そのうえ、オリジナルのスカウトが活躍していた60年〜70年代と比べたら道路環境は相当良くなっているのに、「スカウトの車は、常に役立つ相棒でなくてはならない」と、悪路走破性がかなり高い。
最低地上高は1フィート(約305mm)以上だから、たいていの石ころはわけもなくまたげる。川だって3フィート(約914mm)の水深までなら渡れるし、ランクル250に備えられているようなフロントスタビライザーディスコネクト(ロックしておけば高速道路等で車が安定し、ロックを解除すれば悪路が走破しやすくなる)機能まで備えられるという。
SUVタイプのスカウト・トラベラー。トラックのスカウト・テラ同様、水平にデザインされたデイタイムランプとフォグランプが備わる。
詳細なサイズはまだ発表されていないが、トラックのベッド(荷台)サイズが5.5フィートというから、トヨタ「タコマ」くらいだと思われる。
電動シェード付きのガラスルーフが用意されている。
サウスカロライナ州で生産される時期は2027年が予定され、4000人以上の雇用を産むと同社(とフォルクスワーゲン)はアピール。
価格はいずれも6万ドル(約900万円)未満になりそうだとか。
スカウト・トラベラーのバックドアは上下分割式。
2021年に米大統領が、2030年までに新車の50%以上を電気自動車や燃料電池車にする大統領令を発令したが、新政権では果たして?
フォルクスワーゲンさん、もしも「アメリカで売りにくくなっちゃったなぁ」なんて場合、日本はいかが? 手ぐすね引いて待ちわびている人がたくさんいそうですよ。