
「タグ・ホイヤー」が海洋保全と社会的包摂を目的とした「里海珊瑚プロジェクト」の開始を発表した。
海中での冒険のために設計された「アクアレーサー コレクション」の精神を受け継ぎ、日本における持続可能性と多様性をさらに深めていく狙いだ。
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「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300」59万9500円/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7030

タグ・ホイヤーが有する「アクアレーサー コレクション」は海への情熱を象徴するダイバーズウォッチ。どこまでも深く潜っていきたいと願う人々のために生まれたコレクションだ。極めて高い耐久性と防水性、正確な計時を誇り、過酷な海洋環境でも高いパフォーマンスを発揮する。
そんな時計が活躍する海の環境が、海水温の上昇と汚染によって一変している。特に重要な生態系であるサンゴ礁が、世界中で存続が脅かされているのだ。
そこで立ち上がったのが、「里海珊瑚プロジェクト」だ。生息地を蘇らせて保護し、回復力のある種の研究などを通じ、サンゴを未来の世代へとつないでいくことを目指す。

本プロジェクトは2024年5月、沖縄の遠隔オフィスにある水槽でのサンゴの養殖から始まった。
サンクスラボ株式会社との提携により、障がいを持つ従業員に人工海水を使用したサンゴの陸上養殖を管理する機会を提供。社会的包摂を促進し、従業員のスキル向上と雇用機会の創出を同時に実現した。

1年以上にわたり、チームは沖縄県那覇空港南沖に生息するサンゴのうち常時5〜6種類のサンゴを育成してきたほか、有性生殖による産卵や卵からの育成にも着手している。

また、最新のIoT技術を駆使したモニタリング、水中カメラ、センサーによって、サンゴの健康状態を継続的に観察。これにより海洋酸性化や温暖化といった課題にもかかわらず、サンゴが生存するための最適な条件を確保することが可能となったのだ。

海を愛するタグ・ホイヤーはこれからもこれらの重要な生態系を維持すべく、前へと進んでいく。
[問い合わせ]LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー03-5635-7030