
デニムシーズン、到来。夏もいいけど、肌寒くなってきたこの時季はデニムの生地が肌に気持ちいい。街角を見てみると、やはり人気筆頭はリーバイス。ただし、あえて“じゃないほう”を選ぶデニムラバーも多い。リーバイス以外の人気ブランドは、こんな感じ!
【写真4点】「“リーバイス以外”を選んだデニムラバーたち」の詳細を写真でチェック① ドリスのデニムで“アズーロ・エ・マローネ”を実践!

ポロシャツ=フミトガンリュウ Tシャツ、デニム=ともにドリス ヴァン ノッテン シューズ、ネックレス、リング=すべてメゾンマルジェラ ピアス、ブレスレット=ともに不明
▶︎津川さんのスナップをすべて見る津川大輝さん(26歳)レトロクラシックなクレイジーパターンのポロシャツが圧倒的主役。フミトガンリュウらしい意匠だ。その下に挟んだロンTと主題のデニムはいずれもドリス ヴァン ノッテンでセレクトした。
多くのアイテムをネイビーで揃え、襟や袖、そしてマルジェラのレザーシューズでブラウンを挿し込んで“アズーロ・エ・マローネ”を実践。ブランド選びもこなれており、ファッションセンスも卓越。しかもまだ20代だという。末恐ろしい才能!
② リーのペインターデニムで作る品のあるカジュアルスタイル

ジャケット=アクネストゥディオズ Tシャツ=ザハウス デニム=リー シューズ=アディダス バッグ=アミアカルヴァ ブレスレット、リング=ともにヴィンテージ ベルト=エンダースキーマ
▶︎佐熊さんのスナップをすべて見る佐熊 凌さん(28歳)ノーカラーのジャケットにリーのデニムを合わせた大人のカジュアルスタイル。デニムは程よいワイドシルエットで、しかも別角度で見るとペインタータイプであることが確認できる。
これをしっかり腰上ではき、ザハウスのインナーをタックイン。大阪発・アミアカルヴァのトートバッグ&エンダースキーマのベルトで洗練された印象を補強し、ダメージデニムを上品にはきこなした。レザー仕様のアディダスもナイスチョイス。
③ サンリミットのシャツ&デニムで作るブルースタイル

シャツ、デニム=ともにサンリミット シューズ=ヴァンズ 眼鏡=ユウイチトヤマ バッグ=モンベル 腕時計=カルティエ ブレスレット、リング=ともにノーブランド
▶︎清水さんのスナップをすべて見る清水威斗さん(40歳)ブルーのストライプシャツとライトなインディゴデニムを合わせ、清潔感たっぷりに仕上げる。いずれもコムデギャルソンシャツ出身のデザイナーが手掛けるトータルブランド「サンリミット」でチョイスした。
足元はヴァンズの“オーセン”、シースルーのバッグはモンベルでラフに、気負わず。一方、腕元はカルティエ「タンク」で大人らしさを添えることも忘れない。実にいい塩梅だ。
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デニムの正解はひとつじゃない。ブランドの背景やシルエット、色落ちの表情。こだわるほど、奥行きが増していく。秋本番。自分だけのデニムを探す季節だ。