
近年、ヴィンテージデニムの高騰化が著しい。中でもリーバイスは、世界中にコレクターが存在する業界きっての人気ブランドであり、ヴィンテージシーンの頂点に君臨している。
そんなヴィンテージリーバイスにあって、デニムジャケットは特に需要が高い。とりわけ第二次世界大戦中にのみ製造された、いわゆる”大戦モデル”と呼ばれる個体は、マニアが血まなこになって探す究極のレアアイテムだ。
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今回紹介する5500万円のデニムジャケットこそ、まさにその大戦モデル。正式名称は“LEVI’S S506XXE”。 先日「最も高額な古着のデニムジャケット」としてギネスに認定された、国宝級の逸品だ。
先月7日、Guinness World Records より「最も高額な古着のデニムジャケット(メモラビリア除く)」に公式認定を受けた。こちらはその認定証。
当該ジャケットのオーナーである佐久間正之さんは、「ヴィンテージデニムに価値を見出した日本の文化を継承、発信する者として博物館級の至宝を引き継ぎ、身が引き締まる想いです」と、その心境を語る。
「デニムジャケットが5500万円!?」と驚く読者も少なくないはず、というかほとんどの人には理解できない価値観だろう。ではなぜこれほどまで高額なのか。特別に実物を見る機会を得たので、その魅力を紐解いてみる。
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