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名車911の第6世代にあたる997型。空冷時代を彷彿させるフォルムを採用し、ヘッドライトは前モデルの996型とは異なる丸形へと回帰した。こちらのグレードはカレラS。通常よりもパワフルなエンジンが搭載される。全長4427×全幅1808×全高1300mm 600万~850万円(編集部調べの中古相場)

名車911の第6世代にあたる997型。空冷時代を彷彿させるフォルムを採用し、ヘッドライトは前モデルの996型とは異なる丸形へと回帰した。こちらのグレードはカレラS。通常よりもパワフルなエンジンが搭載される。全長4427×全幅1808×全高1300mm 600万~850万円(編集部調べの中古相場)


997型のなかでも、後期型のカレラSというグレードにこだわっています。さらに高性能なカレラ4Sやターボになると、後輪を覆うフェンダーが大きく膨らんだり、派手なウイングが付いてしまう。
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カレラSのプレーンな後ろ姿が、ポルシェ911本来の美しさを最も表現しているように僕の目には映ります。

もうひとつこだわりたいのが色で、外装はネイビーかブリティッシュグリーン、マカダミアブラウン。そしてインテリアはベージュという組み合わせに決めています。

毎日のように中古車情報をチェックしていますが、この組み合わせは出るとすぐに売れてしまうんですよね(笑)。
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ポルシェ911は新旧ともに人気が高く注目を集めますが、997型はかなり狙い目。なかでもPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)を搭載した997.2(後期型)は故障が少なく、使い勝手がいい。それに相場もそこそこです。

デザインが好きなら997型のカレラSに乗ってみる、という選択肢もアリだと思います。
藤井隆行●東京を代表するブランド、ノンネイティブのデザイナーで、ファッションからライフスタイルまで一貫したこだわりを持つ。「今年は久々にフジロックに行きます。今から山下達郎さんが楽しみすぎる!」。

OCEANS8月「街角パパラッチ summer」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

竹内一将(Ye)=写真 サトータケシ=文

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