© Yasuaki Kagii
サステナブルなものづくりを続けるアウトドアブランド「コトパクシ」が水中写真家・鍵井靖章とともに「DO GOOD Movement」展を開催する。
映像作品やインスタレーションを通じ、海洋環境の問題と快適な海の未来について問いかける。
【写真25点】「水中写真家と海洋問題を考える『Do Good Movement』展が下北沢にて。仕掛け元はコトパクシ!」の詳細写真をチェック
水中写真家・鍵井靖章●大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国、フリーランスフォトグラファーとして独立。3.11以降、岩手県・宮城県の海を定期的に記録している。『ダンゴウオ -海の底から見た震災と再生-』『unknown』『せかいの海 地球海中景色紀行』他著書多数。第15回アニマ賞(1998)、日本写真協会新人賞(2003)、日経ナショナルジオグラフィック写真賞優秀賞(2013、2015)受賞。「情熱大陸」「クレイジージャーニー」「探偵ナイトスクープ」「関ジャニ∞クロニクルF」などにも出演。https://kagii.jp
コトパクシは、これまでもプロギングをはじめとした街のクリーン活動など、さまざまな形で環境問題にアプローチしてきた。今回開催されるイベントもその取組の一環である。
タッグを組む鍵井靖章さんは、水中写真家として約20年間にわたって世界中の海を撮影。海の生き物が過ごしやすい環境を求め、海洋ごみの問題を提起し続けてきた。
© Yasuaki Kagii
イベント会場では、鍵井さんが収めた美しい水中映像やインスタレーション作品を展示。自然の神秘と環境への想いを共有することで、未来へのムーブメントを生み出す狙いだ。
© Yasuaki Kagii
鍵井さんの映し出す巨大な海洋生物や美しい水中映像は、まるで海の世界に飛び込んだような没入体験を与えてくれるに違いない。
過去のインスタレーション
インスタレーションでは、鍵井さんが捉えた美しい海の映像を、海洋ごみを集めて作られたパネルに投影することで環境問題を可視化。美しい水中世界と海洋ごみの痛ましいコントラストは、海の未来について考えるキッカケとなるはずだ。
過去のインスタレーション
© Yasuaki Kagii
鍵井さんは、TBS「情熱大陸」出演を皮切りに、多数のメディアで海洋ごみ問題を提起し続けている。イベント期間中は、鍵井さんによるトークショーも計5回開かれる予定だ。
さらに、会場に隣接する「reload」のエントランス ホール、同施設内にある「cotopaxi TOKYO」でも、“ブルー”をテーマにインスタレーションとシンクロする展示や店頭ディスプレイが実施される。
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さまざまな体験を通して、“海の今”を伺える貴重な機会。海を守るために、自分に何ができるのか、今一度考えてみたい。
「DO GOOD Movement-写真家・鍵井靖章が映し出す水中世界」期間:4月4日(金)~4月6日(日)
時間:11:00〜20:00
場所:下北沢ADRIFT
住所:東京都世田谷区北沢3-9-23
■鍵井靖章トークショー4月4日(金)14:00~、17:00~
4月5日(土)14:00~、16:00~
4月6日(日)13:00~
■参加者特典来場者には限定ステッカーパックをプレゼント
※なくなり次第終了。 [問い合わせ]アルコインターナショナル06-6563-7346