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停電の中で味わう、貴重な米とフィリピン家庭料理

この日の晩ご飯は、宿で働いているジェフさんによるフィリピン料理とバダットでとれたお米。世界遺産といえどもレストランはほとんどなく、旅行者は数少ないホテルの中で現地のご飯を食べることになります。
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醤油や酢で味付けされた煮込み料理のアドボ。鶏肉が崩れるくらい煮込まれていた。

醤油や酢で味付けされた煮込み料理のアドボ。鶏肉が崩れるくらい煮込まれていた。


でてきた食事は、現地のブラウンライス、プチプチの食感が楽しめる玄米にフィリピンの代表的な家庭料理、「アドボ」と野菜のスープ。

アドボは鶏もも肉と野菜の煮込みのことで、醤油と酢で味付けされています。スペイン語で「アドボ=マリネする」からきているらしく、お酢に漬け込まれた鶏肉がホロホロ。ローリエの香りや肉の旨みが野菜にも染みていて美味しいです。

アドボは濃い目の味付けなこともあって、ご飯が進みます。
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頻繁に停電し、暗闇で食べるご飯。おかずは右のアドボと左にウリとキャベツのコンソメスープ。

頻繁に停電し、暗闇でご飯を食べることも。おかずはアドボ[右]とウリとキャベツのコンソメスープ[左]。


ご飯には玄米だけでなく黒米などの古代米も混ざっていましたが、複数のお米が混ざっている謎は、翌日答え合わせとなりました。

まさか初日からバダットのお米を食べられるなんて……はるばる秘境にやってきた幸せを噛み締めながら味わいました。

山中ゆえに頻繁に停電するこのエリア。食後は真っ暗の中、冷水シャワーをサッと浴び早めに就寝。
3/5

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