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2020.10.15

PHEVは走りがツマラナイはウソ。BMWが示す次世代の駆け抜ける歓び

「駆け抜ける歓び」。BMWが追求し続けるこのテーマは、パワートレインや駆動方式が進化しても、変わることなく根付いている。それは車の電動化が進んでも同じだ。
PHEVの「X5」。
2014年に電気自動車の「i3」と、ハイブリッドスポーツである「i8」を日本に導入するなど、早くから電動化に積極的な姿勢を見せていたBMW。
2015年9月には旧型の「X5」に2L直4ターボに電気モーターを組み合わせたPHEV「X5 xDrive40e」を追加、同年12月からデリバリーをスタートした。
ガソリンエンジンをFRで操ることにBMWらしさを感じている人からすれば、大容量バッテリーとモーターという重量物を搭載しているPHEVは、軽快な走りが楽しめないのではと思うかもしれない。
しかしBMWのPHEVはそんな心配を一蹴する。
「X5」。PHEVでは重量物を低い場所、しかも車体中央付近に配置することで、重量バランスを整える。


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