
流行中のテック系スニーカーの代表格「サロモン」。アウトドアで培われた技術で作られた一足は、機能も快適性も抜群だが、街で履くとなると難易度が高いのもまた事実。
ところが、洒落者たちはちゃんと自分の服に落とし込んでいた。3人のスタイルから、その自然な馴染ませ方を探る。
【写真9点】「取扱注意!テッキーなサロモンを日常着に落とし込むコツを洒落者3スナップで解説」の詳細を写真でチェック① ボーダー×白パン。都会的マリンスタイルの足元に

Tシャツ=オーシバル パンツ=ユニクロ シューズ=サロモン 眼鏡=アイヴァン バッグ=ブートラボ リング=ヴィンテージ
▶︎時枝さんのスナップをすべて見る時枝良英さん(38歳)
「オーシバル」のボーダーTに白パン、そしてナチュラルなトート。全体を優しいトーンでまとめた清潔感あるスタイルに、ナチュラルなサロモン「XT-6」がスポーティな抜けを添える。ホワイト×ネイビーで纏めた爽やかコーデに、機能靴が違和感なく溶け込ませた好例だ。

②アーバンアウトドアの装いに活躍必至!

シャツ=ビームス カットソー=ノーブランド パンツ=サウスツーウエストエイト シューズ=サロモン 眼鏡=ブリーフィングゴルフ×アイヴォル バッグ=ブリーフィング バッグ2=ウィークエンダー 腕時計=スント 靴下=コンビニエンスウェア
▶︎柳田さんのスナップをすべて見る柳田朋宏さん(40歳)ブラックウォッチにグラフィックが入った「ビームス」の開襟シャツに、釣りがテーマの「サウスツーウエストエイト」のオリーブショーツをセットで。サロモンはシャツ×ショーツのアクティブな装いにもしっくり馴染む。
首元の青スカーフやソックスのラインが、程良く“遊び心”を添えているのもナイスです。

③ オールブラックでも際立つ、サロモンの存在感

シャツ、カットソー=ともに古着 パンツ=ユニクロ シューズ=サロモン リング=ノーブランド
▶︎阿部さんのスナップをすべて見る阿部博史さん(35歳)
古着ならではの風合いが特徴的な黒のアノラックに、「ユニクロ」の同色パンツ。全身をダークトーンで統一したシックなコーデにサロモンのソールデザインが静かに主張する。街でもアウトドアでも成立する、万能な“黒サロモン”の妙味がここにあり。

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街の洒落者たちは、機能性とデザイン性の境界を軽やかに越えていた。サロモンを履きこなすコツは、“テック感を上手く活かす”こと。自然体のスタイルにちょっとだけギア感を混ぜる、そのバランスこそセンスフルに映るのだ。