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年末大掃除は自己肯定感と家族の信頼を高めるチャンス!

ーーオーシャンズ世代の男性がマインドフルネスを習慣化するには、どんなアプローチが効果的でしょうか?
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男性は、何かを始めるときに「意味」や「リターン」を重視する傾向があります。だからこそ、「家事をしなきゃ」という義務感よりも、「自分にとってプラスになる」という視点でアプローチするのが効果的です。

たとえば、「これをすると自己肯定感が上がる」「自分に戻れる時間になる」「心が整い、集中力も高まる」などと定義することで、「家事=面倒」な作業から、「マインドフルネス=自己投資」の時間へと変わっていきます。

実際に、毎朝のルーティンとして掃除を取り入れている経営者もいます。会議や大事なプレゼンの前に、無心になって空間を整えることで、頭と心がスッキリするとおっしゃっていました。
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ーーちょうど年末の大掃除シーズン。これはチャンスかもしれませんね!

そうなんです! 年末は絶好のタイミング! 「騙されたと思って、ちょっと掃除でもしてみるか」と動いてみてください。

普段あまり手をつけない大仕事をやれば、パートナーからの感謝も得られる。さらに、自分自身も集中して没頭する時間を持つことで、心が整い、結果的に仕事のパフォーマンスも上がる。

年末特有のソワソワ感もリセットされて、清々しい気持ちで新年を迎えられます。これはもう“一石三鳥”のチャンスです。

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ーー家事をするというより、セルフケアとして取り入れる感覚ですね。

まさにその通りです。しかもジムに行く必要も、瞑想アプリをダウンロードする必要もありません。お金も、道具も、特別な場所も不要です。

今日から、いえ、今この瞬間からでも始められるんです。

難しく考えずに、まずはお風呂掃除でも、靴磨きでも、取り入れやすいものからやってみてください。やった人から得をする、そんな最強のセルフケアが、家の中に転がっているんです。


身近な家事を通して、心が整い、集中力が高まり、自己肯定感まで上がる。これほど手軽で効果的な自己投資は他にないだろう。これはもう、デキる男のライフハックとして堂々と取り入れていい。

桜井 香織(Verb)=取材・文 アントレース=編集

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