デニムはとても奥が深い。
ボトムの中で最も定番で、誰もが1本は持っているであろうデニム。
日本製のデニムは世界中でも人気が高く、デニムブランドも多く存在する。
だが自分に合うベストを見つけるのはなかなか難しいのが現状だ。
- 国産のデニムブランドで定番のものを知りたい
- 自分の好みのデニムを探したい
- 海外ブランドで一癖あるデニムを履いてみたい
- そもそもデニムのことをあまりよく知らない…
ここに当てはまる人はぜひとも本記事に目を通してほしい。
デニムおススメブランドをとにかくたくさん載せている。
国内外問わずおしゃれジーンズをご紹介しているので、自分の好みが見つかるはずだ。
デニムによる違い
デニムといっても種類がたくさんある。
そこでまずは下記の3つに分けて違いを一つずつ見ていこう。
・国産デニムと海外デニムの違い
・素材による違い
・厚みによる違い
国産デニムと海外デニムの違い
日本のデニムはとてもクオリティが高い。
海外からも非常に人気があり、有名ハイブランドのデニムがメイドインジャパンということもある。
国産デニムは品質が高く生地や縫製にもこだわって
細部まで技術力が光るデニムなのが特徴だ。
一方海外デニムは、デニムの歴史を語るのに外せない存在であり、
洗練されたデザインが多い。
ジーンズ発祥の地はアメリカである。
歴史が長いジーンズブランドが多く存在するのだ。
だがヨーロッパも負けていない。
デニム生地の発祥はフランスと言われているのである。
それぞれ違いがあるものの、共通して言えることは
デニムはが世界中で愛されているということだ。
素材による違い
デニム生地はおおまかに綿100%とストレッチタイプがある。
それぞれ違いを見ていこう。
綿100%
デニムならではの味を出せるのが綿100%だ。
最初は固いが、履けば履くほど体に馴染んでくれるためデニムの楽しさを味わうことが出来る。
生地もとても丈夫なのが特徴だ。
ストレッチ素材
綿素材にポリウレタンが入っていると伸びがよく、ストレッチが効いたデニムになる。
丈夫さは綿100%に劣ってしまうが、とにかく履き心地が良い。
スキニーデニムなどに多く使われている素材で、美脚効果も出せる。
厚みによる違い
デニムを選んでいるとよく見かける「オンス(oz)」という単位は、デニム生地の重さを表す。
例外もあるが、一般的に生地の重さが重いものは厚みもある。
厚みがあるものは保温性もあり秋冬にも気兼ねなく履ける。
一方で軽いものは通気性がよく春夏にも最適だ。
このようにオンスによる違いは様々である。
一般的にライトオンス・レギュラーオンス・ヘビーオンスの3つに分けることが出来るので、一つずつ見てみよう。
ライトオンス
10オンス未満の軽いものをライトオンスという。
ストレッチ性の高いスキニーデニムなどによく使われている。
厚みのあるものと比べると耐久性はやや劣るが、
春夏でも爽やかに着ることが出来るのが特徴だ。
レギュラーオンス
14オンス程度のデニムがレギュラーオンスだ。
一般的なデニムのほとんどがこのレギュラーオンスで作られている。
通年使うにも適しており、多くの人に馴染みのある厚みだ。
ヘビーオンス
15オンス以上のものをヘビーオンスという。
ヘビーというだけあって、手に取ると硬さやごわごわを味わうことが出来る。
履いたときもずっしりと重みがあり、デニム本来の楽しさを肌で感じることが可能だ。
厚みがある分丈夫なので、長く着用できる。
デニム正しいサイズの選び方
デニムはサイズ選びが重要だ。
生地が固く、サイズが合っていないと履くことすら難しい。
育てていくことも楽しみの一つであるデニムを、
履くことがストレスになってしまってはもったいない。
ここではウエストや太もも(ワタリ)など部位ごとに正しいサイズの選び方をご紹介していく。
ウエスト
ウエストは、ウエストと体の間に指2本ほど入るくらいの大きさを目安に選ぼう。
少し大きめでもある程度はベルトで調整することが出来る。
実際のウエストを測るのもいいが、手持ちのデニムを測るのも良い。
股上
この数値が大きいほど股上が深いということになる。
深いとラフな印象になり、腰回りが楽に履ける。
反対に股上が浅いと、人によっては窮屈さを感じるが、
スッキリと足が長く見えるのが特徴だ。
自分の好みや履きやすさでサイズを選ぼう。
持っているパンツの股上を測ってみるのが一番安心だ。
ヒップ
ウエストの大きさに合わせてヒップも大きく作られていることがほとんどなので、
ウエストで合わせれば問題ないことが多い。
ただ特にヒップが気になる場合、しっかり手持ちのパンツを測っておこう。
ヒップが大きめに作られているテーパードタイプのデニムを選ぶのも良い。
太もも(ワタリ)
太もものサイズが気になる人は、まずここをチェックしよう。
この数値が大きいほど太ももの幅も大きくなるので、パツパツ感がなくなる。
ウエストはベルトなどで調整する前提で、太ももからサイズを選ぶのもアリだ。
裾
デニムの裾が靴の甲につくかつかないか程度の長さがスタンダードである。
だが裾はロールアップしたりお直しも出来るので、
極端な長さでない限りは対応がしやすい箇所だ。
国産おすすめブランド
では具体的に日本発のデニムブランドを見ていこう。
メイドインジャパンのデニムは海外からも多くの支持を得ている。
日本ならではの質の良さや、シルエットなど、ここにしかないものがたくさんある。
ぜひチェックしてみてほしい。
エドウイン(EDWIN) 「503レギュラーストレートパンツ」
誰もが知るEDWINの503。
名前だけでも聞いたことがある人が多いのではないだろうか?
