激レアの“ジョウンド”も気にせず履き倒す
こがけん 私は基本的にトレンドを追いかけないので、自分の靴にプレミアムが付くとことはまずありません。
でもこれはみなさんご存じかと思いますが……“ジョウンド”(ジョウンド×ニューバランス「2002R ゴアテックス」)です。履き過ぎてここ(両足側面)が削れちゃってます。
平 これを履いてサッカーとかスケボーをやってるワケじゃないですよね。
こがけん 歩き方なんでしょうね。でも、それほど履いてるんですよ。マニアの方からすれば「“ジョウンド”をそんなに履くんじゃないよ」という話かもしれませんが。
ゴアなので雨に強いですし、単純に素材としても強度が高いんですよ。それからこの色。ダークグレーと黒の組み合わせって、実はほとんどないですよね。
小島 ありそうでないですね。
平 黒とも全然表情が違う。
こがけん 一見地味な組み合わせなんですけど、すごく存在感がある。
小島 ちなみにこがけんさん、この“ジョウンド”は何点ですか。
平 「1906L」が100点ですから、どうなるか。台本にない質問(笑)。
こがけん もともと台本なんてないじゃないですか。1本目(の収録)なんて1時間以上しゃべってるんですから(笑)。
で、この“ジョウンド”は……98点ですね。100点を付けたかったのですが、「1906L」の出来が良すぎる。「1906L」はチャレンジングなぶん、芸術点が高いんですよ。
もちろん“ジョウンド”のベースである「2002R」も、ものすごくレベルの高いスニーカー。特に履き心地が素晴らしい。誰にでも好まれる履き心地です。
このモデルに関しては普通に手に入ったんですが、黒とグリーンの色違いは、プレ値(プレミアム価格)で買っちゃいました(苦笑)。
平 それくらい好きということですね(笑)。
こがけん そしてこの“ジョウンド”が素晴らしいのは、ヴィンテージの服にも馴染むってこと。
ニューバランスのディレクターを務めている、エメ レオン ドレのテディ・サンティスも、この配色はやらなかったですから。ある意味盲点を突くような、クラシカルな感じがいい。すごく気に入ってます。
3/4