機能性とサステナビリティの融合
ヤマキ合成のワサビ由来バイオプラスチック古今東西、日本の食卓に欠かせない香辛料として親しまれてきたワサビ。生臭さや菌の繁殖を抑制することから、鮮魚を食することが多い日本で発達した。その機能性に着目し、防カビ・抗菌・消臭・防虫製品の製造販売を展開しているのが、ヤマキ合成だ。
ワサビの有効成分「アリルからし油」をマイクロカプセル化し、バイオプラに内包。湿度を感知すると防カビ・抗菌効果を発揮する独自素材に挑む。「有効成分とバイオプラスチックの相性」が技術のカギであり、2回の試作で最終形に到達した。
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