やや薄手のレザーを使用しているので、比較的軽量なのがうれしい。使い込んだようなシワ加工が施されている点もいい。開口部はジッパーで荷物の落下などを防止。ジップポケットやストラップ付きスリーブなど、多くの収納を備える。H38×W63×D20cm 48万4000円/ジル サンダー(ジルサンダージャパン 0120-998-519)
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すべての写真を見る たっぷりの荷物を、ドサッと入れたい。そんな気分のときまず頭に浮かぶのが、キャンバス地のトートバッグだ。
少々ラフに扱っても問題なし。街からアウトドアまであらゆるアクティビティに寄り添う、相棒バッグの大定番である。しかしながらその頑健なキャンバス素材が「ちょっと違うのかな」って感じるシーンも、正直ある。
例えばビジネスシーンで使うときや、旅行でいい宿に泊まるとき。おすすめしたいのが、このジル サンダーのトートだ。
見てのとおりのビッグサイズゆえ「ドサッと入れたい」は難なくクリア。本体の素材には、高級感漂う上質なカーフレザーを使用する。何より、その洗練されたデザインが素晴らしい。
大人らしい装いにマッチするのはもちろん、カジュアルな服に合わせればそのスタイルを格上げしてくれるに違いない。幅広のハンドルは絶妙な長さに設定されており、手持ちにも肩掛けにも対応する。
道具としてきちんと機能しながら、ラグジュアリーという視点からも申し分ない出来栄え。あらゆる大人の特命に応えてくれるはずだ。
OCEANS11月「やっぱりデニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!