かじがや卓哉の「エレクトリック・ドリーム」とは…… 「家電芸人」こと、かじがや卓哉さん。いまやiPhone芸人としてApple本社の発表会にまで呼ばれる彼が、新作「iPhone 17」シリーズと、話題の「iPhone Air」をチェック! これからスマホを買い替え予定の方は、ぜひ参考に。
案内人はこの方!
かじがや卓哉●吉本興業所属のピン芸人/税理士。総合家電アドバイザー資格保有。『アメトーーク!』の「iPhone使いこなせてない芸人」などのテレビ番組出演や『iPhone芸人かじがや卓哉のスゴイ1iPhone15』(インプレス)などの著書多数。自身の公式Youtube『かじがや電器店』(https://www.youtube.com/@kajigaya)は、チャンネル登録者数67.5万人にのぼる。家電量販店で10年以上働いた販売員としての経験を生かした客観的なレビューが好評。
こんにちは、かじがや卓哉です!
2025年9月19日にAppleからiPhone 17シリーズとiPhone Airが発売されました。iPhoneを買い替えようと考えている方は、今回の新作にどのような特徴があるのか、気になりますよね。
iPhone 17はとくにカメラにこだわりたい方に、おすすめな機能が多数追加されました。
縦持ちのまま横型写真が撮れるフロントカメラ機能や、フロントカメラと外カメラの同時撮影機能の追加は、配信を楽しむユーザーにとって便利な進化といえるでしょう。
また、完全新シリーズのiPhone Airも気になるところです。iPhone Airは軽くて持ちやすくて、触ってみると欲しくなる素晴らしい逸品でした。
本記事では、新作のiPhone 17シリーズとiPhone Airの魅力や特徴を詳しく解説します。
iPhone17が前作から進化した点
まず、iPhone 16シリーズから進化した点を詳しく解説します。
SIMカードが使えなくなってeSIMになった
iPhone 17シリーズ・iPhone Airでは、SIMカードが使えなくなり、すべてeSIMとなりました。
SIMカードは取り外し可能な契約者情報が入ったチップです。一方、eSIMはスマートフォンの本体に内蔵された電子SIMです。
eSIMなら新たな端末への乗り換えがオンライン上で行えるため、簡単に機種変更ができ、破損のリスクが軽減されます。今後、キャリアの乗り換えや通信プランの切り替えを行う際にも、手続きが簡略化できるでしょう。
ただし、格安SIMのなかにはeSIMに対応していない通信キャリアがあります。ほとんどのキャリアで使用可能ですが、念のため契約している会社でeSIMが使えるか確認しておきましょう。eSIMが使えない場合には、通信キャリアを乗り換える必要があります。
カメラの画素数が大幅にアップ!

iPhone 17では、これまでよりカメラで撮影する写真の画質が綺麗になりました。
フロントカメラの画素数はiPhone 16で1200万画素だったのに対し、iPhone 17では1800万画素になっています。1.5倍の画素数となったことで、目で見て分かるほどの違いがあります。
また、iPhone17 Pro/iPhone17 Pro Maxで導入されている望遠カメラの画素数は、通常の一眼レフカメラと同じ4800万画素(光学4倍)です。iPhone 16 Proシリーズの望遠カメラは、1200万画素(光学5倍)であったため、実に4倍の画素数の写真が撮れるようになりました。同じ1200万画素で比較しても、5倍から8倍の光学品質ズームで撮影できるようになりました。つまり、遠くの被写体を拡大しても、これまでよりずっと高精細な写真が撮影できるようになったのです。
お子さんの運動会や発表会などを撮影するなら綺麗な思い出を残すのにぴったりでしょう。
縦に持ったまま写真やビデオの画像が撮れる

iPhoneを縦に持ったまま横長の写真やビデオを撮れる機能が追加されました。横だとバランスが取りづらく落としてしまう可能性がある方でも、縦に持ったままガッチリ固定して横型の自撮りが撮れます。
また、横長の写真の幅がこれまでより広く撮れるようになり、より広範囲の風景を入れた自撮りの撮影が可能となっています。
フロントカメラと外側カメラの同時撮影が可能になった

