この記事では、メンズ青シャツの着こなし方法と、青シャツを使った春夏秋冬のおすすめコーディネートを紹介していきます。
ファッションアイテムの中でも定番である『シャツ』は着こなせるという方も、『青シャツ』を使ったコーディネートはあまり馴染みがないという方は多いのではないでしょうか。
- 「青シャツは自分に似合わなそう。」
- 「青シャツの色の組み合わせ方は難しそう。」
- 「青シャツを買ってみたけど、着こなす自信がない。」
このような悩みがあると、なかなか青シャツをコーディネートに取り入れられませんよね。
この記事を読めば、青シャツの着こなし方を理解することができ、誰でも簡単にコーディネートに青シャツを取り入れることができます。なぜなら、青シャツを着こなすためには、押さえておくべきいくつかのポイントが存在するからです。青シャツを着こなすのは、決して見た目やセンスではありません。
青シャツの着こなし方を理解し、自分らしい青シャツの着こなしを楽しんでみましょう。
メンズ青シャツの着こなし方
ここでは、青シャツを着こなすための『ボトム選び』と『色使い』に注目し、青シャツを着こなすためのポイントを解説していきます。
ポイントを押さえた着こなし方を理解することで、誰でも簡単に青シャツのコーディネートができるようになります。
白パンツと合わせて爽やかさを演出
白パンツと合わせるだけで、青シャツを爽やかで大人っぽい印象に整えてくれます。
色の中で”最も明るい”白色は、爽やかな印象を与えるだけでなく、明るい色の中で唯一大人っぽさを演出してくれる色になります。
この白色がボトムに入るだけで、シャツの青色を自然に馴染ませ、コーディネートを大人っぽく爽やかに整えてくれる効果があります。明るいサックスブルー系の青シャツの場合、水色よりも明るい白をボトムに持ってくることで、水色の明るさを自然に馴染ませてくれます。
暗いネイビー系の青シャツの場合、明るい白をボトムに持ってくることで、全体を爽やかな印象に整えてくれます。
青シャツに白パンツを合わせてみる。たったこれだけで、シャツの青をコーディネートに自然に馴染ませ、全体の印象を大人っぽく爽やかに整えてくれます。
チェックパンツでこなれ感
ボトムにチェックパンツを合わせることで、こなれ感のある青シャツの着こなしになります。
“こなれ感”というのは、自然にオシャレな着こなしに見せること。そして、オシャレというのは、『人と違う』ということです。コーディネートが難しそうで、男性の着用率が低いチェックパンツは、こなれ感を出すためのマストアイテム。
ここで、『人との違い=オシャレ』を表現することができるのです。初めてチェックパンツを取り入れるなら、『グレーのグレンチェック柄』のパンツがおすすめです。
グレンチェックは、チェックの柄が細かく柄のインパクトが小さいため、自然にコーディネートに馴染みやすい柄になっています。
また、モノトーン系のグレーは、青シャツと色の相性も抜群。グレンチェックの柄の中に、青が入っているものを選ぶと、青シャツとの統一感が生まれ、知的な雰囲気を作ることもできます。
黒ベースで固めて爽やかさのあるシックな雰囲気
黒ベースで固めたコーディネートに青をプラスすることで、爽やかさのあるシックな雰囲気になります。
『シック』とは、「上品」・「落ち着きのある」という意味になります。シックな色の代表的な色はモノトーン系の色。
その中でも、黒はシックな雰囲気をだすのに最も適した色になります。洗練された上品な着こなしの代表であるスーツの色は黒が基本だということを思い浮かべていただくと、分かりやすいと思います。
黒ベースで固めたコーディネートに、爽やかな印象を与える青を一色プラスする。たったこれだけで、青をアクセントとした爽やかでシックな雰囲気になります。
春の青シャツおすすめメンズコーデ6選
新しい季節を迎える春にふさわしい、サックスブルー系の明るい青を取り入れた、6つのおすすめコーディネートを紹介。そして、それぞれのコーディネートのポイントを解説していきます。