日本人の体型に合わせたストレートなデニムで
定番中の定番アイテムである。
日本人の体型に合ったデニムを自分たちで創っていく
という思いをもとに、デニムの歴史に革新をもたらしていったブランド。
日本発のデニムブランドでの中でも特に有名なブランドだ。
レッドカード(REDCARD) 「ライダー」
定番のスキニーシルエットパンツであるライダーは、
タイトさがスタイリッシュな印象をもたらしてくれる。
カジュアルさの中に上品さがあるスキニーデニムだ。
リアルヴィンテージのようなきめ細かい加工を施しているうえに
見た目からは予想できない履きやすさがあるブランドだ。
日本ならではの感性を大切にし「進化版REAL DENIM」を掲げている。
ジャパンブルージーンズ(JAPANBLUEJEANS)「サークル テーパード」
デニムで有名な岡山県発祥のブランドの一つ。
テキスタイルメーカーだったが、
ヨーロッパでデニムブランドとして立ち上がった後に、日本にやってきた。
日本クオリティは残しつつ、ヨーロッパで洗練された
クラシカルなシルエットが他にはない良さだ。
商品名にもなっている「サークル」は、腰回りのカーブベルトから来ている。
カーブする事でフィット感が増し、履きやすさを実現。
サムライジーンズ(SAMURAIJEANS) 「男気」
大阪発のデニムブランドで、重厚感たっぷりのヘビーオンスデニムが特徴だ。
「サムライ」の名の通り、武骨でワイルドなスタイルのデニムが多く、
色落ちや質の良さにこだわったまさに男らしいブランドだ。
「男気」は細身のテーパードシルエットで、
重厚感あるデニムながらスタイリッシュさも出せる優れたデニムだ。
細身だが股上は浅くなく、履きやすさも抜群である。
桃太郎ジーンズ(MOMOTAROJEANS)「出陣レーベル」
デニムの聖地である倉敷市発祥のデニムブランド「桃太郎ジーンズ」は、
生地から仕上げまで全ての工程を細部までこだわり抜いたデニムが揃う。
シンプルなストレートタイプでややテーパードがかかっているため、
ベーシックながらももたつかず履くことが出来る。
ホス(HOSU) 「12oz スリムテーパードブラックデニム」
HOSUは中目黒発祥のデニムブランドだ。
ピタッとしすぎないスキニーデニムスリムなテーパードデニムなので、
履き心地もよくシルエットも最高にイイ。
カジュアルからキレイめスタイルまで網羅できる一本だ。
フルカウント(FULLCOUNT) 「0105」
質の良いジンバブエコットンを100パーセント使用したデニム。
ワイドでゆったりとしたシルエットだが、野暮ったい印象は全くない。
何十年という付き合いのデニムだからこそ、履き心地もしっかりと追及している。
フルカウントというブランドはそこまで見据えてジーンズ作りをしているのだ。
リゾルト(RESOLUTE) 「710」
丈を切らずに履くことが出来るデニム、それがリゾルトのデニムだ。
豊富なサイズに加えてレングスの長さもチョイスすることが出来る。
日本人の体型に合うデニムを徹底的に追求し、履き心地ももちろんのこと
シルエットも素晴らしい。
スタンダードな「710」シリーズは、テーパードストレートタイプ。
程よいタイトさが美脚効果をもたらす。
ジョンブル(Johnbull) 「デニムカーゴパンツ」
デニムのカーゴパンツというと聞きなれない人も多いだろう。
ジョンブルのデニムカーゴパンツは、現代風に落とし込んで
オシャレなアイテムとして完成させている。
カーゴパンツとしての存在感も残しつつ、ワイルドなデニムとして
すっきりと履くことが可能だ。
ジーンズを始め、「本物」のものづくりを通して
時代を超えて愛される岡山県発のデニムブランドである。
スプ(SPU) 「ダメージデニム」
とても加工とは思えないほどの自然なダメージデニムだ。
ダメージデニムは若々しいイメージもあるが、肌が見えるダメージ加工ではないので
ワイルドにキメることが出来る。
そしてSPUのデニムはストレッチ性もありとても履きやすい。
ビッグジョン(BIGJOHNJEANS) 「ストレッチデニム」
国産デニムの先駆けとなったビッグジョンの人気は、
創業から80年以上経った今でも衰えていない。
ストレッチ性が抜群に高く、どこよりもストレスフリーなデニムだ。
