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2024.11.26

おっさんが若返る車!すべてが一級品の万能SUV「レンジローバー スポーツ」を識者3名が解説

エンジンは3リッターのディーゼルとガソリン、そしてPHEVの3種類から選択できる。25年モデルは基本的なスペックを踏襲しつつも、エクステリアをダークトーンで統一させた「ステルスパック」という新たなオプションが導入された(PHEVモデルは除く)。全長4946×全幅2209×全高1820mm 1221万円〜。

エンジンは3リッターのディーゼルとガソリン、そしてPHEVの3種類から選択できる。25年モデルは基本的なスペックを踏襲しつつも、エクステリアをダークトーンで統一させた「ステルスパック」という新たなオプションが導入された(PHEVモデルは除く)。全長4946×全幅2209×全高1820mm 1221万円〜。


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3人の識者が語る、話題の車のあるライフスタイル。53回目を迎えた今回が最終回!

ラストはパワフルな走破性と直感的なドライビングレスポンスを兼ね備えた、2022年発表のレンジローバー スポーツ第3世代をフィーチャー。

見た目にも機能にも妥協できない男たちは、運命の車と出会うことはできるのか?

オフロードの快適性を追求

プレミアムSUVの先駆けとして半世紀以上の歴史を持つレンジローバーの弟分、レンジローバー スポーツ。
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巷では“レンスポ”などと呼ばれていますが(Google検索でも通じます)、現行モデルは3代目にあたり、こちらも初代から数えればほぼ20年の歴史を紡いでいます。

その間、偉大な兄貴分を横目に一貫して追求してきたのは、オンロードでの快適性。他銘柄とは一線を画するオフロード性能を維持しながら、どこまで平時のドライバビリティを高めることができるのか。

さながら100m走もできるトレッキングシューズのような多様性が求められてきました。

さらに現行型は全グレードでPHEV化、つまり電動化を果たすなど、環境面にも配慮されています。

とあらば、乗り味はスカスカになるのでは?と思いきや、さにあらず。

ベーシックなディーゼルモデルでも0〜100km/hの加速は6秒台と快活な走りを見せてくれますし、100km超えのBEV走行が可能なPHEVモデルは数多のスポーツカーがたじろぐほどの動力性能を備えています。

レンジローバー譲りのミニマリズムから放たれる気品と、このパフォーマンスとのコントラストが、レンスポの魅力の根源といえるでしょう。

自動車ライター
渡辺敏史

出版社で自動車/バイク雑誌の編集に携わったあと、独立。自動車誌での執筆量が非常に多いジャーナリストのひとり。車の評価基準は、市井の人の暮らしにとって、いいものかどうか。
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元気が出る車!?

少し前、レンジローバーとレンジローバー スポーツを同時に乗り比べる機会があった。

まずは文句なしの名車レンジローバーから。ふんわりとズッシリが両立した魔法のような乗り心地と、リッチで滑らかでスイートな、超濃厚ソフトクリームのような加速感に、身体がとろけそうになる。

もうレンジだけでええやん、スポーツとかいらんし、と思いながらレンスポに乗り換える。

タイトで引き締まった乗り心地、グッと硬派なハンドルの手応え、そしていかにも運動神経が良さそうなきれいなコーナリングフォーム。
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いい車ではあるけれど、レンジのように自分が高貴で優雅な人間になったと錯覚させるような魔力はない。

どっちかもらえるとしたら、絶対にレンジだな──。そう思いながらレンスポで走り続けると、アクセルを踏むごとに、ハンドルを切るたびに、自分の中で眠っていた何かが目覚め、どんどん活力が増し、体温が上がる(ような気がした)。この表現はあまり使いたくないけれど、若返る。

結論。おっさんこそレンスポだ。ボーっとしていても力が漲る若い衆ならレンジもいいけれど、この年になると無理やりにでも身体を動かさないと輝かない。こういう刺激があると、元気が出るぜ!

モータージャーナリスト
サトータケシ
フリーランスのライター/エディター。「OCEANSで見たよ〜」と声をかけてくれる友人、知人が多く、この雑誌で書く機会をいただいたことに感謝しています。長らくご愛読いただき、誠にありがとうございました。

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