
上下揃えて着るだけでサマになって、インナーや小物で遊べば個性もしっかりアピールできる。そもそも種類だって豊富。この時季のセットアップはいいことだらけ。頼らない手はない。事実、街にも多彩なセットアッパーが闊歩。まずは三者三様のスタイルを見ていこう。
【写真9点】「【最新】セットアップスタイル3選。」の詳細を写真でチェック① いわば、コーデュロイ版デニム・オン・デニム!?

ジャケット、パンツ=ともにセブンバイセブン Tシャツ=ザラ スニーカー=アディダスオリジナルス 帽子=ヴェトモン サングラス=ピーターアンドメイ
▶︎石川さんのスナップをすべて見る石川翔太さん(35歳)オーセンティックなGジャンと5ポケットパンツをモチーフに、秋らしいブラウンのコーデュロイ生地で再構築。ジャパンブランド「セブンバイセブン」のウィットに富んだセットアップが主役だ。
明るい白Tで“ヌケ”を生みつつ短丈トップスとのバランスを考慮して、頭上と足元は黒を選んでサンドイッチ。トレンド感も、バランス感覚も満点。


② クラシカルなスーツが、モダンなセットアップに豹変

ジャケット、Tシャツ、パンツ=すべて古着 シューズ=ボッテガヴェネタ 眼鏡=オリバーピープルズ
▶︎鳥飼さんのスナップをすべて見る鳥飼拓志さん(37歳)渋い風合いのテーラードジャケットに、スラックス。そう、クラシカルなスーツだって考えようによってはモダンなセットアップに早変わり。要は着方が重要なのだ。ちなみに、いずれも古着でセレクトしている。
グリーン系と相性のいいブラウンのTシャツをタックインして、大人っぽく見せつつ胸元のロゴで遊ぶ。足元は“ボッテガ”のサンダルで軽やかにハズす。これまた満点!


③ “着るだけ”の素晴らしさを、あらためてプロが証明

シャツ、Tシャツ、パンツ=すべてSSZ×WHR シューズ=ヴァンズ
▶︎鈴木さんのスナップをすべて見る鈴木竹彦さんラストは、業界人が着こなすシャカシャカ系。メンズカジュアルバイヤー兼ビームス ジャパン アパレルディレクターの鈴木さんは、“同志”が手掛けたSSZをチョイスした。
メソッドは超シンプル。ずばり、合わせて着るだけ。白T&ヴァンズという脇役選びも“平熱”そのもの。プロならではの力技、そしてセットアップの有能ぶりにあらためて感嘆!

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繰り返すが、セットアップは揃えて着るだけでOKなインスタント感が最大の魅力。多少のコツこそあれど、細かい着こなしのテクニックはさほど必要としない。ってことで、まずはお試しを。考えるより先に感じて、買いに動こう!