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2026.11.06

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「愛する家族が憎しみの対象に変わって…」ハリー杉山が実体験から語る、介護の“事前準備”


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27歳という若さで親の介護を経験したタレントのハリー杉山さん。41歳になった現在も自身の経験をオープンに、そして精力的に発信し続けるのは「自分と同じミスを他の人にしてほしくない」という想いからだった。

【写真11点】「ハリー杉山が実体験から語る、介護の“事前準備”」の詳細を写真でチェック
話を聞いたのはこの人
ハリー杉山●1985年、東京都生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。名門ウィンチェスター・カレッジを卒業後、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院へ進学。日本語、英語、中国語、フランス語の4カ国語を操り、タレントやMC、ラジオナビゲーターとして幅広く活躍中。20代後半から経験した父親の在宅介護をもとに、メディアや講演を通じて積極的な情報発信を行っている。

ハリー杉山●1985年、東京都生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。名門ウィンチェスター・カレッジを卒業後、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院へ進学。日本語、英語、中国語、フランス語の4カ国語を操り、タレントやMC、ラジオナビゲーターとして幅広く活躍中。20代後半から経験した父親の在宅介護をもとに、メディアや講演を通じて積極的な情報発信を行っている。

初めてのラジオ番組と介護が重なった



20代後半といえば、誰もがキャリアアップに全力で挑みたい時期だろう。ハリーさんの場合、それを誰よりも切望する理由があった。10年以上にわたりナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『PARK IN THE SKY』がスタートしたのも、ちょうどこの頃だ。
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「2011年の10月、26歳の時にJ-WAVEで僕の帯番組が決まるんですが、この仕事に受かってなかったらイギリスへ戻ることも考えていたくらい、当時の僕には安定した仕事がなく、経済的にも不安定でした。だから、ナビゲーターという大きな仕事が決まった時は本当にうれしかったですね」。

キャリアに光が差し始めたそんな瞬間、緊張を強いられる事態に直面することになる。

「母方の祖母が脳梗塞で倒れたんです。当時、祖母と同居していたのは僕の父だけで、『ちょっと調子が悪いんだな』くらいの認識ですぐには病院に連れて行きませんでした。翌日受診した時はもう手遅れで、祖母の身体の半分は麻痺し、口も回らない状態になっていたんです」。



脳梗塞には軽症、重症さまざまな症状があり、受診の是非を判断するのが難しいケースがあるが、「様子見」をせず速やかに受診することが重要だ。ただハリーさん一家の場合は致し方ない事情もあった。

「祖母が倒れた時、どうも父のパーキンソン病と認知症が始まっていたんです。だから、誰も父を責めることはできません。むしろ、僕は自分の責任を強く感じましたね。僕自身の生活に余裕があって家族を支えられていたら、事前に何か気づくことができただろうし、手も打てたんじゃないかって」。

その後、祖母は他界。翌年、ハリーさんが27歳の時に父親の症状が悪化し、本格的な介護が始まることになるが、それは本人が「ドンピシャだった」と振り返るように、仕事がようやく軌道に乗り始めた重要なタイミングと一寸の狂いなく重なっていた。
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