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“お決まり”を避け自由にMIXするのが太郎流



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「もしあれやったら、お店に並べてるから見てく?」との駿河さんの粋な計らいで、自身のブランド「NEWORDER」を拝見しながら、よりファッション感についてお話を伺えることに。

――来期のテーマってどんな感じなんですか?

太郎 “リフレクション オブ ユース(青春の影)”をテーマにしていて、映画『スタンド バイ ミー』からインスピレーションを得てる。パイの大食い大会のエピソードだったり、悪役が人の家のポストをバットで壊していくシーンだったりをイメージした。
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デザインを見てもらえれば、多少を感じ取ってもらえるんちゃうかな。



太郎 ちなみにこれは、カトチンっていうイラストレーターに書いてもらった。あとこのフットボールTにプリントした「59」は、『スタンドバイミー』の舞台が1959年の夏の話だから。



――ほうほう。

太郎 あと、このTシャツにプリントされた文字は完全に作品のエンディングから。このフォントが結構好きで。ボディにはフェード加工を入れてある。



――映画から着想を得るケースは多いんですか?

太郎 多いかもしれん。この前のシーズンは『すべてをあなたに』という作品から。それを背景に、バンド・THE BAWDIESとコラボしてその劇中の曲を演奏してもらったね。

――ファッションにおいて影響を受けたのはだいたい映画なんですか?

太郎 ’90年代のヒップホップが一番強いかな〜。日本人でラッパーやったり、スケーターやったり、DJやったり、ダンサーやったり……彼らがアングラからメジャーに進出してきたのが高校生ぐらいのとき。当時は、ティンバーのブーツにダボダボのパンツ、ノーティカのボーダーT、みたいな格好してた。

ヒップホップのスタイルも西と東でも違うけど、The Notorious B.I.G.とか2Pac、あとちょっと変わったところでCoolioとか影響を受けたかも。それと並行して俺はグランジも通ってるから、ミックスして楽しんでた。気分によってはモヘアのカーディガンとか着てたし。



――ミクスチャー音楽がジャンルとして確立したのもそのぐらいでしたね。

太郎 そうね。レイジ(Rage Against the Machine)とかも良かった。とにかく、“THE”みたいな着こなしは避けてたよね。そりゃ高校生の頃は知識もなかったからやってたけど、結果、ちょっと恥ずかしい見た目になってたな(笑)。

だから、今で言うとサーフィンは好きだけど、サーファーっぽい格好はしない。サーフィンを始めたての頃、一度セットアップを着て行ったこともあんのよ。モックネックにジャケットを羽織ってスラックスをはいて、足元は革靴。思い返せば、全然意味分からへんけど(笑)。流石にあれはやり過ぎやったな。
4/4

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