ワークブーツを由来とし、ヒップホップやストリートカルチャーに浸透。現代では若者から大人にまで支持される国民的、いや国際的ブーツとなった。そこで、最新に着こなしも紹介しておきたいと思った次第。イエローブーツからスリーアイなど、街の男たちはどんなコーディネイトで装っているのだろう？
【写真20点】「永世定番のワークブーツ、ティンバーランド」の詳細を写真でチェック① スリーアイを、基本を押さえたコーディネイトで
ジャケット＝ハバーサック ニット＝不明 シャツ＝ポロ ラルフ ローレン パンツ＝エフオービーファクトリー シューズ＝ティンバーランド 帽子＝モンベル バッグ＝コールマン 腕時計＝カシオ
▶吉井さんのスナップをすべて見る吉井隆幸さん（37歳）これぞ名品のスリーアイをデニムと合わせるのは基本中の基本で、吉井さんのように少しワイドなストレートシルエットが気分だ。そこに明るいニットとポロ ラルフ ローレンのデニムシャツを取り入れたスタイルは、どこか往年の渋カジを思わせる。
ミリタリーテイストのジャケットをバサっと羽織って男らしさを、チェックのキャップで可愛げを加えればバランスよくまとまる。
② ブラウンのジャケットと足元でカラーコーデ
ジャケット＝ウィローパンツ Tシャツ、パンツ＝ともにグッドオン シューズ＝ティンバーランド 帽子、バングル＝ともにホピ 眼鏡＝古着 バッグ＝エルエルビーン 腕時計＝ロレックス ネックレス＝不明
▶古賀さんのスナップをすべて見る古賀昭光さん（60歳）ダークブラウンのスリーアイと色を合わせたコーデュロイ素材のテーラードジャケットは季節感とシックな雰囲気を両得。ちょっぴりかしこまった装いはユニークな小物でハズすベーシックなテクニックを押さえておくと便利だ。
例えばベースボールキャップや太セルのアイウェア、ネイティブアクセサリーなどがそれにあたる。左腕にはブラックダイヤルのロレックスで大人っぽさまで意識した。
③ イエローブーツを軸に、新旧織り交ぜたコーディネイト
Gジャン＝ワコマリア カットソー＝ユニクロ オーバーオール＝カーハート シューズ＝ティンバーランド 帽子＝ザエイチダブリュードッグアンドコー 眼鏡＝モスコット 腕時計＝カシオ ネックレス＝フランクアンドイージー リング＝ザグレートフロッグ ウォレットチェーン＝ショット
▶たつきさんのスナップをすべて見るたつきさん（26歳）カーハートのオーバーオールとGジャンにイエローブーツ、そしてキャスケット。それだけ聞くとラギッドな印象だけれど、ブラックを基調にするとこんなにもスタイリッシュでストリートな雰囲気すら漂ってくる。
薄色サングラスには色気も感じられて、いいアクセントに。この懐かしさと新しさを感じるスタイリングに、腕元はチプカシという選択もベストマッチ！
④ ダッフルコートとティンバーランドでNYなムードに
コート＝ポロラルフローレン パーカ、パンツ＝ともにビームス シューズ＝ティンバーランド 帽子＝シュプリーム 眼鏡＝モスコット 腕時計＝セイコー ブレスレット＝ヴィンテージ
▶佐々木さんのスナップをすべて見る佐々木拓人さん（31歳）ダッフルコートにティンバーランド。この組み合わせに間違いはなし。90年代にブームとなり、現代にいたるまで大人に愛されてきた歴史がその証左だ。グラフィティの入ったパーカやシュプリームのキャップでストリートにまとめるのも大正解。なんともニューヨークの街角を感じさせるスタイリングだ。コートのボリュームに合わせてスウェットパンツも太めを選んだのもポイント。
⑤ スリーアイを思い切りストリートに楽しむなら
ダウンジャケット、デニム＝ともにシュプリーム スウェット＝ラッセル シューズ＝ティンバーランド 帽子＝古着 リング＝トムウッド
▶宮坂さんのスナップをすべて見る宮坂隼人さん（26歳）ボックスロゴのダウンジャケットと太めのデニムパンツは、こちらもニューヨークを感じるストリートスタイル。ここでもティンバーランドのスリーアイは大活躍だ。ボリュームのある上下にも負けない存在感を足元で発揮してくれている。
スラックスに合わせれば大人っぽくも、ワイドデニムに合わせれば若々しくもなる、そこにティンバーランドが支持される魅力があるのだ。
◇
ティンバーランドほどシックにもカジュアルにも履きこなせるレザーシューズはなかなかない。一足持っておくだけで、実に多彩な装いで楽しめるのだ。この冬、持っておかないと損するブーツNo.1かも⁉︎
