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「ディフェンダー」スピリットを受け継ぐ、冒険者に求められるスキル


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「ディフェンダー トロフィー」の日本代表の選抜方法は、書類審査を通過した24名の出場者が3名ずつのチームを組み、協力しながら8つのミッションをクリアしていくというもの。

面白いのは、単に速さを競うレースではないこと。大自然相手の難しいタスクを、ドライビングスキルだけではなく、己が持つ知力・体力、さらに仲間と協力するコミュニケーションスキルをも駆使して完遂しなければならない。

チームを鼓舞し仲間を助けつつ、自己アピールも欠かせないという、一筋縄ではいかない競技会コンペティションなのだ。
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出場者に課せられるミッションは計8つ。例えば「フィットネス」と名付けられたタスクでは、重量物を順番に担いでグラベルコース(未舗装路)を走る。タイム計測されるだけでなく、チームメイトの補助や励ましの声がけなどメンタル面でのサポートも審査対象となっている。



また多くのスキルが求められるタスクが「リングフェンス」。ポールで仕切られたサークル内で大型車であるディフェンダーを180度回転させる競技だが、正確な操作と空間認識能力が求められ、さらにチームメイトと連携し、いかに確実に早く回転できるかを競う。

仲間との連携、すなわちコミュニケーション能力を駆使した連携が必要になってくる。



冒険は、大自然が相手。過酷な路面状況や変化する地形、そして気象を読み解くサバイバル能力も重要になってくる。

地図やコンパスを使い、安全かつ最短のコースを導き出す判断力、起伏の激しいオフロードを自らの脚で駆け抜ける体力を組み合わせなければいけない。



さらには、大きな荷物を効率良くディフェンダーに積載する能力や、重い木材などの運搬や撤去、河川などに設置できるブリッジを組み立てる作業など、ロープワークを駆使してこなさなければならないタスクも多い。当然、ロープの結び方などを覚える必要がある。



改めてディフェンダーの魅力を考えてみた。ショートボディで3ドアモデルの「ディフェンダー 90」から、オンロードとオフロード共に高い性能を誇るトップモデル「ディフェンダーオクタ」まで、幅広く選べるラインナップに共通するもの。

それは過酷な路面状況に負けない悪路走破性、最大8名まで乗れる広々とした車内空間、快適に駆け抜けるための最新の安全装備の数々。さらには近年重要視されるコネクテッド機能の充実や、高いセキュリティ能力。70年以上の歴史を誇るディフェンダーは、気がつけば最新にして、“最真“のオフローダーに仕立てられている。
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