連載:俺のクルマと、アイツのクルマ男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。
タフな四駆から降り立ったのは、190cmオーバーの双子プロレスラー「斉藤ブラザーズ」の兄・ジュンさんと弟のレイさん。34歳という遅咲きデビューから、最優秀タッグ獲得と世界タッグ王座V8という頂点へ駆け上がった怪物たちだ。
今年3月、彼らが新たな相棒に選んだのは、三菱デリカD:5 シャモニー。コックピットで語る愛車のこだわりと、2人でしか辿り着けなかった現在地を聞いた。
【写真33点】「270kgの双子プロレスラーの三菱デリカ シャモニー」の詳細を写真でチェック■86人目■
斉藤ジュン、斉藤レイ(39歳)
[左]兄・ジュン(193cm/120kg)と[右]弟・レイ(192cm/150kg)による双子プロレスラー。宮城県出身、1986年生まれ。大相撲の力士から2021年に34歳で全日本プロレスから異例のデビューを果たす。2024年には東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞「最優秀タッグチーム賞」を満場一致で受賞。さらに世界タッグ王座の防衛新記録(V8)を樹立するなど、圧倒的な体躯と規格外のタフさで現代のマット界を席巻する最強のツインズ。
三菱 デリカD:5 シャモニー


三菱 デリカD:5の特別仕様車「シャモニー」。アウトドアの聖地であるフランス・モンブランの麓の町に由来する、高い悪路走破性を兼ね備えたキャンプやアウトドアスポーツに最適な1台。デザイン性と実用性を極限まで高めた、大人の冒険心を刺激するミニバンだ。
合計270kgの双子も包み込む、抜群の居住性

斉藤ブラザーズがデリカ シャモニーを選んだ決定打は、圧倒的な車格と居住性。190cmを超える高身長に、2人合わせて270kgを誇る体躯。彼らにとって、車内の広さは何よりも優先される必須条件だが、そこにはある苦い経験が関係していた。
ジュン 今年の3月にシャモニーを買うまでは、ホンダのフリードに乗ってました。コンパクトだけど意外と荷物も詰められたのでよかったんですが、背の高い自分たちにはどうしても天井が低すぎて……。
レイ 頭が当たるから、いつも首を少し傾けていつも乗ってたよな(笑)。
ジュン そうなんですよ。自分たちは地元・宮城で『TAXIめしリターンズ』(宮城テレビ「OH!バンデス」内コーナー)というレギュラー番組を持っていたり、PR大使もやってるので、帰省することが多いんです。5〜6時間も運転すると首への負荷がさすがに大きい。それに最近は「斉藤ブラザーズ」でしょ?って声をかけられることも増えたので、ちゃんとまっすぐ座れる車にしようと(笑)。
レイ 高さもそうですが、デリカは横幅のゆとりもあります。特に自分は体格がいいので、助手席に座ると膝がグローブボックスに当たるのが普通。でもデリカは当たらないどころか、窮屈にすら感じない。それはかなり重要なポイントでしたね。
運転席と助手席に座る2人。確かに、天井まで拳一つ分、頭の上に余裕がある。
そして、192cm、150kgのレイさんが座っても膝まわりに隙間が。標準体型の人からすれば窮屈に見えるかもしれないが、レイさんにとっては余裕で快適。「ここまで広い車はなかなかないですね」。
ジュン それに、運転席と助手席に座ってもお互いの腕が当たらないもんな。
レイ そうそう。他の車だとお互いの腕がぶつかるんですけど、これは並んで座っても余裕。運転は基本は兄で、車にこだわりがあるのも兄なので全面的に任せましたが、この車にして本当によかった。そういえば、車体の色も相当こだわってたよな。
ジュン これはグレーとブラックマイカのツートンカラーなんですが、1番人気の色なんです。あまり出回らないと言われてましたが、諦めずになんとか探しました。かなり気に入ってます。
車体の色はよく見るとグレーで、グリル部分がブラックマイカのツートンカラー。微妙な色の違いが、黒一色にはない奥行きと洗練された印象を与えている。
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