連載:俺のクルマと、アイツのクルマ男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。
【写真21点】「『ハマー H2』に投影された山本“KID”への憧れ。UFC鶴屋選手の愛車をパパラッチ!」の詳細を写真でチェック ◼️59人目
鶴屋 怜(23歳)
2002年6月22日、千葉県柏市生まれ。THE BLACKBELT JAPAN所属。幼少期から柔術とレスリングに親しみ、高校時代にはレスリングの世界大会出場、団体戦で全国優勝を果たす。アマチュアMMAで経験を積み、2021年2月「DEEP 100」でプロデビュー。2023年「ROAD TO UFC」で全勝優勝を果たし、2024年6月「UFC 303」でのデビュー戦では圧巻の勝利。8月22日(金)、ROAD TO UFC シーズン4準決勝のスペシャルセミメインで、ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルとの対戦が決定している。
ハマー H2



ハマーH2は、2002年に発売を開始し、2009年まで発売されていたフルサイズSUV。H2は軍用車由来のH1とは異なり、ゼネラルモーターズが生産していたSUV「シボレー・タホ」がベースだ。安定した乗り心地や快適性で日本でも根強い人気を誇る。
私服スナップの撮影中から存在感を放っていた、ジムの前に停まっていたド派手な黄色いハマー。この車が鶴屋選手のものだと判明し、急遽紹介していただけることに。ありがとうございます!
「はい、これ僕の車です(笑)。このサイズ感、まず見た目からして“強そう”でしょ? 街を走っていても、まずスルーされることはないですね。大きい車って、それだけで“気合い入ってます”ってアピールになる気がして。
特に格闘家って、そういう“存在感”も大事かと。ほんと、つい最近納車されたばかりで、これから“ハマーのある生活”を思いきり楽しもうと思ってるんですよ」。



「洗車も自分の手でやりますね。これだけのサイズなんで、1時間はかかりますけど、それもまた“自分の時間”って感じでけっこう好きです。洗い終わった後に眺めるハマーの姿がたまらない(笑)。“あ〜、今日もイイ感じ”って」。

車両の大きさやカラーだけが、この車の魅力にあらず。実はドアがガルウィング仕様なのである。
「前のオーナーがこの仕様にしていたんです。最初見たときは『え、マジ!?』って(笑)。一度はノーマルに戻そうかと思ったんですけど、だんだんそれが『むしろイイ!』って思えてきました。見た目も派手だし、これが“鶴屋のハマー”っていうアイコンになるなら、それも悪くないし」。
この巨体だ。実際に走るとなると、最初はさすがに緊張したそうだが、慣れれば意外と平気だったとか。視点が高い分、むしろ見渡しがよくて運転はしやすいという。
「都内の狭い路地とかは流石にキツいですけど(笑)。柏くらいの道幅なら全然問題なしっすね!」。
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