スカジャンおすすめブランド25選！人気ブランドや選び方についても！

2023年10月13日2023年11月1日

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存在感のあるアウターである「スカジャン」コーデに取り入れたいと思っても、種類やブランドがありすぎてどんなものを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
また、興味はあるが個性が強すぎて勇気が出ないといった方もいると思います。

この記事ではスカジャンに関する基本的な情報、また選ぶ際に気を付けるポイント、更にはおすすめのスカジャンブランドを紹介します。

胸から肩から背中にかけてインパクトのある大きな刺繍が施されているものもあれば、ワンポイントでオシャレな刺繍が施されているものまで様々なタイプのスカジャンがあるので、必ずあなた好みのスタイルに合った理想のスカジャンを見つける事ができるでしょう。スカジャンをうまくコーデに取り入れる事ができれば個性が光る唯一無二のオシャレを楽しむ事ができるでしょう。

スカジャンとは？スカジャンの魅力を解説！

「スカジャン」として知られるジャケットは、第二次世界大戦後の横須賀米軍基地で日本在留中のアメリカ軍兵士がテーラーショップにオーダーしたことから始まりました。アメリカでは土産物を意味する「スーベニアジャケット」と呼ばれています。サテンや別珍と呼ばれる厚手の光沢のある生地などが使われ、背中に大型で派手な刺繍が施されており、形状はスタジアムジャンパーをベースにしています。刺繍は日本らしい鷹や虎や龍などの和柄や部隊や基地のエンブレムなどが主流です。

スカジャンの始まりは第二次世界大戦後で、日本の米軍基地に納入され、やがて海外の米軍基地にも供給されるようになり、1950年代には全盛期を迎えました。特に横須賀基地周辺で一般に販売され、1970年代には「スカジャン」という愛称でファッションアイテムとして広まりました。
「スカジャン」という名前の由来については、「横須賀ジャンパー」の略または横須賀のジャンパーにスカイドラゴンの刺繍がよく施されていたことから、「スカイドラゴンジャンパー」の略とされています。

スカジャンの選び方

スカジャン選びの重要な要素は、刺繍のデザイン・生地・色の３つです。
刺繍はダイナミックなものから可愛いものまでモチーフは様々。生地も手触りや季節などによって複数持つのもいいかもしれません。好きな色や気分やインナー、ボトムスに合わせて色を選ぶことによってファッションとしてスカジャンを着こなせるようになります。一つ一つ見ていきましょう。

刺繍のデザインが醍醐味

スカジャンの特徴といえば多彩な刺繍のデザインでしょう。龍、虎、鷹などの定番の絵柄はもちろん、鯉や鶏や風神雷神など浮世絵のようなアートを取り入れたデザインも豊富にあります。オシャレに着こなしたい方には胸や背中にワンポイントだけ施された刺繍のものも。スカルや鷲や紋章などのロックテイストの刺繍はバイカーにも人気です。
人気アニメやスヌーピーなどの可愛いモチーフが刺繍されたものもあり、女性や子供も楽しめます。

素材で着こなし方が変わる

スカジャンの主な素材は「サテン」と「別珍」です。サテンは、特定の織り方によって生み出される柔らかく滑らかで光を反射する特性を持つ生地のこと。サテン生地は、その光沢と手触りの滑らかさから高級感があり、ドレスや裏地、ハンドバックなどに使われます。

別珍は18世紀にフランスで生み出された毛羽立ちのある生地で、もとはビロードを模して綿で作られたことから綿ビロードとも呼ばれます。日本へは明治時代に伝来し別珍足袋の素材で知られるようになり、大正時代には防寒用の足袋が流行しました。
サテンは熱を通しやすいため、冬場は生地が冷たくなりやすい。寒い時期にスカジャンを着るなら中綿が入った別珍を選ぶといいでしょう。

色で印象を変える

スカジャンを選ぶ際には色も重要視したいところです。
普段のファッションに合わせやすいのは黒やネイビーでしょう。赤や青といった原色カラーをジーンズに合わせるのも定番の組み合わせです。カーキやブラウンであればミリタリー要素が加わりロックさを演出することができます。袖の色やリブの色にもこだわるとコーディネートは多岐に広がるので、あなたオリジナルのスカジャンファッションを見つけてください。

メンズスカジャンのおすすめブランド25選

ここからは25のおすすめスカジャンブランドを紹介していきます。
スカジャン専門のブランドから世界の有名アパレルブランドまで、様々なブランドがスカジャンを製造しています。日本で始まり世界中で愛されるスカジャンの魅力を余すことなく紹介していきますので、あなたの理想のスカジャンを探す手助けになれば幸いです。

テーラー東洋(TAILORTOYO)

