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創業者の遺伝子を感じさせるバイタリティ

ブランドを再構築するにあたり、クリスは販路もあらためた。エンドユーザーと直接つながることのできるスタイルにリソースを注いだのだ。
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シカゴで開催される世界有数のブーツ・イベント、ステッチダウン・ブートキャンプには数年前からブースを構えている。年を追うごとに注目度は高まっていたが、「今年は休む暇なく接客に追われる毎日だった」と満足げな笑みを浮かべた。

クラウンシューズが抱える職人の数は26人に膨らんだ。現場で目を光らせているのは齢80を超えたシューマイスター。クリスも一から手ほどきを受けた同社の生き字引だ。

世界で知られるようになったいまもクリスは誰よりも早く工房に入り、トランクショーに飛び回る。
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「一人五役です。ウェブサイトのニュースレターもわたしが書いています。エンドユーザーに届けるためにはなおざりにできない部分ですから」

創業者・アーネストのDNAを感じさせるバイタリティだ。

アーネストはビスポークシューメーカーの看板を掲げる前、一攫千金を夢見てゴールドラッシュに沸く南アフリカに乗り込んだこともあるという。

竹川 圭=取材・文

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