アウターが手放せないこの季節。
アウター選びに悩むメンズは少なくはないだろう。
この記事で紹介するのは、冬アウターの定番の一つであるPコートだ。
Pコートとは、厚手のメルトンウール素材を使用したショートコートだ。「リーファーカラー」と呼ばれる幅の広いダブル襟と大きなボタン、「マフポケット」と呼ばれる縦につけられた左右のポケットが特徴だ。
Pコートは19世紀末にイギリス海軍やフランスの漁師たちに着用されていたアウターである。
水を通さない丈夫な生地を使用しているので、厳しい冬の海風に晒される海の男たちを守ってきた歴史がある。そのため、防寒性は抜群だ。
Pコートはカジュアルなコーディネートにもキレイめなコーディネートにも合う万能アウターである。
だが、買ってみたいと思ってはいてもどのように着たらいいのかわからず一歩を踏み出せないメンズは多いのではないだろうか。
そこで、この記事ではそんなメンズに向けて、
- Pコートの種類
- Pコートを着こなすコツ
- Pコートを使ったおすすめのコーディネートとポイント
について紹介していく。
Pコートにチャレンジしたいが、あと一歩が踏み出せないメンズは、ぜひ参考にしてほしい。
Pコート種類
Pコートに種類があるのはご存知だろうか?
一口にPコートと言っても、Pコートには2種類のタイプがあるのだ。
- ダブル仕様
- シングル仕様
の2種類だ。
ダブル仕様とシングル仕様と言われてもピンとこないのが大半だろう。
ここからは、ダブル仕様とシングル仕様について解説していく。
ダブル仕様

ダブル仕様は、ボタンが2列になっているタイプだ。
Pコートの定番の形である。Pコートと言って真っ先に思い浮かぶのはこのタイプではないだろうか。
先述の海の男たちが着ていたのはこちらのタイプである。ダブルの打ち合わせは風が入ってくるのを防ぐため、風向に合わせてボタンの掛け方を左右で変えることができるようになっており、海の男たちのために作られたデザインだ。
かっちりと上品な印象になるダブル仕様は、キレイめに着こなせるので大人っぽいコーディネートにしたいときにおすすめだ。
シングル仕様

シングル仕様はボタンが1列になっているタイプで、シャツっぽいフォルムをしている。
シングル仕様はスマートでスタイリッシュな印象になるので、ダブル仕様よりもカジュアルな着こなしに合う。
しかし、すっきりとしたシルエットなのでカジュアルなコーディネートもキレイめなコーディネートもいい塩梅で仕上げてくれるだろう。
Pコートを着こなすコツ
Pコートがどんなコートかおわかりいただけたところで、ここからは着こなし方について話していこう。
カジュアルなコーディネートからキレイめなコーディネートまで、どんなコーディネートにも合うPコートだが、おしゃれに着こなすためには押さえておきたいコツがある。
そのコツというのは、
- 暗めの色のコーデが無難
- ジャストサイズがおすすめ
- タートルネックとの相性抜群
の3つのコツである。
この3つのコツを押さえれば、誰でも簡単にPコートを着こなせるようになるはずだ。
ここからは、3つのコツについて詳しく解説していこう。
暗めの色のコーデが無難

どのアウターでもそうだが、Pコートも例外ではなく暗めの色が合わせやすく無難だ。
Pコートの定番の色であるネイビーはもちろんブラックや濃いめのグレーはどんなカラーにも難なく合わせることができる。
落ち着いた色が他の色を邪魔しないのだ。
初めて買うなら挑戦しやすい暗めの色をおすすめする。
ジャストサイズがおすすめ

サイズ選びもなかなか迷うところだが、Pコートはジャストサイズがおすすめだ。
Pコートの生地の質感は厚めで重みのあるメルトンウールのものがほとんどである。
Pコートを着ると上半身にボリュームが出るので、オーバーサイズよりもジャストサイズを選んだ方がバランスが取りやすくキレイに着こなせる。
サイズ選びに迷ったら、自分の身体に合ったジャストサイズをチョイスしよう。
タートルネックとの相性抜群