スカジャンの生産が全盛期となった1950年代に販売店への納入シェア95パーセントを占めたほどのスカジャン老舗ブランドです。現在ではアメリカンカジュアルウェア全般の企画や製造を手広く展開。
代表取締役社長の小林亨一は、世界的なヴィンテージ・アロハシャツのコレクターであり、研究家としても知られています。一過性のブームではなく、文化としてスカジャンを作り続けているスカジャンの起源とも言えるブランドです。

ディーゼル(DIESEL)

1978年に設立された、デニムとカジュアルファッションで有名なイタリアのアパレルメーカー。原色を多く使ったビビッドカラーの刺繍やリバーシブルで使えるスカジャンが多いのが特徴です。

アヴィレックス(AVIREX)

1975年に創業された世界有数のミリタリーファッションを有するアメリカの衣料品メーカーです。1987年、アメリカ空軍にA-２フライトジャケットを納入した事で有名になりました。光沢のあるレーヨンサテンを使用し、鷹・虎・龍の刺繍が施されたヴィンテージ調のスカジャンが多くあります。

ショット(Schott)

1913年、ニューヨークでアーヴィン・ショットとジャック・ショットの兄弟が創業したファッションブランドです。
当初はレインコートを製造する会社でしたが、第二次世界大戦期には軍用のピーコートや A-2フライトジャケットを製造し、その後アメリカの警察の制服を製造するようになりました。今ではライダースジャケットの代名詞とも言えるブランドになっています。スカジャンは派手すぎないカラーが特徴です。

カンビオ(CAMBIO)

MADE IN JAPANにこだわり大人のためのリラックスウェアを展開している、2009年設立の日本のセレクトショップです。『CAMBIO』とは、スペイン語で「変化」という意味を持ち、目まぐるしく変化するファッションに適応し、時代にあったアイテムを提案することをコンセプトとしています。
クラシックなものだけでなく、あえて刺繍を施さず様々なカラーにすることで着こなしやすくしたスカジャンも人気です。

ヒューマンメイド(HUMANMADE)

2010年、デザイナーのNIGO®によって設立されたライフスタイルブランドです。
世界中に脈打つ創造性とアイデアの拠点となること、あらゆるカルチャーと世界中のクリエイターにとって、そして未来を担う若者たちにとっての理想郷となることをビジョンとし、そのアイテムは多くの著名人にも愛用されています。スカジャンに施された刺繍は可愛らしく独特なものが多く、若者にも人気です。

パンクドランカーズ(punkdrunk)

１９９８年に設立されたUNCOOL IS COOL.［ダサイはカッコイー］がテーマのアパレルブランド。奇抜で面白いデザインのTシャツが人気です。スカジャンの刺繍も他とは違うデザインが多く、誰とも被りたくない人にオススメのブランドとなっています。

エイト(eight)

2006年に設立された渋谷・原宿の若者に人気のメンズアパレルブランド。
ビンテージのオーバーサイズではなく、薄手のレギュラーシルエットで現代風に。カラーバリエーションが多く、男女ともにゆるい着こなしが楽しめるユニセックスなスカジャンが人気です。

グラム(glamb)

2003年に設立された衣料品・服飾雑貨を扱う日本のアパレルブランド。従来のファッションに捉われないことをコンセプトとし、HMVや資生堂といった様々なブランドとコラボレーションするなどボーダレスな展開が特徴です。
スカジャンの刺繍には虎や龍などのオリエンタルなものを主にしていますが、絵画のようなデザインや生地の色使いによってファッショナブルに仕上がっています。

ヴァンキッシュ(VANQUISH)

2005年に設立されたメンズファッションブランド。男性セレブやホストなどが好むモテを意識したファッション展開が特徴です。アディダスやコンバースなどのブランドとコラボレーションするなど積極的にコラボレーションを行っています。「ハチ公」や「109」といった渋谷の象徴を刺繍したデザインのスカジャンはカラーバリエーションも多く、人気の商品です。

華鳥風月(カチョウフウゲツ)

絵画を思わせる優雅で趣のある世界を演出する和柄ブランド。独創的なアイデアを高い技術で表現し、斬新で優れたアイテムをリリースしています。今までにはない新しいモチーフを組み合わせた構図と色使いが特徴です。
スカジャンは躍動感溢れるカラフルなデザインやパンダなどの可愛らしいモチーフを使ったものが人気となっています。

ステュディオダルチザン(STUDIOD’ARTISAN)

1979年に創業された２匹のブタがトレードマークの日本のジーンズブランド。旧式の力織機で織られた昔ながらのセルビッチデニム生地を使ったジーンズを日本で最初に作ったブランドとして有名です。
ヴィンテージにこだわり続けてきたスタイルはスカジャンにも取り入れられ、伝統を重視しながら独自性を追求しています。

バンソン(vanson)

