「最辛グルメNEWS」とは……連日の暑さにもう夏バテ気味……。そんなときにぴったりなのが、ここ数年日本でも人気の「麻辣湯(マーラータン)」だ。
麻辣湯とは、中国で親しまれているピリッと痺れる旨辛スープのこと。春雨や野菜など、好みの具材を煮込んで作るのが特徴で、栄養もしっかり摂れるし、食欲増進効果や代謝アップも期待できる。
今回は、そんな麻辣湯の名店3軒を激辛インフルエンサー・金さんに教えてもらおう。
【写真20点】「激辛インフルエンサーも激ハマりの麻辣湯。本場の味が楽しめる名店3軒を紹介」の詳細写真をチェック案内人はこの人!
金 成姫(きむそんひ)●激辛料理専門家。調理師免許と1級フードアナリストの資格を取得。激辛マニアでスパイス香辛料ソムリエ、チーズプロフェッショナル、ワインエキスパート、唎酒師等も。Instagramのフォロワーは2万人を超え、YouTubeなどでも日々さまざまな激辛グルメを発信している。フードライター、フードコメンテーターとして活躍中。
こんにちは、激辛料理専門家の金 成姫です。今回は私が最近ハマっている「麻辣湯」に着目したいと思います。
ここ数年日本でもブームになっている麻辣湯。中国本場の味を楽しめる名店をはじめ、さまざまな専門店を見かけるようになりました。
また最近ではコンビニでカップ麺の麻辣湯が販売されたり、大手スーパーで商品化されたりと、幅広く注目されているのがわかります。
麻辣湯の魅力は辛さや具材を自分好みにカスタマイズできること。激辛が苦手な方でも気軽にチャレンジできますよ。そんな麻辣湯の専門店から本場の味にこだわった3店舗をご紹介します。
どのお店も現地さながらの本格派。旨辛グルメを求めている方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
① 「ヤンチャン麻辣湯」
四川出身YouTuber・ヤンチャン監修の本格麻辣湯

ヒリヒリ辛さ度(唐辛子) ★★★☆☆
スパイシー辛さ度(香辛料)★★★★☆
痺れ辛さ度(山椒) ★★★★☆
「ヤンチャン麻辣湯」は、四川出身のYoutuber・ヤンチャンさんが幼い頃に親しんだ味を忠実に再現したお店。本格的な四川の麻辣湯を味わえます。
2025年にオープンした新店舗でとてもきれいな外観。
店内には、手前にカウンター席、奥にはテーブル席を配置。一人でも入りやすいレイアウトですが、6人掛けのテーブル席もあるのでグループでもOKです。
入り口すぐのショーケースには、約50種類の豊富な具材がきれいに並べられている。
ヤンチャン麻辣湯は、自分で好きな具材を自由に取っていく量り売りスタイルのお店(1gあたり4円/200g~・限定食材や飲料水などは別計算)。
具材に迷ったら、おすすめを全部入れてみるとよいかもしれませんね!

スープは、「オリジナル麻辣湯」or「四川麻辣湯」の2種類から選べます。
「オリジナル麻辣湯」は、15種類のスパイスと漢方を配合し、油控えめであっさりした味わい。さっぱりと食べやすいので、 辛さが苦手な方はこちらを選ぶと安心です。
一方「四川麻辣湯」は、20種類のスパイスを使用した辛党向けのスープ。コクと香りが強く、本場の味を楽しみたい方にはこちらがおすすめですね。
そして辛さは以下の6段階から選べます。
・ピリ辛
・少し辛い
・スタンダード
・辛い
・激辛
・鬼辛(+100円)
私は、「四川麻辣湯」の鬼辛をチョイスしました。食欲がそそる香りで、麺類をすするとむせそうになる麻辣加減でしたが、辛いもの好きの私には見事にハマりました。辛いけどしっかり旨みがあって美味しいんです!
「四川麻辣湯」の鬼辛は、真っ赤なスープ! オリジナルはもっと色が薄い。
個人的におすすめしたい具材は、白くて太いちくわのような「ブンモジャ(粉耗子)」。モチモチとした独特の食感がクセになります。ほかにも、白きくらげやイカフライはスープをよく吸って風味を楽しめるのでぜひお試しを。
約50種類のトッピングの中には私の好きな羊肉やパクチーがあったので、テンションが上がりました! 皆さんもお気に入りを探してみてくださいね。
中国の青島(チンタオ)ビールをお供に。
こちらのお店ではアルコールも楽しめます。青島ビールは苦みが程よくさらっと飲めるので、あぶらっこい料理とも相性バツグン。
赤を基調とした内装で落ち着いた雰囲気。店内はとても清潔感があり、オープンキッチンのスタイルです。調理の様子が見えるので、安心感も。
本格四川の味が楽しめる「ヤンチャン麻辣湯」。スタミナをつけたいときに、ぜひ味わってみてください!
ちなみになかなか店舗に行けない方には、ネットで買える「ヤンチャン麻辣湯の素」もおすすめ。おうちで本格麻辣湯が楽しめるので私も愛用中です♪
ヤンチャン麻辣湯住所:東京都杉並区高円寺北3-33-16営業:11:30~22:00定休:不定休
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