OCEANS

SHARE

advertisement
  1. トップ
  2. ファッション
  3. 100本以上もメガネを所有する大富豪ラムダンも認めた、“鯖江”の職人技

2025.06.19

ファッション

100本以上もメガネを所有する大富豪ラムダンも認めた、“鯖江”の職人技

最初はパリの蚤の市で見つけては買っていたが、今はディーラーがおれの好きそうなメガネを見つけると電話を掛けてくる。見に行って気に入ったら買うというスタイルだ。メガネは毎日掛けている。

最初はパリの蚤の市で見つけては買っていたが、今はディーラーがおれの好きそうなメガネを見つけると電話を掛けてくる。見に行って気に入ったら買うというスタイルだ。メガネは毎日掛けている。

ラムダン・トゥアミの「欲しいものは、だいたい買えるけど。」とは……
▶︎すべての写真を見る メガネはいつからか集めるようになり、気付いた頃には100本以上が手元にあった。
advertisement

何の気なしにアンティークショップで最初の一本を買ったのは覚えているが、それから先は記憶がない。見つけるたびに買い集めていたら、今はこのザマだ。

ただ、俺が買うメガネには明確な縛りがある。1940年代から60年代にフランスで作られたものに限る、というルールだ。

そして材質はほとんどすべてアセテート製。当時のフランスのさまざまな歴史的背景によって、この時代にフランスで作られたフレームは実に見事な出来栄えだ。仕事の的確さと丁寧さ、アセテートのクオリティ、そしてデザイン。どれもが本当に素晴らしい。
advertisement

天然のべっ甲のフレームもいくつか持ってはいるが、脆弱でなかなか実用には適さない。実際に使うことを考えるとアセテートに限る。
2/2

次の記事を読み込んでいます。