ここでは、アメカジスニーカーをご紹介していきます。カジュアルファッションと言われると、何を着ればいいかと悩んでしまう事はありませんか。
特に休日のコーディネートは、かっちりし過ぎたコーディネートだと、堅苦しくなってしまいリラックス出来ません。かといって、インドアでのラフな服装だと出かける際に、結局着替えるハメになる事もあります。
そんな時は、アメカジスニーカーを上手に取り入れる事で、
- キレイ目のカジュアルダウン
- 休日のリラックスコーデ
- 大人のクラシックコーデ
が簡単に出来てしまいます。
いつものコーディネートの足元を変えるだけで、ガラッと雰囲気が変わりますので、参考にしてみてください。
アメカジスニーカーが人気の理由
アメカジスニーカーは、シンプルなデザインが多いので、幅広い年齢層が着用できてどんな洋服にもなじみます。
その為、多くの海外セレブや有名アーティストなどが、カジュアルコーディネートにアメカジスニーカーをよく取り入れています。ここではアメカジスニーカーが人気の理由を
- シンプルなデザイン
- シックなクラシカルデザイン
- ローテクスニーカーの魅力
の3つに分けてご紹介していきます。
シンプルなデザイン
そもそもアメカジファッションは、1900年代の既製品の労働服や軍用服が起源になっています。
当時は、装飾性よりも活動性が重視されており、アメカジスニーカーもシンプルなデザインになっていきました。
凝ったデザインは流行に左右されやすいですが、シンプルなデザインは、いつの時代のファッションにも馴染み飽きが来ません。
シンプルなアメカジスニーカーは、カジュアルダウンの便利アイテムとして、いつの時代でも重宝されるのです。
シックなクラシカルデザイン
アメカジファッションの王道であるワークスタイルは、落ち着いた雰囲気で抜け感も出るのでおすすめです。
ただし、ワークスタイルのヴィンテージ感を出すのは難しいですし、ヴィンテージ品は高額なものが多かったりします。
そこで、アメカジのレトロ風スニーカーを取り入れると、グッとヴィンテージ感が出て大人のクラシカルコーデになります。ヴィンテージ風のアメカジスニーカーで落ち着いたワークスタイルを楽しんでみてください。
ローテクスニーカーの魅力
アメカジの定番スニーカーは、ローテクスニーカーがほとんどで、作りがシンプルで丈夫な為、長く履く事ができます。ローテクスニーカーは、1990年代以前のハイテクスニーカー以外のものを指します。
ハイテクスニーカーは、ポリウレタンのソールが水を含みやすいので、劣化が早くなります(加水分解)。それに比べローテクスニーカーは、ラバーソールがほとんどなので、水を含まずに劣化しづらいと言うわけです。
ローテクスニーカーを長く育てていくのも、アメカジスニーカーの楽しみ方のひとつです。
メンズ向けアメカジスニーカーのおすすめモデル17選
アメカジスニーカーは、ブランドや種類が豊富なので、選ぶ際に目移りしてしまいます。
アメカジスニーカーは、主に「定番」「ヴィンテージ風」「リラックス」「ハイテク」に分かれます。ジャンル分けをして選定する事で、目指すスタイルに合わせたコーディネートがし易くなります。
ここでは、おすすめの17足をピックアップしていますので、あなたが目指すスタイルに合わせて、アメカジスニーカーを選んでみてください。
ニューバランス(New Balance) ML574
ニューバランスは、1906年に新しいバランス感覚をもたらす靴として、ボストンで誕生しました。その中でも「574」は最も長い歴史があり、伝統と最新テクノロジーが融合された定番モデルです。
定番と言われるアメカジスニーカーは、シンプルでありながら存在感がある、絶妙なデザインバランスが魅力です。
アメリカの歴史と共に進化してきた「574」は、アメカジの定番として、今も多くの人に支持されています。
オニツカタイガー(OnitukaTiger) MEXICO 66
アメリカのアイビールックブーム全盛期、1960年代の雰囲気をまとった、オニツカタイガーの人気シリーズです。
デニムにさらっと合わせるだけで、アメカジの起源であるスクールファションのコーデになります。また、カラーリングがとても豊富なので、ついコレクションしたくなってしまうモデルです。
カレッジスタイルやビジネスカジュアルの外しアイテムとして、持っているとおしゃれの幅が広がります。
ヴァンズ(VANS) スケートハイ