それでいてシルエットや生地感は安っぽくない。
オアスロウ(orslow) 「スタンダード ユーズド デニム」
兵庫県発のデニムブランドであるオアスロウは、
超デニムマニアであるデザイナーの熱量が存分に注がれている。
程よいユーズド感のあるスタンダードなデニムは、
太すぎず細すぎない絶妙なシルエットを提案してくれる。
どの季節でも最上級なアイテムとして活躍すること間違いなしだ。
ドゥニーム(Denime) 「XXモデル」
老舗デニムブランドの一つである。
50年代のヴィンテージデニムを意識した、武骨なデザインだ。
少しゆとりのある太さのストレートデニムなので、飽きが来ないのも魅力の一つである。
ぜひ長年の相棒におすすめしたい。
ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIOD’ARTISAN) 「SD-103」
定番であるこの商品は、程よいタイトさが美しいストレートデニムだ。
デニムらしい色落ちやムラを楽しむことが出来るため、世界中からの愛用者も多い。
15オンスという厚みのコシと、美しいシルエットがうまくかみ合っている。
ウェアハウス(WAREHOUSE) 「NONPAREIL WAIST OVERALL」
ヴィンテージデニムを忠実に再現しているのがウェアハウスのデニムだ。
生地や加工など、あらゆる視点からアメリカンヴィンテージを探求し続けている。
ヴィンテージデニム愛好家にはたまらないだろう。
股上は深めで余裕のある着こなしが出来る一枚だ。
フラットヘッド(THEFLATHEAD) 「FN-3004N1」
フラットヘッドのデニムは、アメカジとメイドインジャパンがうまく融合している。
股上は深くややゆったりしているが、全体のシルエットはすっきりと見える。
本来のデニムらしくラフに着るには抜群に相性が良い。
クロ(KURO) 「ANDERS NON WASH」
ジェンダーレスのコレクションも作っており、注目度の高いブランドであるKURO。
すっぽりと腰回りを覆ってくれるストレートなデザインだが、
ひざ下からかかっている少しのテーパードが綺麗なシルエットを生み出している。
エヴィス(EVISU) 「No2001」
エヴィスといえば、カモメマークのペイントが有名だ。
あえて水性で書かれたペイントとデニム、
両方の色落ちを時間の経過とともに楽しむことが出来る。
定番の2001シリーズは、股上も深く全体のシルエットがゆったりしている。
ストリートコーデにも相性がよく、ルーズな着こなしが可能だ。
ウエス(UES) 「大戦モデルデニム」
長く愛用してほしいという思いが熱いデニムブランド、ウエス。
色落ちにも定評がある生地は、育てていくデニムだからこそこだわりのある濃紺だ。
スタンダードなストレートタイプのデニムなので、迷いなくヘビロテできる。
クオドロ(quadro) 「マルチサイデッドデニム」
ナチュラルな加工感のあり、大きなポケットが特徴のペインターデニム。
もたつきがないワイド感はカジュアルコーデの必須アイテムである。
上質でシンプルさを極めたクオドロのデニムに外れがあるわけがない。
カトー(KATO) 「P03DOW」
他にはない、グリーンがかったインディゴの染色方法を行っている。
裾のカーブも日本人のスタイルに合わせて作られており、
細部にまでこだわっているデニムなのは一目瞭然だ。
マインデニム(MINEDENIM)「S.Slim STR 5pocket USD」
味のあるユーズド感があるのに、ストレッチが効いていてとても履きやすいという
履く側にはとてもありがたいデニムだ。
大人なスリムパンツとして季節問わず気軽に着ることが出来る一本である。
バーガスプラス(BURGUS PLUS) 「955-XX」
もったり感のない適度なストレートシルエットは、まったく無駄がない。
見てもわかるザラザラ感が、ワイルドな質の良いデニムだということを物語っている。
究極のベーシックだからこそ、カジュアルにもキレイめにも相性が良いデニムだ。
アメリカおすすめブランド
デニム発祥の地であるアメリカは非常に多くのデニムブランドが存在する。
中でも耳にしたことのあるブランドはたくさんあるだろう。