1974年、アメリカのボストンで設立されたモーターサイクルレザーウェアブランド。
ライダースジャケットに始まり、レザージャケットやグローブなどバイク乗りに欠かせないアイテムを熟練した職人達がハンドメイドで生産しています。その高い縫製技術は創業以来変わりません。黒を基調とし、髑髏や炎や大きな翼が施された刺繍のデザインは多くのバイカーに愛される要因となっています。

フラットヘッド(THEFLATHEAD)

1996年に創業された日本のアメリカンカジュアルウェアブランドです。1950年代のミッドセンチュリーのアメリカと日本のものづくりの技術を掛け合わせ、「今と過去の融合」をテーマに衣料品を制作しています。レーヨン糸で施された一針一針目が詰まった高クオリティな刺繍はメイドインジャパンならでは。

ローター(ROTAR)

「楽しむ」「好き」をコンセプトに、進化し続けているファッションブランドです。ユニークなデザインやポップな色使いは高く評価されており、スケートボードやモーターサイクルなどのカルチャーを取り入れたスタイルが特徴です。
主に別珍生地を使用し、センスのある刺繍を施すことで、落ち着きのある上品なデザインのスカジャンを制作しています。

レアセル(rehacer)

2003年に設立された日本のアパレルブランドです。ブランド名の「rehacer」とはデンマーク語で「塗り替える、作り直す」という意味。その言葉のごとく、正統派な既存のものをレアセルなりの感性で全く新しい物へと昇華させることをブランドテーマにしています。肌触りがよく優雅な光沢も兼ね備えたベロア素材を使い、大人っぽく着こなせるスカジャンが特徴的です。

一心如鏡(イッシンニョキョウ)

風神雷神や龍や鯉など日本らしい刺繍が人気のスカジャン専門ブランドです。
上品な光沢使いのサテン生地と細かく施された刺繍はお値段以上のクオリティで、海外の方からも大人気。中綿入りで暖かく、冬でも重宝します。

ヒューストン(HOUSTON)

1972年に設立。日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを製造したミリタリー&アメカジブランドです。
古き良き要素は残しつつ現代の需要に合わせてサイズやデザインをアレンジした商品を提供するなど、独自のこだわりを持っています。また、自社工場で製造したものを展開し、高品質なアイテムをリーズナブルな価格で提供しています。肌触りが柔らかく、厚手で光沢感のある別珍生地を使用した「別珍スカジャン」シリーズが人気です。

ブレイブマン(The Brave-man)

1920年代から1940年代にかけてアメリカで主にワークウェアを中心にした製品を制作し、その独自の製品はヴィンテージ市場で今なお非常に人気が高いブランドです。アメリカンカジュアルのスタイルを基盤にしながら、ネイティブ、ミリタリー、バイカースタイルなど、様々な要素を取り入れ、こだわりの素材とディティールを駆使して表現しており、市場や時代の変化に合わせて展開しています。
ルーニーテューンズやベティちゃんキューティーハニーなど様々なキャラクターの刺繍が施されたスタジャンが人気です。

絡繰魂(カラクリダマシイ)

日本古来の和柄を中心に独特の風合いと世界観を展開するファッションブランド。北斗の拳やONE PIECE、花の慶次などとのコラボスカジャンも多くあり、胸から背中にかけて大きな刺繍を施した大迫力でインパクトのあるスカジャンはカラー展開も豊富で特に人気のアイテムです。

ピーナッツ(PEANUTS)

スヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」は様々な商品展開を行っています。キャラクター商品市場は日本がアメリカを凌ぎ世界最大となり、スカジャンにも進出。愛らしさとクールさがマッチしたデザインは男性のみならず女性にも着こなし易いオシャレなスカジャンになっています。

ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)

1984年に設立されたデニム、ミリタリー、ワーク、アウトドアを核とし、アメリカンカジュアルをベースとしたアイテムを展開する日本のファッションブランド。1960〜80年代のロックミュージックやアート、ポルノグラフィティなどポップカルチャーの要素も取り入れており、アンディ・ウォーホルとのコラボレーションを行ったことでも知られています。クラシックでシックなデザインが特徴のスカジャンが人気です。

花旅楽団(ハナタビガクダン)

スカジャンなどを多く扱う和柄に特化した日本のファッションブランドです。伝統技法である抜染加工と刺繍を組み合わせた多彩で繊細な和柄表現は唯一無二。金魚や相撲柄、夫婦鶏柄など浮世絵や水墨画に描かれるような美しくもダイナミックな刺繍が特徴的です。

ワコマリア(WACKOMARIA)

Jリーグの元サッカー選手2人によって2005年に創業された日本のアパレルブランド。
日常での経験や音楽・映画・アートなどから影響を受けたメッセージをアイテム一つ一つに落とし込み、妥協のないものづくりと独自のオリジナリティを表現する事がテーマとなっています。スカジャンは虎や龍などのオリエンタルな柄やドクロや妖怪といった不気味な柄も多く展開しており、芸能人にも愛用者が多いブランドです。