フロントカメラと外側カメラを同時に起動しての録画が可能となりました。風景を見たときの自分の表情を残せるようになっています。特に、配信を行う方には重宝される機能ですね。
充電なしで連続使用可能な時間が大幅アップ
充電なしでもiPhoneを使用し続けられる時間が、大幅にアップしています。各端末でのストリーミング動画を再生しながら連続使用できる時間を以下にまとめました。
・ iPhone 16 最大18時間
・ iPhone 17 最大27時間
・ iPhone 17 Pro 最大30時間
・ iPhone Air 最大22時間
iPhone 17シリーズのバッテリーは、iPhone 16シリーズに比べて長持ちすると分かります。また、iPhone Airも、iPhone 16より長時間の使用が可能です。
iPhone 17 Pro / iPhone 17 Pro Maxの魅力を把握しよう

iPhone 17 ProやiPhone 17 Pro Maxの魅力的な点を詳しく解説します。
本体が熱くなっても冷めやすい

iPhone 17 Proには、ベイパーチャンバーというプレートが入っているため、排熱しやすい特徴があります。また、従来の素材に使われていたチタニウムではなく、アルミニウムの素材が使用されています。
この2つの仕組みの導入により、連続使用で本体が熱くなってもすぐに冷ますことが可能です。
これまでiPhoneが熱くなってしまう点が気がかりだった方に、iPhone 17 ProやiPhone 17 Pro Maxはおすすめできます。
本体が傷つきにくい素材に

従来の製品は背面にガラスが使われており、落とすと割れる危険性がありました。
iPhone 17 Proには「Ceramic Shield」というセラミック製の素材が使われており、従来モデルの4倍割れにくいよう工夫されています。
また、前面にはiPhone 16 Proの3倍の耐擦傷性能を持つ「Ceramic Shield 2」が使用されています。
薄くて使いやすいiPhone Airの特徴

iPhone Airの基本性能は、iPhone 17とiPhone 17 Proの中間くらいの仕組みを持ちます。主な違いをみていきましょう。
持ったら分かる使い心地のよさ

iPhone Airは「薄くて軽い」のが大きな特徴です。実際に持ってみると持ちやすくて、欲しくなるでしょう。「軽いだけでスマートフォンの使い心地はこんなにも違うのか……」と実感できます。
望遠カメラと超広角カメラはない
iPhone Airについているのは通常のカメラのみで、望遠カメラと超広角カメラはありません。望遠カメラと超広角カメラをよく使用する方にとっては不向きな可能性があります。
通常カメラの画質が十分に綺麗なので、望遠カメラと超広角カメラを使用しないならまったく問題はないでしょう。
モノラルスピーカーである
iPhone Airには上部にしかスピーカーがついておらず、iPhone 17にある下側のスピーカーはありません。
iPhoneから出る最大音量はiPhone 17と比べると小さく、音響の臨場感は少なめです。音楽をよく聴く方にとっては、気になる点かもしれません。
ただし、聞き比べないと分からない違いです。音質にとくにこだわっている方でなければ、問題なく使えるでしょう。
使いやすさを追求したiPhone 17/iPhone Air!

iPhone 17シリーズとiPhone Airは「使いやすさ」を大きく進化させた新作です。iPhone 17シリーズでは、eSIM専用化により機種変更時の手続きがスムーズになり、カメラ性能やバッテリー持続時間も大幅に向上しました。
縦持ちのまま横型写真が撮れるフロントカメラや、フロントカメラと外側カメラの同時撮影など、SNSや配信を楽しむユーザーなどにとって嬉しい機能も追加されています。
また、Proモデルでは排熱性や耐久性も強化され、長時間利用や落下のリスクに備えて安心感が高まりました。
新登場のiPhone Airは「薄くて軽い」点が最大の魅力で、持ち運びのしやすさを重視する方に適しています。日常利用には十分対応できる性能を持ち、初めてiPhoneを購入する方にもおすすめできるモデルです。
【Tips】iPhoneを一番安く買えるのはどこ?
iPhoneにまつわるさまざまな“Tips”を紹介するミニコーナー。今回は、iPhoneを安く買う方法を紹介します。
結論から言えば、iPhoneを安く買うならアップルストアがおすすめですね。iPhoneはアップルの純正品なので、アップルストアでのiPhoneの本体価格は他の場所よりも安く設定されています。
ローンを組んで月々の料金と一緒に本体代を払う方が多いため、長期間にわたって本体の支払いをしなければなりません。決して安い買い物ではないからこそ、できるだけ安く買いたいものですよね。ただ乗り換え時の割引などがある場合は携帯キャリアの方が得になるケースもあります。条件に応じた比較は行いましょう。
アップルストアを訪れたことがない方は「携帯ショップならその場で契約できるから便利だし……」と、考えているかもしれません。
実はアップルストアでも、ドコモ・au・ソフトバンクの契約ができます。
つまり、アップルストアなら安くiPhoneを手に入れたうえで、その場で契約もできるという、最もスマートな購入方法といえるでしょう。
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