
サンダルの季節が終わり、そろそろブーツも気になる頃合い。街の洒落者たちに支持されるブランドといえば、「クラークス」。そして彼らの愛用モデルは黒いワラビーだ。この永世定番を、今年流に履くなら? そんな問いに答える3好例を、どうぞ。
【写真8点】「黒ワラビー愛用者3名の履きこなし術」の詳細を写真でチェック① 初秋のTシャツスタイルの足元に
Tシャツ=ウエアハウス パンツ=古着 シューズ=クラークス バッグ=ザ・ノース・フェイス 腕時計=セイコー
▶秋定さんのスナップをすべて見る秋定さん(37歳)スモーキーな紫のTシャツにカーキのミリタリーパンツという大人のカラーコーデ。上下とも色物を選抜しつつも、絶妙な色のトーンでゴチャつくのを回避した。アースカラーのショルダーバッグでパンツと足並みを揃えたのも良い。で、足元はスエードの黒ワラビーで秋っぽく。Tシャツスタイルも色使いと足元次第で季節感を演出可能だとわかる。

② ブラックコーデにもしっくり馴染む
Tシャツ、パンツ=ともにブラームス シューズ=クラークス バッグ=スタンダードサプライ 腕時計=ヴァーグウォッチカンパニー バングル、リング=ともにロロ
▶関森さんのスナップをすべて見る関森 拓さん(28歳)一転、こちらは全身一色で纏めたオールブラックスタイル。トップス&パンツは共にブラームスで、漆黒のキャンバスの上に白ロゴが存在感を放っている。パンツのシルエットは太めだが、裾が絞れるタイプなので収まりはいい。黒のワラビーを合わせてもスッキリとした印象に。


③ 重ね着上手のワラビー活用法をここで
ダウンベスト、コート=ともにジャーナルスタンダードレリューム ニット=ラコステ パンツ=フリークスストア シューズ=クラークス 眼鏡=ノーブランド バッグ=マルニ 腕時計=オメガ×スウォッチ
▶奥山さんのスナップをすべて見る奥山真悟さん(41歳)ラストは奥山さんのワラビースタイルをディグ。こちら実は春の装いだが、これからの時季にも大いに参考になるだろう。コートの上にベストをレイヤードし、ブラウンのスラックスで色みを添える。個性とシックさが共存するなか、いい調整役を担っているのが足元のワラビーだ。こちらはスエードではなく、マットな質感のレザーを採用。レイヤードで遊ぶときには足元をしっかり締める。覚えておきたいテクニックだ。
◇
究極に便利、そして究極に頼れる一足。黒ワラビーを取り入れれば、普段のスタイルが一気に秋モードに変換されるはず。試してみよう。