「春になり、明るいコーディネートをしてみたいけど、着こなせる自信がない。」そんな、お悩みを解決します。
アクティブでカジュアルな傾向になる春のアイテムと、サックスブルー系の明るい青シャツの合わせ方を紹介していきます。
ストライプ柄に白ボトムを合わせた、清涼感たっぷり春コーデ
爽やかなストライプ柄のバンドカラーシャツに白パンツを合わせて、春らしい爽やかな雰囲気の着こなしになります。バンドカラーの首周りと、ややオーバーサイズのシルエットが、コーディネートを程よくカジュアルダウンさせてくれます。
足首をチラッと見せた、足元の黒ローファーで、大人カジュアルな印象に。
リラックスボトムで、定番シャツを着崩すお手本スタイル
スタンダードなボタンダウンのシャツに、落ち感のある柔らかな素材のワイドパンツを合わせることで、”キチンとリラックス”の、こなれた印象に。
程よい厚みで、通気性に優れたオックスフォードシャツは、オールシーズン活躍するアイテムです。
下半身に白・黒・グレーを持ってくることで『モノトーン+サックスブルー』の着こなしになり、全体を大人っぽく整えてくれます。
相性抜群!『ブルー×ベージュ』で、春カジュアルの鉄板コーデ
まるで、カットソーを着ているかのようなカジュアルテイストのコーディネートです。
ブルー×ベージュの組み合わせが、春らしさを約束してくれる日常着。思わず毎日手に取りたくなる、コーディネートです。
青シャツは、シワになりにくく、ハリ感とドレープ感を併せ持ったシャンブレー素材を使用しています。ワイドシルエットのパンツとの合わせでキレイなAラインシルエットを作れます。
ブルースラックスとのコントラストで、春の日常をシックに彩る
濃いめのデニムシャツとサックスブルーのスラックスの合わせが、春らしいシックなコントラストを作ってくれます。
トレンド感のあるサイズバランスを楽しめる、ゆったりシルエットのデニムシャツが主役のコーデ。足首にチラリと見える白ソックスが、程よい抜け感を出してくれます。
ジョガーパンツとスニーカー合わせで、爽やかなスポーツミックススタイル
爽やかなライトブルーのシャツを、ジョガーパンツとスニーカーで着崩した、こなれ感抜群の大人コーデ。スタンダードなオックスフォードのシャツを、バンドカラーのデザインで仕上げた汎用性の高い一枚。
メガネを取り入れた小物使いが、知的な印象を与えてくれます。
ネイビーセットアップで、クリーンなワントーンコーデ
ネイビーセットアップにサックスブルーを馴染ませた、春らしい清潔感のあるセットアップスタイル。
日常着として使いやすい、軽やかでリラックス感のあるシルエットのセットアップがポイント。足元は黒のローファーで、セットアップスタイルを引き締めます。
夏の青シャツおすすめメンズコーデ6選
着こなしが単調になりがちな夏に、青シャツを使った”大人の爽やかさ”のある6つのおすすめコーディネートを紹介。そして、それぞれのコーディネートのポイントを解説していきます。暑い夏は、清涼感のある洋服を選びたい。だけど、半袖や短パンを着用すると、どうしても子供っぽい印象になってしまう。
「涼しく着られて、大人っぽい印象を与える着こなしが分からない。」そんな、お悩みを解決します。
青シャツを使った、”大人の爽やかさ”のあるコーディネートを紹介していきます。
長袖シャツ×ショートパンツで作る、都会的な雰囲気の夏コーデ
夏の大人スタイルは、“長袖シャツ”で決まり。子供っぽい印象になるショートパンツを、簡単に都会的な大人の雰囲気に変えてくれます。
夏のYラインシルエットを作ってくれる、エアリーな形のオーバーサイズシャツがポイント。アイスブルーのショートパンツが、ワントーンコーデを爽やかに引き立てます。
“ネイビーと白”の掛け合わせ。大人の清潔感漂うマリンコーデ
“ネイビー×白”の2色使いにこだわった、シンプルなマリンコーデが、大人の爽やかさを演出します。
盛夏にぴったりな、清涼感のあるフレンチリネン100%のシャツを使用。足元の白のローファーは、大人マリンコーデの必須アイテムです。
