングパンツも難燃性で火を扱う時にも安心できる。
アウトドアスタイルで気分もさらに上がる。
キャンプにおすすめのアイテム
夏のキャンプで一番ネックなのは暑さ、虫対策だ。
以下、あると良いおすすめのアイテムを紹介しよう。
<キャンプにおすすめアイテム>
扇風機
近年、扇風機はアウトドアにおいて需要が伸びている。軽量でアウトドア用のパワフルなコードレスタイプのものがおすすめだ。
首にかけて手軽に持ち歩けるタイプがあると便利だ。
蚊取り線香
虫対策には蚊取り線香があると良い。家庭用のものではなく、アウトドア用、野外用と呼ばれるものはとても強力で虫を寄せ付けない。
濡らしタオル
水に濡らすだけでひんやりとする冷感タイプのタオルだ。
熱中症対策にも良い。
これらのアイテムはとても必要だが、服の素材・機能を生かしたアイテムでも暑さを凌いでいこう。
以下、詳しく説明していく。
トップス
the north faceのビッグロゴTシャツ。きているだけでも気分は上がる。
白Tシャツは汚れが目立ちそうだが、白は明るい印象もあるためか結構人気なのだ。
綿100%の素材で汗も吸収してくれてキャンプに適している。
ボトムス
トレンド感のあるミリタリーカーゴショーツ。シャンブレーウェザー生地なので光沢感があり、大人が履ける上品さがある。
生地特有の軽さと丈夫さがキャンプに適している。
帽子
軽量性、速乾性、通気性、日焼け防止(UVケア機能つき)に優れている。
UVカットは85%以上。
頭部のメッシュ生地もポイントで、日差しを避けながら通気性を確保。
汗をかきやすい人は速乾性のある帽子にするだけで快適になる。
紐は取り外しができるので状況に応じて使いこなすと良い。
靴下
吸水性と通気性もあり色使いがおしゃれ。ファッションポイントとしても見せられるデザイン。
ハーフパンツやサンダルと合わせてコーディネートすると見栄えも際立つ。
靴
ハイキングシューズで足のなじみよし、履き心地よし、長時間の歩行も足が疲れにくい。
急な雨にも安心な防水性だ。
普段使いもしやすいカジュアルなデザインだ。
雨具
ポンチョ型で着丈も長めなシックなデザイン。
フードつきで頭もカバーできる。
テントを広げる時やしまう時など、傘を使えない状況にレインコートは必需品だ。
テント
初心者でも簡単に設置ができる。4人用テント。
タープもついていて、お値段にお得感を感じられるスノーピークのテント。
風速10メートルでも崩れず、一晩中続くゲリラのような豪雨にも浸水せずに耐えられると評判が良い。
日中のテントの中は暑くて熱中症の心配もあるが、タープがあるので休憩には快適で安心だ。
夏キャンプを楽しもう!
いかがだっただろうか。
夏のキャンプは楽しいアクティビティがたくさんある。
青空の下で仲間と飲むビール・ハイキング・カヤックなどのウォーターアトラクション。キャンプファイヤー・花火・天体観測などの夏ならではの楽しみを思いっきり満喫しよう。
そしてキャンプを楽しむためにはいかに快適に過ごせるかが大切だ。
きちんと対策をしてキャンプに臨もう!