Pコートの幅の広い襟とタートルネックとの相性は抜群である。
タートルネックと合わせることで大人っぽく、紳士的な雰囲気を醸し出せる。
白や薄めのグレーなど明るめの色のタートルネックニットを合わせることで、より上品で爽やかなコーディネートに仕上げることができるだろう。
Pコートおすすめメンズコーデ
着こなすをコツを押さえたところで、いよいよ実践してみよう!
とは言っても、カジュアルなコーディネートからキレイめなコーディネートまでどんなコーディネートにも合うPコートの着こなし方は無限大である。
だからこそ、実際にどう組み合わせたらいいのか悩んでしまうのではないだろうか。
ここからは、Pコートを使ったおすすめのメンズコーデを紹介していく。
それぞれポイントもお伝えしていくので参考にしてもらえたら嬉しい。
クルーネックセーターと合わせたシンプルコーデ

シンプルなクルーネックのセーターはPコートを一枚羽織っただけでも十分キマる。
使っている色もブラック、グレー、ベージュとシンプルだがPコートを羽織るだけでこなれ感がでる。
靴はPコートと合わせたブラックのスニーカーでスッキリと統一感のあるコーディネート。
こちらのコーディネートは、ブラックのPコートにベージュのクルーネックセーターとグレーのパンツを合わせてキレイめでまとめているが、靴をスニーカーにすることで程よくカジュアルダウンしている。
Vネックセーターと合わせて大人っぽい雰囲気に

もちろんPコートはVネックのセーターにも合う。Vネックはキレイめでまとめたい時におすすめだ。
こちらのコーディネートは先ほどのコーディネートと同じような配色だが、インナーをVネックにしたことで大人っぽい印象に。
靴もローファーにチェンジしているのもポイントである。
シャツに合わせてきちんと感を

シャツに合わせるときちんと感がでる。
こちらのコーディネートは、クロップド丈のパンツにスニーカーを合わせて、上はキレイめ下はカジュアルと上下のギャップが程よいバランスのカジュアルコーデだ。
ブラックのPコートと濃いめのグレーのシャツと上半身は暗めの色を使い、パンツと靴は白を使ってカラーも上下でギャップを作っている。
白パンツは着こなすのが難しいと思われがちだが、Pコートとなら難なく着こなせるだろう。
ボーダーのトップスと相性◎

首元が広いPコートはボーダーと合わせても◎
チラリと見えるボーダーがコーディネートに抑揚をつけてくれる。
カジュアルでラフな印象のボーダーアイテムもPコートがカジュアル感を抑えてくれるはずだ。
年齢を選ばない誰でも着やすいコーディネートだ。
スウェット&スニーカーコーデもカジュアルアップ

スウェットとスニーカーのカジュアルスタイルをダブル仕様のPコートでカジュアルアップしたコーディネート。キャメル色のPコートは黒のパンツとの相性抜群!
スウェットを家着にしているメンズは多いのではないだろうか?家でのんびり過ごしているときに急なお誘いがあってもPコートを一枚羽織ればお出かけコーデの完成だ。
パーカーと合わせて可愛さプラス

フードを出して可愛さもプラスしよう。パーカーとPコートは同型色でまとめ、白のパンツと合わせて黒のスニーカーで締めた全体的にバランスの良いコーディネートだ。
また、一枚だと子供っぽくなりすぎてしまうパーカーだが、かっちりとした印象になるダブル仕様のPコートと合わせると大人っぽい要素がプラスされカジュアルアップに効果的だ。
寒色でまとめたクールコーデ

上下ブラックにネイビーのPコートを合わせた暗めのクールコーデ。
白のスニーカーがアクセントだ。寒色でまとめると重くなりがちだが、白のスニーカーがアクセントで重すぎずバランスのとれたコーディネートに。
細身のパンツでスタイリッシュさも兼ね備えている。
カーキのPコートで男らしい印象に