カーキのショーツで、夏に差がつく大人のアクティブコーデ
カジュアルなカーキのショートパンツには、上品なネイビーのシャツを合わせて大人っぽく着こなせます。
リネン100%の素材にワッシャー加工を施した、夏らしい表情感のあるシャツを使用。シャツの色に合わせたネイビーのスニーカーが、ラフになりすぎないアクティブコーデを整えます。
ボトムと靴の色味を明るく揃えた、クリーンで上品なスタイル
グレートーンで明るく整えた下半身が、爽やかなサックスブルーのシャツを引き立てます。ショールカラーをベースに開発された、バンドカラーのようなカジュアルな衿元が特徴のシャツを使用。
シルバーのリングとバングルが、シンプルになりがちな夏コーデにアクセントをつけます。
リラックススタイルが心地いい、白Tシャツとサンダル合わせの爽やかコーデ
白のシンプルなTシャツに、青シャツをサラリと羽織った、清涼感溢れるリラックススタイルです。リネン素材にレーヨンを混合させた、ハリ感としなやかさを合わせ持つ独特の素材感が魅力のシャツ。
足元に持ってきた黒のサンダルが、夏らしいカジュアルダウンになります。
夏素材のトートバッグをアクセントにした、夏のリゾートスタイル
サックスブルーのカプリシャツに、夏素材のバッグとサンダルを合わせた、夏の太陽が似合うリゾートスタイルです。最高峰のリネンと呼ばれる『アイリッシュリネン』を使った、上品で滑らかな肌触りのシャツを使用。リゾートスタイルにピッタリな、夏らしい小物使いが楽しめます。
秋の青シャツおすすめメンズコーデ6選
季節感のあるカジュアルなアイテムが増える秋に、青シャツを使った6つのおすすめコーディネートを紹介。そして、それぞれのコーディネートのポイントを解説していきます。
「秋らしい色や柄の取り入れ方が分からない」「寒暖差に対応する着こなしが分からない」そんな、着こなしの幅が広がる秋だからこそのお悩みを解決します。青シャツを使った、秋の”大人カジュアル”なコーディネートを紹介していきます。
暖かみのある素材感で、秋の清涼感を演出
コーデュロイ素材の青シャツに、ウール調素材のワイドパンツを合わせたコーディネート。暖かみのある素材感が秋らしい雰囲気をつくります。
シャツのコーデュロイは、短めの毛足が特徴のベビーコーデュロイで、スッキリとした軽さをだしています。首元に白のTシャツをのぞかせ、清涼感ある“抜け感”をだしています。
チェックパンツでシックに整えた下半身が、秋のサックスブルーを主役にする
グレーのチェックパンツとローファーで、下半身をクラシカルに整えることで、明るいサックスブルーを落ち着いた雰囲気に見せてくれます。フェイクスエードのバンドカラーシャツは、程よい艶感で上品な印象に。グレンチェックのパンツは、秋らしい”こなれ感”を出すためのマストアイテムです。
モノトーンベースで、秋のチェックを上品に大人っぽく
子供っぽい印象になりがちなチェックシャツは、“モノトーン+青”のスタイリングで、上品な大人の印象を与えます。綿とウールをブレンドした、秋らしい温もり感のある起毛素材のシャツがポイント。
黒のテーパードパンツが、全体を大人の雰囲気にまとめます。
カーキのパンツを合わせた、秋を感じる王道スタイル
秋らしい“デニム×カーキ”の色使いに、キレイ目カーディガンを合わせた、王道スタイル。
ドレスシャツのようにキレイ目に仕上げたデニムシャツは、様々なシーンで使い回しできます。足元のビットローファーで、シンプルなコーディネートにアクセントをつけます。
レトロな雰囲気のブラウンを、青シャツのアクセント使いで引き立てる
秋の香りがしてくる、レトロな雰囲気のブラウンコーデは、青シャツのアクセントで上品に引き立てます。上質な艶のあるジャガード柄ニットは、キレイ目な青シャツとの相性抜群。
存在感のあるブラウンのブーツが、ワンランク上のワントーンコーデに仕上げます。
ダウンベスト合わせで、秋のお出かけにピッタリなカジュアルコーデ
