子煩悩スタイリスト③/高塩崇宏さんの証言
「海外ブランドでありながら日本人にも寄り添ってくれる絶妙配色」

高塩崇宏●2009年の独立以降、雑誌、広告、WEBマガジンなどあらゆるファッションメディアで腕を振るいながら、タレントやアーティストのスタイリングも担当。ゴルフの腕前もピカイチで、キャンプ好きとしても知られる。桔平くん(4歳)
「ここ最近、活発さがいっそう増してきた」という桔平くん。プラレールとトミカに首っ丈で、お気に入りの場所は近所の公園。贔屓にしている遊具は滑り台だ。
そんなわんぱくを優しく受け止めるのはZARAのスウェット。
今回はZARAのキャップとニューバランスのスニーカーでスポーティに仕上げつつ、ラルフ ローレンのストライプシャツでちょっぴり背伸び感も演出している。

ZARAの子供服とはこれまで仕事上のお付き合いだったという高塩さん。そのときにも好印象を抱いていたという。
「仕事では企画やビジュアル優先なところもあるので、考え方や選び方としては大人の感覚に近くなる。その点、ZARAのキッズ服は選びやすい印象がありました。
着用するお子さんがだいたい海外出身というのも影響しているかもしれませんが」。
それもあって、我が子にはどうかと危惧する部分もあったがそれも杞憂に終わる。
「子供服に多い原色系は、純和風の息子の顔だとミスマッチを起こしやすい。でも、ZARAキッズの服はヴィンテージのようなマイルドな色みが多くて、自然に寄り添ってくれます」。
さらに、「細かい部分まですごく気が利いている」という意見は奥様とも一致している。それを一番実感するのがスウェットシャツだ。

「たとえばロゴのフォント。たしかに子供に響く、キッズ服らしいフォントってありますよね。それをカレッジ風にするだけでも違って見えるもの。そのニュアンスをよく分かっているなと感心させられます。
シルエットの優しさも活発な子にはうれしいですよね」。
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まだまだ手の掛かるお年頃。ゆえにラフさや動きやすさといった実用面に重きをおいたアイテム選びは致し方ない。
とはいえ、せっかくなら素敵な服を着させてあげたい親心もよく分かる。そんなとき、ファッションのプロたちも信頼を寄せるZARAキッズは妙案なり得るはずだ。