サブカルチャーのアイコン的ブランドであるヴァンズは、70年代の西海岸ファッションに大きな影響を与えました。当初「Style 38」として発売され、スケーターに向けたモデルであった為、「SK8」と表記されスケーターの心を掴みました。スケートボード仕様なので、激しいスケートボードのトリックに耐えられる丈夫さも、魅力のひとつです。
また、スケートシューズでありながら細身のシルエットなので、アメカジのシンプルなコーディネートにも相性が抜群です。
コンバース(CONVERSE) ジャックパーセル
つま先のラインからスマイルと呼ばれるこのモデルは、バトミントンプレーイヤーが携わって開発されました。
スポーツシューズをタウンユースとして提案するコンセプトは、アメカジスタイルそのもの。
機能的でありながら、シンプルでどんな服装にも合わせられる、アメカジの定番アイテムとして定着しました。
シンプルなスニーカーは、ドレッシーな服装との相性も良く、普段からきれい目なコーディネートが多い方にもおすすめです。
ブルックス ヘリテージ(BROOKS HERITAGE) RENSHAWレザースニーカー
ブルックスは、アメリカで100年以上続くランニングシューズメーカーで、長い歴史とその信頼は随一です。こちらは復刻モデルであり、ボリューム感のあるレトロな風合いが、ヴィンテージ感をアップさせます。
ヴィンテージ風のアメカジスニーカーは、ワークスタイルやミリタリースタイルの雰囲気と相性が抜群。
ダメージデニムや古着とミックスさせて、大人のこなれ感のあるコーデに持って来いです。落ちついた大人のクラシックコーデに挑戦したい方は、スニーカーから揃えてみてはどうでしょうか。
クッシュマン(CUSHMAN) LOWCUTCANVASSNEAKERLOUBROCK2ndTYPE
クッシュマンは、古き良きアメリカを感じながら、どこか新しさを感じさせてくれるブランドです。ヴィンテージ風のコーディネートでは、野暮ったくなってしまうという方も多いと思います。
それはヴィンテージのアイテムは、デザインがシンプルなものが多い為、単体ではなかなか雰囲気が出ないからです。そこで、レトロ感のあるスニーカーを取り入れると、全体的に統一されてこなれ感がでます。このスニーカーも、3色の絶妙なカラーリングが、上手くヴィンテージのレトロな風合いを表現してくれます。
ダッパーズ(Dapper’s) CanvasSneakersTypeLowCut2023Model
こちらは、バルカナイズ製法という職人技術によって作られた、ダッパーズのキャンバススニーカーです。バルカナイズ製法とは、手作業によって作られるスニーカーの製法で、国内で生産できる工場は数える程になっています。機械加工に比べて、シルエットがきれいに保たれ、ソール部分が柔らかくて歩き易いのが特徴です。
ローテクスニーカーでよく使われる製法なので、丈夫で長く履き続けられるスニーカーと言えます。
アシックス(asics) コルセア
アシックスはアメリカでも人気が高く、海外では「アシックスタイガー」として認識されています。アシックスの歩きやすくて疲れない性能の高さが、アメリカのニューヨーカーやLAのファッショニスタに刺さり人気に。
アメリカのアーティストやセレブ達からの支持を得ており、今後のアメカジファッションに外せないブランドと言えます。
桃太郎ジーンズ(MOMOTAROJEANS) 出陣スニーカー
桃太郎ジーンズは、アメカジに欠かせないデニムの日本代表と言っても過言ではないかもしれません。国内デニムの聖地と言われる岡山県児島で、職人が情熱を燃やして作るメイド・イン・ジャパンデニム。
桃太郎ジーンズのスニーカーといえば、品質保証はもちろんのこと、デニムファンにはマストなスニーカーです。ダメージデニムや古着とミックスさせて、大人のこなれ感のあるコーデにマッチすること間違いなしです。
リーボック(Reebok) インスタポンプフューリーOG
1990年代のハイテクスニーカーブームの際に、爆発的な人気であったリーボックのポンプフューリーは、今でも存在感は健在です。当時、ハイテクスニーカーの王道であるエアマックス95に、引けを取らず大人気モデルに。その後も様々なブランドとコラボを重ね、今もなおファンを増やし続けているハイテクスニーカーのレジェンド。
ハイテクスニーカーは、こだわったディテールのデザインなので、アメカジと合わせるとシルエットにメリハリが出ます。緩急のあるコーディネートで、都会的なカジュアルファッションに挑戦してみてください。
ホカ オネオネ(HOKA ONEONE) ボンダイ Lエンブロイダリー
