“アクセ効果”を狙える、意外な機械式モデル

ステンレススチールケース、縦43.6×横38mm、自動巻き。5万5000円/EDIFICE
カシオといえば、クォーツ、ソーラー、電波受信、スマートフォン連携など、時計をより正確に、便利にしてきたブランドというイメージが強いかもしれない。
しかし、このEDIFICE「EFK-200D-4AJF」は、パブリックイメージを覆す自動巻きモデルなのだ。
効率だけを考えれば、遠回りである。でも40代になると、この“わざわざ”が楽しくなってくる。
クルマだって、速さや燃費効率だけが正解ではない。あえてエンジンの音や動きを楽しみたい日がある。それと同じように、時計にも少し手をかける余白が欲しくなる。
その一方で、このEDIFICEは機械式だからといってクラシック一辺倒ではない。
文字盤は鮮やかな赤。グラデーションと繊細なテクスチャーによって、見る角度で表情を変える。黒、紺、グレーが増えがちな40代のワードローブだからこそ、腕元だけに差し色を。そんな選択が、スマートに映るはずだ。
色の主張は強いものの控えめな38mmケースゆえ、カシオ入門機としても最適。赤い文字盤が気になって選んだら、実は中身が自動巻きだった。そんな意外な順番で好きになれるのが、本作ならではの魅力だ。
4/4