フォーマルなイメージのPコートもカーキにするとミリタリーな雰囲気に。
カーキのPコートは男らしい印象にしてくれる。
ワイルドすぎるコーディネートは自分にはちょっと合わないかも…というメンズにカーキのPコートをおすすめしたい。
ブラックのワイドパンツとミリタリーなカーキをつかったコーディネートだが、Pコートのフォルムがワイルドさを程よく抑えてくれているのでそんなメンズにもチャレンジしやすいワイルドコーデだ。
ネイビー×ダブル仕様のPコートで大人っぽく

子供っぽく見えてしまうゆったりとしたシルエットのブルージーンズだが、定番のネイビー×ダブル仕様のPコートを加えることで大人っぽくも着こなせる。さらにタートルネックと合わせることで上品さもプラスしよう。
アイテム一つ一つはシンプルだがオレンジのタートルネックが華やかさを出しており、ワンランクアップなカジュアルコーデだ。ネイビーに映えるゴールドのボタンもポイント。
チェックは存在感抜群

取り入れると可愛いチェック柄。しかし、存在感抜群のチェック柄のアウターは着こなすのが難しそう…
そんなイメージがあるチェック柄も同系色のチェックだと着やすくなるだろう。
チェックの色と合わせたバッグとパンツ、コーデにアクセントを加える赤いセーターに長めの丈のPコートで遊び心もある大人なコーディネートの完成だ。
さらっと着られるシングル仕様

シングル仕様のPコートは、そのフォルムからシャツのようにさらっと着られる優秀アイテムだ。
白のトップスと薄いブラウンのパンツで明るい配色だが、暗めのネイビーのPコートを羽織ると冬っぽいイメージで季節感もピッタリだ。また、ネイビーのPコートが全体を引き締め、スタイリッシュな印象に。
ゆるっとスタイルのアクセントとして

上下ゆるっとしたアイテムを合わせたリラックスコーデだが、Pコートを着るとゆるい中にもきちんと感が入る。少し長めの丈のPコートを選ぶとよりきちんと感がUP!
白のトップスと黒のパンツのモノトーンコーデがキャメルのPコートを引き立て、Pコートが主役のコーディネートだ。
柄物への挑戦も簡単

柄物は難易度が高くてなかなか手が出せないメンズも多いのではないだろうか。
例え難しい柄が入ったトップスでも、Pコートを羽織れば簡単にコーディネートがキマるので試してみてほしい。
一枚だとインパクト大なニットもシンプルなブラックのPコートと合わせるとニットが良いアクセントとなっておしゃれコーデに早変わり!
幾何学的なデザインが入ったニットにニットの模様の色と合わせたブラウンのパンツ、Pコートと靴をブラックでまとめたブラウンコーデだ。
ヤングなコーデもアダルトへ

Pコートにニットキャップと合わせるとまた違った印象になる。
一見フォーマルなイメージのPコートとニットキャップは合わなさそうだが、意外と相性はいい。
カジュアル見えするニットキャップとデニムを合わせたコーディネート。
これだけだと若い印象が出てしまうが、Pコートを羽織ると大人な要素がプラスされ、カジュアルアップ。
ニットキャップとスニーカーの色を合わせてコーディネートに統一感を出しているのがポイントである。
また、キャメルのPコートがコーディネートを全体的に明るくしてくれるので、春先まで着られるコーディネートだ。
シングル仕様で程よくカジュアルダウン

シャツとカーディガンのきちんとコーデだが、シングル仕様のPコートを合わせることで程よくカジュアルダウンしたこちらのコーディネート。
全体的にブラウンの暗めのコーディネートだが、青色のシャツがアクセントになって重すぎないコーディネートに仕上げてくれている。
ピーコートでおしゃれしよう
テイストや合わせるアイテムを選ばず、どんなコーディネートにも合うPコート。
着回しやすさはピカイチだろう。1着持っていれば大活躍間違いなしだ。
マンネリ化しがちな冬のコーディネートにぜひPコートを取り入れてマンネリ化を脱却しよう!
この記事でご紹介した着こなすコツやコーディネートのポイントを参考に、Pコートで冬のおしゃれを楽しもう。