キレイ目なチェックシャツに、ダウンベストを合わせた、秋のお出かけにぴったりなカジュアルコーデ。
狭間の季節の肌寒さにも対応できるダウンベストは、秋のお出かけのマストアイテム。合わせやすいニューバランスのスニーカーが、お出かけ気分を後押ししてくれます。
冬の青シャツおすすめメンズコーデ6選
着こなしが重くなりがちな冬に、青シャツを使った6つのおすすめコーディネートを紹介。
そして、それぞれのコーディネートのポイントを解説していきます。冬はコートなどで全体が重く見えてしまったり、重ね着をすることで着膨れしてしまいます。
防寒対策をしながらも「もっとスマートに冬のオシャレを楽しみたい」と思っている方は多いでしょう。そこで、上品で着回しの効くシャツの存在が冬のお悩みを解決してくれます。
青シャツを使った、上品で軽い抜け感のあるコーディネートを紹介していきます。
『タートルネック×ストライプシャツ』で、暖かみのある清涼感を
タートルネックニットの上から、ブルーのストライプシャツを羽織ったコーディネート。冬の始まりに暖かみのある清涼感をもたせます。インナーのタートルネックは、程よくゆとりのあるシルエットをチョイス。
スニーカーの外しが絶妙なコーディネート。
ニットスタイルに軽やかなメリハリをつける、冬の正統派レイヤード
ニットスタイルの定番コーディネート。人の目が集まる、ニットの首元と裾でのレイヤードで、着こなしに爽やかなメリハリをつけます。
ミドルゲージのニットは程よいリラックスシルエットで、アウターがなくてもサマになります。足元は、スニーカー×白ソックスで軽やかな印象に。
上質なロイヤルブルーが、黒アウターをシックに整える
重くなりがちな冬の黒アウターを、ロイヤルブルーのシャツがシックに整えます。
外の気温によって、ライナーを取り外せる機能性の高いアウターは、冬のヘビロテアイテム。
インナーに入れたモックネックのニットが、大人っぽい着こなしの隠し味になります。
冬のサックスブルーは、ライトグレーのアウターでクリーンな雰囲気に
冬のサックスブルーは、グレーのアウターがベストマッチ。コーディネートを爽やかに彩ってくれます。
中綿のマウンテンパーカは、保温性もしっかりしていながら、ボリューム感を抑えたシルエットとなっているのでスマートな着こなしが可能。黒のテーパードスラックスが、コーディネート全体をグッと引き締めます。
ロングダウンは、青シャツレイヤードでスタイルアップ
やぼったい印象になりがちな、ロング丈のダウンコートは、青シャツの重ね着でスタイルアップ。人の目線が上半身に向けられ、スマートな印象になります。
インナーダウンのような、ボリュームを抑えたキルティング使いのダウンコートもポイント。上品な抜け感を出せる白のレザースニーカーは、冬の万能アイテム。
フォーマルなチェスターコートは、ネイビーシャツで品格をプラス
フォーマルなチェスターコートにネイビーシャツを合わせて、大人の品格がでるスタイリングに。
全体的にゆとりのあるチェスターコートは、ドレスからカジュアルまで幅広く着まわせます。コートを脱いだ時もサマになる、ライトグレーのカーディガンとの重ね着がポイントです。
まとめ
今回は「青シャツの着こなし方が分からない」「青シャツのコーディネートに自信がない」という方に、メンズ青シャツを着こなすポイントを『ボトム選び』と『色使い』に注目し、3つ紹介しました。
- 白パンツと合わせて爽やかさを演出
- チェックパンツでこなれ感
- 黒ベースで固めて爽やかさのあるシックな雰囲気
そして、こちらの3つのポイントを取り入れた季節別のおすすめコーディネートと、それぞれのコーディネートポイントを解説していますので、青シャツコーデのイメージを膨らませるためのお役に立てください。
青シャツが似合わない人はいません。“合わせ方が分からない”ことを”似合わない”と思っているだけなのです。
着こなす方法を理解すれば、誰でも簡単に青シャツを着こなせます。メンズ青シャツの着こなしポイントを参考に、自分らしい青シャツコーデを楽しんでみてください。