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2021.02.09

「童心に戻るのって楽しいですよね」子供ゴコロを忘れないためのワーゲン・タイプⅡ

俺のクルマと、アイツのクルマ
男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。

■17人目■
髙嶋 渉さん(48歳)

タカシマワタルさん。カフェ&ギャラリー「HATTIFNATT(ハティフナット)」のオーナー。食品メーカーを経て30歳のときに独立。最初は高円寺に、次いで吉祥寺店をオープンさせる。

店名のHATTIFNATTとは、童話『ムーミン』に出てくる「ニョロニョロ」のフィンランド語。手づくり雑貨も好きで、吉祥寺店に隣接する雑貨店では、合計230名ものハンドメイド作家と契約し、常時100名程度の作家によるアクセサリーなどを展示販売している。

■フォルクスワーゲン タイプII■

ビートル(タイプI)をベースに作られた商用車。荷物運用バンやピックアップ、小型バスなど複数のバリエーションが作られた。レイトバス、アーリーバスといった呼び方とは別に、世代をT1、T2、T3……と分けられ、髙嶋さんの1975年式タイプIIはT2にあたる。

リアに1.6Lエンジンを積み、後輪を駆動させる。こちらの車はマニュアルシフト。ちなみにT3とT4は日本でヴァナゴンとして販売された。



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