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[THE ROW]寡黙な黒が雄弁に語るジャパンデニムのクオリティ



“クワイエットラグジュアリー”なる流行り言葉がもてはやされるはるか以前から、特級の素材と精緻な仕立てによるミニマルなワードローブを貫くザ・ロウ。

すべてはマテリアルありきとする、そんなメゾンが選んだのもまた日本のデニムである。

14万1900円/ザ・ロウ(ザ・ロウ・ジャパン 03-4400-2656)

14万1900円/ザ・ロウ(ザ・ロウ・ジャパン 03-4400-2656)


上質なピマコットンが使われたリラックスフィットの一本は、高級ブランケットに用いられるキメ細かな起毛加工が施され、いっそう柔らかな肌触り&佇まいに。
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ブラックアウトされたデニムの重厚感を和らげ、装飾はおろかパッチやリベットすらも排された寡黙なそれは、静かにして豊かな表情を醸している。


OCEANS 5月「デニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

清水健吾=写真 小林伸崇=スタイリング いくら直幸=文

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