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トレーニング後の筋肉リカバリーにも最適!食材次第で相乗効果も

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――ダイエットや身体作りに効果的なラム肉の食べ方のコツを教えてください!

まず摂取量の目安ですが、1日150〜200g程度としてください。ラム肉は高タンパクで健康に良いですが、摂りすぎると脂質が過剰になり、カロリーオーバーとなってしまう可能性があります。

特に、肩ロースやラムチョップなど脂肪分が多い部位を食べすぎると、逆にダイエットに支障をきたすことも。適切な摂取量(減量中は150g、筋トレ中は200g)を守り、脂身の少ないもも肉や肩肉などのヘルシーな部位を選ぶと良いでしょう。

――食べるタイミングはいつがおすすめですか?
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トレーニング後30〜60分以内に摂るか、夕食で摂るのがベストです。これにより筋肉合成を促進し、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。また、炭水化物(玄米・オートミールなど)と一緒に摂ると筋肉の回復が早まるのでおすすめです。

ただしラム肉は消化に時間がかかるため、寝る直前や、朝食で摂るのは避けたほうが良いでしょう。L-カルニチンはサプリメントでも摂取できるので、その場合も同じタイミングを意識すると良いかと思います。

――ラム肉と一緒に食べると良い食材はありますか?

L-カルニチンとの相乗効果で脂肪燃焼UPに期待できるのが、スパイス類(クミン、シナモン、チリ、ブラックペッパーなど)です。これらは血流を促進し、代謝を高める効果があります。ラム肉特有の癖をカバーしてくれるのもポイントです。

また、ラム肉だけでは足りないビタミンやミネラル類を補うため野菜やきのこ類と組み合わせたり、ラム肉の動物性タンパク質+植物性タンパク質(豆腐など)との組み合わせが良いとされています。

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◆鶴さんおすすめの食べ方

①薄切りしゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶすることで余分な脂分を落としながらヘルシーに食べられる! 野菜やきのこ、大豆製品などと自由自在に組み合わせができるので、栄養バランスアップにも効果的。酢やレモンは脂肪の分解をサポートし、消化を促してくれるので、ぽん酢などのつけダレで食べるのもおすすめ。

②薬膳鍋、火鍋
ラム肉のにおいが気になる場合は、薬膳鍋や火鍋スープで食べるのもよい。薬膳やスパイスがたくさん入った鍋とラム肉の相性は抜群!

③ラムグリーンカレー
スパイスが効いたカレーはラム肉と絶妙に合う! ラム肉は塩・こしょうをふり、ヨーグルトをもみ込んで10分ほど漬けておくと、臭みが抜けて旨みがアップ。フライパンに油を熱し、クミンシードを入れて香りが立つまで炒めたら、みじん切りにした玉ねぎを飴色になるまで炒め、にんにくを好みで加える。下ごしらえしたラム肉を加えて焼き色がつくまで炒めたら、グリーンカレーペーストを加えて香りを立たせ、水を加えて中火で15〜20分煮込んで完成!
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