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日本国内のみならずグローバルで販売されているGショックには、ガラパゴス諸島にある国際非営利団体であるチャールズ・ダーウィン財団コラボモデルがある。あえてアナログの文字盤を採用したモデルだ。

中村「ガラパゴス諸島に生息する生き物をテーマにしたモデルで、針にガラパゴスウミイグアナとガラパゴスペンギンをあしらっているんです。文字盤にガラパゴス諸島の地図をレイアウトしたり、豊かな自然への想いをデザインに込めています。鮮やかなカラーや動物モチーフの愛らしさもあり、ご夫婦でペアウォッチにされる方もいらっしゃいます」。

昨年発表された、チャールズ・ダーウィン財団とのコラボモデル「GA-B2100CD-1A4JR」。ベルトには「Apoyo la conservación de Galápagos.(ガラパゴスの保全を支持します。)」のメッセージがプリントされている。

昨年発表された、チャールズ・ダーウィン財団とのコラボモデル「GA-B2100CD-1A4JR」。ベルトには「Apoyo la conservación de Galápagos.(ガラパゴスの保全を支持します。)」のメッセージがプリントされている。


Gショックは、時計そのものの製造においても、よりサステナブルな取り組みを広げ、次世代を見据えたものづくりを進めている。パーツの約90%を占める樹脂には、環境負荷を減らすためバイオマスプラスチックをベースにした素材の採用を広めつつ、ソーラー電池の搭載を増やすほか、パッケージへのリサイクル素材の活用を開始している。
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柳田「時計自体はタフ。ですが、ベスト部分のウレタンが劣化してしまうことがあります。ベルトを交換すれば、時計本体は問題なくお使いいただけるケースが多いんです。商品のライフサイクルとして、ベルト交換によって、それまでと同様の見栄えへと生まれ変わり、またそこから長く愛用いただけたらと考え、レストアサービスを期間限定で実施する取り組みも行いました。こちらもお客様からすごく評判を得ましたね」。



中村「これからもGショックを手に取ってくださった方々の、環境について考えるきっかけになれたらうれしいです」。


優れたデザイン性とタフなシーンにも対応できる時計として、世代を超えてファンを魅了し続けているGショック。環境への思いにも目を向けてもらえればと思う。

古末優一=写真 佐々木彩=取材・文

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