デニムの生地からシルエットまでこだわったブランドばかりが並ぶ。
ぜひお気に入りを見つけてみよう。
Levis(リーバイス) 「SILVERTAB」
デニムを語るうえで絶対に欠かせないブランドである。
今や常識であるデニムのディティールは、このリーバイスが生み出したものがほとんどだ。
女性にも人気のあるこのシリーズは、ルーズで緩い着こなしが出来る。
肩の力を抜いてリラックスさを大切にしながら履くべき一本だ。
LEE(リー) 「SUPERSIZEDストレートデニムパンツ」
リーバイスと肩を並べる有名デニムブランドであるリー。
ファッション性の高いアイテムが多く、人気なのはデニムだけではない。
ストレートのビッグシルエットだが、丸みのあるデザインなので太すぎることなく履ける。
生地にハリ感があり今風のオシャレなデニムだ。
Wrangler(ラングラー) 「FLARE JEAN フレアデニム」
リーバイス、リーと並んで老舗デニムブランド御三家の一つである。
裾に向かってフレアになっているシルエットは、70年代のフレアデニムをベースに作られている。
スタイルアップの効果もあり、デニムがフォーマルな装いに見えてくるほどだ。
センタープレスも上品な印象を与えている。
GAP(ギャップ) 「 ’90s ルーズデニム」
ファッションブランドで人気のギャップは、デニムの評判も良い。
何より魅力的なのは、質に対してのリーズナブルさだ。
自然なユーズド感加工が施されていて、ゆるっとしたシルエットがルーズ感演出している。
肌あたりもよく、季節問わず使えるデニムだ。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) 「クライミング デュティ パンツ」
アウトドア有名ブランドのノースフェイスでも、実はデニム生地を採用したパンツがある。
脚を大きく動かすクライミングに最適な、ストレッチ性のあるデニムパンツだ。
適度な太さがカジュアル感を出し、タウンユースとしても最高なアイテム。
YANUK(ヤヌーク) 「VINCENT II」
デニムの窮屈さを覆した、ストレスフリーに履くことを追求しているデニムブランドだ。
太ももの適度なゆったり感で楽に履けながら、テーパードでスッキリとしたラインになる。
デニムらしい生地の厚みながら、馴染みの良い優しい肌あたりは履いている方も嬉しい。
TELLASON(テラソン) 「NON-SELVAGE 5 POCKET PANTS」
メイドインアメリカにこだわったデニムブランドだ。
絶妙なシルエットがスタイルアップにも繋がり、上品さをも引き出してくれる。
クラシカルなデザインなので、年を重ねてもカッコよく着れるデニムだ。
rag&bone(ラグ&ボーン) 「Fit 2 Blue」
こだわりの強さが光るデニムブランドであるラグ&ボーンは、ハリウッドスターも愛用している。
デニムなのに洗練されすぎていてもはやデニムに見えないほどだ。
色褪せ感あるカラーは、ノーマルなデニムに飽きた人におすすめだ。
ストンと落ちたノンストレッチの生地は、上質さを醸し出す。
PRPS(ピーアールピーエス) 「RAMBLER ペンキ加工デニム」
ニューヨークを拠点とするデニムブランドだが、日本産まれのデニムである。
アメリカと日本がうまく融合した他にはないデニムだ。
強い加工をされているが、壊れない強いデニムを作り上げている。
細めのストレートでワイルドなコーデになることは間違いない。
PRISON BLUES(プリズンブルース) 「ダブルニーワークジーンズ 」
受刑者により生産されているデニムだ。
ダブルニーデニムペインターパンツの少しゆったりとしたデザイン。
アメリカデニムで質が良く、当然長年の付き合いが出来るデニムなのに、
リーズナブルどころか破格なところも嬉しい。
Stevenson Overall Co.(スティーブンソンオーバーオール)「La Jolla-727」
職人の技術と手間が必要とされる手法を使用し、古いながらも新しいデニムを多く作り上げている。
1960年代のデニムをもとに作られた細めのシルエットだ。
伝統的なデザインだが、今履いても浮くことのないそれぞれの良さがマッチしたデニムである。
