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「時間のあるおっさんには用事を与えるべし」

当初は数年続けばいいと想定していた「おっさんレンタル」も今年で14年目。西本さん自身も現役で依頼をこなしているが、考えていることは“世のおっさんたち”のことだ。
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「おっさんレンタルが生きがいになってる人もいると思うけど、やっぱり人間少しのストレスがないと生きてる価値を感じにくい。刺激が成長に繋がると思うし、何かのサークルに入るとかストレスを作りにいかなきゃいけないと思うんです。人付き合いはすごいストレス感じますから」。


 
「今考えているのは定年後のおっさんの居場所です。上場企業の役職について定年まで家族にすごく尊敬されていた人も、しばらくすると家にいづらくなる。図書館で過ごして時間になったら帰るみたいな。今そういうおっさんって溢れてるじゃないですか。行くところと用事を与えなきゃいけないんですよ。このビジネスはおっさんに用事を与えていると思うんですよ」。

「一度このサービスの合同説明会でも開こうか」と冗談まじりに話す西本さんだが、さらに冗談とも本気ともつかないユニークな構想を練っていた。
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「おっさんレンタルとは別で、定年したおっさんに役職を渡すビジネスをやろうと考えてます。ビル一棟を借りて『おっさん商事』じゃないけど、所属して役職と名刺を持てるような居場所を作る。朝9時に出社して17時になったらみんなで新橋に行って一杯ひっかける。楽しいですよね。ただ、何をしてもらうかはこれからの課題ですね(笑)」。




セカンドキャリアやパラレルキャリアも珍しくなくなった昨今。未だ模索中という人は、自分のポテンシャルを確認するために「おっさんレンタル」に挑戦してみるのもよいし、まずはそんなおっさんを“レンタル”して話を聞いてみれば、何かヒントが見つかるかもしれない。

豊田和志=写真 池田裕美=取材・文

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