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2024.09.24

ホンダ「フリード」がリニューアル!日本のライフスタイルに根ざした“ファミリーカーの神髄”

「フリード e:HEV クロスター」全長4310×全幅1720×全高1755mm(FFの場合。4WDは全高1780mm) 316万2500円〜。

「フリード e:HEV クロスター」全長4310×全幅1720×全高1755mm(FFの場合。4WDは全高1780mm)316万2500円〜。


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居住性と取り回しの良さで人気を博す、ホンダのファミリーカーが今年フルリニューアル!

いちばんの目玉は発電用と駆動用のふたつのモーターを持つハイブリッドシステム、e:HEVを搭載したこと。

さらにクロスターはアクティブなライフスタイルに寄り添う力強いデザインを採用し、駆動方式はFFと4WD、シートは2列5人乗りと3列6人乗りが選択できる。

さて、識者3名のご意見やいかに。

着実に進化した日本流

スライドドアの背高ワゴンというフリードのような車種は、日本の生活事情を徹底的に探求しながらコツコツと進化してきました。

同様のモデルとしてはN-BOXやステップワゴンがありますが、フリードは日本のどこでも困らないコンパクトなサイズにして大人6人でもきちんと乗れるパッケージが出色となっていて、ホンダの国内販売をガッチリ支えています。

8年ぶりの完全刷新となった新型フリードのトピックは大きくふたつあります。ひとつはハイブリッドシステムが現在のホンダの主力であるe:HEVに置き換わったこと。

もうひとつは積載性を重視した2列シート5人乗りのフリード+が、SUVライクなクロスターに置き換えられたことです。

e:HEVは主に発電のためにエンジンを回しつつ、運転感覚は限りなくBEVに近いのが特徴です。

主に街中では高い静粛性や力強く滑らかな加速感が8年ぶんの進化をきっちり感じさせてくれます。積んだり、乗せたりという点については痒いところに手が届く使い勝手の良さ。

例えば車椅子の方でも楽に乗れるよう考えられた特装アイテムも揃えられるなど、日本のライフスタイルに根ざした“ファミリーカーの神髄”を見る思いです。

自動車ライター
渡辺敏史

出版社で自動車/バイク雑誌の編集に携わったあと、独立。自動車誌での執筆量が非常に多いジャーナリストのひとり。車の評価基準は、市井の人の暮らしにとって、いいものかどうか。



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