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2026.03.10

ファッション

代々木公園の行列スニーカー店が生んだ「pg」。シンプルなアッパーに“フリーロックシステム”というギャップ


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人気モデルが入荷するたびに行列ができる。そんな店が代々木公園の目の前にある。といっても、お目当てはナイキではない。2020年にデビューしたpgという日本発スニーカーブランドだ。店名のプレイグラウンドの頭文字をとった。

行列の先にあるのはフリーロックシステム搭載モデル。スノーボーダーやゴルファーならご存じのとおり、シュータンなどに這わせたワイヤーをダイヤルで巻き上げて足をホールドする仕組みだ。

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ディレクターでデザイナーの草賀雄介さんはいう。

「スニーカー業界はもっとも技術開発が進んでいるジャンルのひとつです。ところがフィッティングに関してはその登場から十年一日、シューレース一択だった。もっと違う方法があるんじゃないか、というところからpgは始まっています」。

現在、フリーロックシステムはさまざまなメーカーが開発に乗り出している。pgが採用するのはデビュー以来、韓国メーカーのプロダクトだ。



「ダイヤルを右に回すだけで締まり、左に戻した瞬間に緩みます。先行ブランドのようにダイヤルを押したり引いたりするひと手間がない。すなわちより素早く調整できるのです。耐久性にも優れています。ぼくが履いているスニーカーに関していえば、一度も壊れたことがありません。そしてなんといってもプロダクトとしての見栄えがいい。全方位にわたって隙がなく、値段も手頃なんです」。

オールプラスチックのそれは錆びる心配もないという。



草賀さんは旧態依然としたフィッティングのシステムに風穴を開けた。その風穴は、国内はもとより、海外でも無数に開いている。パリのロイヤルチーズなどエッジィなストアとの取引が続々と決まっており、上陸を果たしていないのはあとはアフリカくらいというから驚く。
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