
デニムといえばリーバイス、はもちろん定番。でも街を歩けば、それ以外のブランドが放つ“ひと癖”デニムの魅力に気づくはずだ。
今回はグラフペーパー、リーなど、洒落者たちが取り入れたデニムブランド&スタイルをスナップからご紹介!
【写真7点】「リーバイス以外の“ひと癖デニム”」の詳細を写真でチェック ① ルーズシルエットが際立つ「グラフペーパー」

Tシャツ=ノーブランド デニム=グラフペーパー シューズ=サンコア 帽子=セパバス×シボネ スカーフ=古着
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齋藤さんのスナップをすべて見る齋藤 稜さん(27歳)白Tと黒キャップ、そこにゆったりと落ちるグラフペーパーのブラックデニムをON。シルエットの美しさが際立ち、シンプルな装いにモード感を加えている。
首元に巻いたスカーフがアクセントとなり、リラックスしたムードの中にもスタイルアップ効果を感じさせる、都会派のリアルコーデだ。

② ワイド&武骨なシルエットを楽しむ「リー」

シャツ=古着 デニム=リー シューズ=カミナンド 帽子=ステットソン 眼鏡、ピアス、バングル、リング=すべてノーブランド 腕時計=ハミルトン
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SYさんのスナップをすべて見るSYさん(61歳)大胆な柄シャツに負けない存在感を放つのが、リーのワイドデニム。裾を深めにロールアップすることで、足元に重厚感を与えつつクラシックな雰囲気に仕上げている。
程良い華やかさを放つウイングチップのレザーシューズとも好相性。武骨さと遊び心が絶妙に共存した着こなしは、リーならではの魅力を体現している。

③ ヴィンテージライクな色落ちが魅力の「フルカウント」

ジャケット=コロニークロージング Tシャツ=オロウ デニム=フルカウント スニーカー=ブルーブルー 腕時計=アップル サングラス=テオ ハット=S.V.C
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ケビンさんのスナップをすべて見るケビンさん(30歳)ピッチの細いストライプジャケットに、ヴィンテージライクな風合いのフルカウントのデニムを合わせたコーディネイト。
タフな色落ち感がスタイリング全体に奥行きを与え、Tシャツ+ジャケットのシンプルな組み合わせを一気に洒落た印象へと引き上げている。職人気質の1本は、こなれた大人カジュアルの強い味方だ。
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デニムといえばリーバイス。でも視野を広げれば、フルカウントの色落ち、グラフペーパーの美シルエット、リーの武骨さといった“ひと癖”が楽しめる。自分のスタイルに合った1本を選べば、日常のコーディネイトがより一層、奥深いものになるだろう。