Double RL(ダブルアールエル) 「スリムフィット ワンスウォッシュド ジーンズ」
ややローウエストなので、腰回りがすっきりと見える。
裾に向かってテーパードも入っているので美脚効果もあるデニムだ。
有名なセレクトショップでも扱いがあり、質もデザインも一流のデニムブランドである。
ヨーロッパおすすめブランド
ヨーロッパはまた一味違うデザインのデニムが目立つ。
洗練されたクラシカルなデザインから、独創的な他にはないデザインまで
多くの人に愛されているブランドが多く存在する。
DIESEL(ディーゼル) 「デニムパンツ コンビネーション」
ファッションブランドとしても人気が高いディーゼルは、デニムにもこだわっている。
質の良さはもちろん、他にはないデザイン性のあるデニムは愛用者も多い。
フロントのバイカラーがアクセントだが、バックはいたってシンプルなデザイン。
ちょうどいいシルエットでどんなスタイルにも合うデニムだ。
A.P.C(アーペーセー) 「プチニュースタンダード」
これぞ最上のブラックスキニーではないだろうか。
A.P.Cらしいシンプルなデザインで、大きなロゴや紙パッチなど一切付いていない。
そしてシルエットも美しい。
誰が履いてもスタイルアップ間違いない、スタンダードなスキニーデニムだ。
ストレッチのあるデニム生地は、日本製なのも嬉しい。
DENHAM(デンハム) 「BOLT FM3YR GOTS」
伝統的なシンプルなシルエットながらも、しっかりストレッチがきいた履きやすいデニム。
まさにデンハムらしい伝統と進化のバランスが釣り合っている一本だ。
適度なヴィンテージ感もあるので、年齢やスタイルを選ばない。
まさに一生の付き合いとなりうるデニムだ。
G-STAR RAW(ジースターロウ) 「3301 Straight Tapered」
使い込まれたようなかすれ具合が、渋さを出しているデニム。
スキニーのようなフィット感があるが、すっきりしたストレートテーパードだ。
ジースターロウのデザインは革新的なものが多いが、
サステナブルに作られているのも魅力の一つである。
SIVIGLIA(シビリア) 「OQ2000」
モダンなデザインを得意とするイタリア発の老舗ブランドである。
パキッとしたデニム生地に、テーパードがきいたスッキリとしたシルエットが綺麗なデザイン。
これでいてストレッチ性があり、9.5オンスという軽い生地なのも魅力的だ。
ACNE STUDIOS(アクネストゥディオズ) 「Loose-Fit Jeans」
丈が長めでワイドなスタイルのデニムも、ワンランク上のコーデとしておすすめだ。
裾が広がるブーツカットは遊び心もあり、いつもと違う雰囲気も出せる。
ダボつかせてルーズに履くのもよし、フィット感あるトップスとキレイめに合わせてもよしだ。
Nudie Jeans(ヌーディージーンズ) 「Loose Leif」
オリジナルなダメージや加工を施してある、ワイルドなデザインのデニム。
少しゆとりのあるシルエットなので、ダメージをいかしてストリート風なコーデもキマる。
オーガニックコットン100%で作る馴染みのいいヌーディージーンズのデニムは、
名前の通り「裸に近い感覚」で履けるデニムを作っている。
PT TORINO DENIM(ピーティートリノデニム) 「ウォッシュド ブラック デニム」
ブラックデニムの中でも漆黒のブラックが目を引く。
余計な装飾はなく、シンプルだからこそ品の良さが垣間見える。
デイリーに使えながらも、シャープなデザインが美脚に見せてくれる優れた一本だ。
JACOB COHEN(ヤコブ コーエン) 「NICK SLIM」
デニムをワークパンツとしてではなく、テーラードジャケットに合うパンツとして作っている。
それがイタリアのデニムブランド、ヤコブコーエンだ。
仕立てたようにキレイなシルエットなので、カジュアルになりすぎない。
ミドル世代には特におすすめしたいデニムだ。
フィットしすぎないスキニーデニムで伸縮性もあるため、気軽に履くことが出来る。
おしゃれなデニムを履こう
ここまでたくさんのデニムブランドをご紹介してきた。
脚は二本だがデニムは何本持っていても良いのだ。
自分の気分とともにデニムも変えてオシャレを楽しんでみてはいかがだろう。