「野心」と「革新」を追求するホカは、ブレない信念を感じさせるフットウェアブランドです。サステナビリティにも本気で力を入れており、その姿勢は多くのファンから好感を得ています。
ランニングシューズやトレイルシューズとしての機能性は、プロアスリートから支持されるほどの本格派。アメカジファッションで陥り易い、シンプルなアイテムばかりのコーディネートになってしまう。
そんな時は、斬新で力強いデザインが魅力なホカのスニーカーで、足元にアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。
アディダス(adidas)スタンスミス
スニーカーのマルチプレイヤーとして名高い、アディダスの名作スタンスミスは、アメカジに限らずドレッシーやストリートと変幻自在。1973年に発売以来、無駄がなくシンプルである上品さが、いつの時代にも支持されてきました。
シンプルなスニーカーは、スポーティーで爽やかな印象を与え、堅苦しさを払拭してくれます。
老若男女どんなシーンにも順応するスタンスミスは、洗練された絶妙なデザインで、アメカジファンを魅了し続けるのです。
ナイキ(NIKE) エアフォースワン
1990年代半ばに、ストリート発のファションが日本で注目を集め、スケーター風のオーバーサイズのコーディネートが流行しました。ボリューム感があるエアフォースワンは、 太めのパンツにも合わせやすくて、ストリートファッションの定番となったのです。
エアフォースワンは、存在感がありながらも、ハリのあるレザー素材が、足元を上品にまとめてくれます。
チャコ(Chaco) パオニア
チャコサンダルは、アメリカコロラド州でウォータースポーツから生まれたアウトドアフットウェアブランドです。人間工学的な観点から、快適性や機能性を追求したチャコのサンダルは、究極のスポーツサンダルとして人気です。ナチュラルな雰囲気を持つチャコのスニーカーは、ラフなサーフスタイルと上手く調和します。
合わせるアイテムを、ベージュやブラウン系のナチュラル色で統一すると、やわらかい大人のリラックスコーデの出来上がりです。
バズリクソンズBUZZRICKSON’S) SHOE,BASKETBALL
ミリタリーファッションでおすすめなのが、フライトジャケットメーカーで人気なバズリクソンズのハイカットスニーカーです。オールブラックカラーとオリーブの2色から選べて、いずれもミリタリーアイテムとの相性は言うことなし。このスニーカーの生地は、空軍パイロット用の耐水服にも使われており、耐久性能が高い本格ミリタリースニーカーです。
ウエアハウス(WAREHOUSE) LOWCUTDENIMSNEAKER
1995年創立のウエアハウスカンパニーは、流行に流されないヴィンテージ古着の復刻を追及しています。色落ちのデニムやTシャツなどが揃っているので、クラシカルコーデに挑戦したい方は是非おすすめです。こちらのスニーカーは、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる配色で、ヴィンテージ好きにはたまらない1足。
かっちりしたファッションのアクセントとして使えば、抜け感があるシックなスタイルに早変わりです。
レインボーサンダルヌ(RainbowSandals) THEMOCCASHOE
アメリカ西海岸のコーディネートには、リラックスのアメカジスニーカーが最適です。レインボーサンダルは、西海岸のカルフォルニア州で手作りされており、多くの人から愛されています。その品質は、サーファーからの支持も厚く、サーフファッションの定番アイテムとしても有名です。
サーフスタイルは、ラフになり過ぎて若い人向けというイメージになりがちです。しかし、スエードなどのシックなスニーカーを足元に持ってくることで、落ち着いた印象になります。リラックスできるサンダル型シューズで、余裕のある大人の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
アメカジスニーカーをファッションにうまく取り入れることで、さまざまな効果をもたらしてくれます。
コーディネートする際は、トップスやボトムに意識が行きがちですが、全体の雰囲気や統一感を出すのに、靴はとても重要です。
特にアメカジスニーカーは種類が豊富なので、目指すスタイルにマッチするものが必ず見つかるはずです。アメカジスニーカーを手に取れば、あなたのファッションの幅は広がり、今より更におしゃれが楽しくなる事でしょう。