OCEANS

SHARE

本物のダウンフォースを初めて感じた


advertisement

かなり窮屈なコックピットに何とか乗り込み、スパルタンなデザインに驚く。

ピットから1周3.5kmでアップダウンに富んだコースに出ると、いきなり急加速する荒選手。車重は軽いし、最高出力232hpとトルクは182Nmもあるので、加速は日産GT-R並みと言える。


advertisement

自分でステアリングホイールを握らなくても、ハンドルのダイレクト感、ブレーキの効きの高さ、タイヤグリップの良さが伝わってくる。また、シフト操作はインジケーターに従って、荒選手はパドルを操作で行った。

いちばん感動したのは、ダウンフォースのすごさだ。ヘアピンカーブの入口のところまで来たときに、速度はすでに240km/hは出ていたにも関わらず、荒選手はいつになってもブレーキを踏まない。普通のスポーツカーなら、ヘアピンの100m手前からブレーキを踏み始めるのに対して、荒選手は最大にラディカルのダウンフォースとタイヤグリップを活用して、ブレーキペダルを踏んだのは、わずか50m手前だった。



たった2.5秒ぐらいで240から100km/hに減速してもタイヤはちっとも鳴かないし、滑らない。そのとき初めて、上からクルマを思い切り路面に押し付けるように押される力を感じた。つまり、本物のダウンフォースだ。

スリックタイヤのグリップ力に加え、速度が上がるごとに増えるダウンフォースは、フロントのスプリッターとリア・スポイラーの相乗効果で路面に吸い付くようだった。
3/3

次の記事を読み込んでいます。